2026.1.23(金) 寒気凜冽
日光MGの会場である鬼怒川温泉の旅館「一心舘」にはコンピュータを持ち込み、上澤梅太郎商店が運営する朝食の専門店「汁飯香の店 隠居うわさわ」の、ぐるなびを経由してのご予約を承っていた。しかしMGと夜の交流会に体力を使い、毎日の日記を書くまでには至らなかった。
普段は、おとといの日記が書けていないと焦燥する。しかし今朝は、さきおとといの日記さえ途中で止まっている。それを先ずは完成させて「公開」ボタンをクリックする。
今朝は販売係のカトーユキさんが、開店の8時30分に合わせて来てくれたから、開店作業は楽だった。その直後の、いまだ8時35分に金融機関から電話が入って、いささか驚く。10時には社会保険労務士オカザワセキヤさんの、月に一度の訪問を受ける。僕はかねてより準備しておいた保険の資料をご覧に入れて、加入の是非について相談をする。決めるのは当方。最終の意思決定は、来月の半ばになるだろう。
家内は「汁飯香の店 隠居うわさわ」の営業に備えて、金曜日は朝から買い出し、そして仕込みを始める。しかし今日は普段より遅れて、隠居には昼ごろに入った。その家内が、社員が帰宅をする18時を過ぎても戻らないため、電話を入れ、更には迎えに行くことにする。
日の落ちた国道121号線は寒気凜冽。不凍栓は、地面に膝をついて閉める。関東地方の気温がもっとも低くなるのは1月の下旬。次に寒いのは2月の上旬。「それさえ過ぎてくれれば」と考える。
朝飯 キャベツのソテーとスクランブルドエッグ、鮭の昆布巻、いぶりがっこ、なめこのたまり炊、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、メシ、大根と人参と若布の味噌汁
昼飯 にゅうめん
晩飯 揚げ湯波と豚薄切り肉と白菜と椎茸と芹の鍋、白菜漬け、いぶりがっこ、麦焼酎「麦っちょ」(お湯割り)
2026.1.22(木) 第47回日光MG(2日目)
MGの二日目は講義から、と考えていたものの、ニシジュンイチロー先生には、いきなり第4期のゲーム開始を伝えられた。A卓の左隣は福島県白河市から参加のオガタケンさん、右隣はきのうの第1期におなじ卓にいたウエノジュンイチさん。そのふたりが僕の資金繰り表を交互に覗き込んで「無借金ですか、すごいですね」と感心をするものの、実情としては、第3期の期初にボンヤリしていて長期借り入れをし忘れただけのことだ。
借金をしないまま利益を積み上げ続けたため、今期初は318円と、資本金より大きな借り入れ可能枠ができている。さて、どうするか。すこし考えてアタッチメント付きの小型機械を売り、大型機械に買い換えることを決めた。在庫は11個があるから、序盤には余裕がある。
その第4期では更に経常利益を上げて、自己資本は342円に増えた。しかし売上金額では参加者中の上位6名には入れず、第5期はB卓に落ちることとなった。
将棋における棋譜が、MGでは資金繰り表になる。期初には1台でやり繰りをしようと考えていた無災害倉庫が在庫の増大と共に不足をして、11行目でもう1台を買い増している。明らかに初動の判断ミスである。「研修開発失敗」のリスクカードを引いて、次の行でふたたび買い戻している。期末まで残り3行のところまできて「縁故採用」のリスクカードを引く。その無駄と思われる人員を営業所に配置して、安値でもいちどに9個の商品を売る。その一手により、ひとり分、1年分の人件費と本社経費を取り戻した上に、利益も得る。
「戦い済んで日が暮れて」と安堵をしながら決算書に向かっても、売上原価の計算を間違え手こずった第3期に続いて、また計算が合わない。ニシヨシエ先生に助けていただいて、期末の給与計算に誤りのあることを指摘される。計算はそれでも合わない。別の部分の転記ミスは、自分で見つけた。35年間もMGを続けながら、まだまだ、である。
自己資本の多寡によって人間の軽重を計る考えは、MGには無い。しかし自己資本を高みに持っていくには、未来予測力、観察力、意思決定の速度の高さ、正確性などが必要になる。
今回の最優秀経営者賞は、修善寺から参加のタケシトーセーさんが第5期到達自己資本467円で、2位の優秀経営者賞は宇都宮から参加のウエノジュンイチさんが459円で、3位は地元から参加のヌマオアキヒロさんが443円で、もうひとつの優秀経営者賞を獲得した。いずれも僅差の激戦だった。
さて今週は今年に入って最大の寒波が襲来して、MG会場のある鬼怒川温泉には雪が積もった。遠方から集まってくださり、社員には刺激や学びを与えてくださる外部参加の方々には、無事にお帰りをいただく必要がある。そのうちニシ先生ご夫妻は家内が鬼怒川温泉駅へ、秋田市から参加のショージクミコさんは長男がJR今市駅へ、2時間ほど余裕のある三名様は僕が市内のファミリーレストランにご案内して、歓談をする。ここに家内や長男、仕事や雪のため後泊をする二名様、また地元のイトーヒロミさんやヌマオアキヒロさんも次々と来て、しばらくはお茶を飲む。
前述の三名様を下今市駅でお見送りをして以降は、地元組と後泊組が、今度は居酒屋にふたたび集まって、数時間の交流をする。
これにて1月の山は、ひとまず越えた。しかし大小の山は、次々と現れる。健康に留意をしながら、それらのひとつひとつを乗り越えていくつもりである。
「一心舘」の朝のお膳あれや、これや、それや、他あれこれ
「一心舘」のカレーライス、らっきょうのたまり漬
「陶」のあれや、これや、それや、他あれこれ、麦焼酎「二階堂」(お湯割り)
2026.1.21(水) 第47回日光MG(1日目)
マネジメントゲームの開発者であるニシジュンイチロー先生ご夫妻を東京からお招きし、そこに今回は日本全国から15名の方々、また上澤梅太郎商店の23名を加えた人員にて、9時30分より第47回日光MGが始められる。
マジメントゲーム略してMGとは、参加者ひとりひとりが自分の会社を持ち、二日間に5期分の経営を盤上に展開する研修である。初日は、そのMGがどのようなものであるかの講義に続いて、第1期を用いてのルール説明から決算までを習う。ここで初心者はその一から十までを必死に覚えようとしても、覚えられるものではない。経験のある者も「自分は既にして知っている」とは考えず、心を静かにしておさらいをする。そして午後より、いよいよ第2期のゲームが幕を切る。
僕は1991年からMGを続けながら、ゲーム運びは異常に下手だ。「オレはバカなのではないか」と、いつも思う、だから6名がひとつの市場を形成してしのぎを削るゲームの前には、いつも「窮鼠」のような気分でいる。
その第2期の序盤において、宇都宮市から参加のウエノジュンイチさんは、初手から研究開発チップを3枚たて続けに購入するという、僕からすれば坂田三吉の端歩突きとも思える奇手を繰り出した。とすれば、ここから同じような形で追随しても、尻すぼみは必至だ。よって少なくとも第2期では販売能力の優位性を以て生き残るすべを考える。それが功を奏したか、ゲームの異常に下手な僕としては望外の、10円の経常利益を得た。
MGは、バランスのゲームだ。売上げを上げても他に手薄の部分があれば、後々苦労をする。だから特に2期や3期ではそれほど売上げを上げず、会社の体制を整えることに注力をした方が良いこともある。しかし僕は第2期で結構な売上げを計上し、第3期には早くも激戦のA卓に上がることになった。
時刻は15時を過ぎている。ふと会場を見まわすと、幾人かのパートタイマーが帰宅をしたため、F卓が4名のみになっている。よって僕は志願をして、そのF卓に降りて第3期のゲームに臨む。戦術としては、第2期のそれに、製造能力の優位性を加えた。その形を以て、F卓の、いささかおっとりした人たちの中で売り買いをするうち、今度は43円の経常利益を上げて、自己資本は第1期初の300円から318円に増えた。また売上金額の高さから、第4期にはふたたびA卓へ上がることとなった。
ここで初日のゲームは終了。夕食後の第4期の経営計画は、第3期の形をそのまま発展させることとした。
20時30分からは場所を交流会場に移して、宿泊の方々と歓談を交わす。そして頃合いを見計らって大浴場へ行き、部屋に戻って即、就寝する。
朝飯 「一心舘」の朝のお膳あれや、これや、それや、他あれこれ
昼飯 「一心舘」のカツ煮膳
晩飯 「一心舘」の夜のお膳
2026.1.20(火) 今日も鬼怒川
きのう事務局のテヅカさんが見せてくれた朝食券には、7時の開場時間があった。現在時刻は、その7時を回っている。外は既にして明るいはずだが、窓のカーテンは、きのう宴会前に僕が閉めたままだから、部屋の中は真っ暗だ。それから20分ほどして、宿の浴衣を普段着に着替える。やがて人の動く気配がしたため「もう7時半です」と、声をかける。
渓谷の朝は、間近に見える急峻な低山の、頂上にちかいあたりだけが朝日に照らされている。空は晴れて、いかにも寒そうだ。朝食の会場には、8時ちかくに降りた。そして会社には9時すぎに戻る。
今日は10時30分に来客が予定されている。その前に銀行へ行き、一週間ほど前に自治会長から伝えられていた、町内の口座への、日光市からの入金を確認する。ついでに会社の小口現金、また個人の現金を少しばかり引き落とす。町内の口座への入金については、帰社して即、専用の金銭出納帳に入力し、4月に予定されている総会で報告することを、自治会長にLINEで知らせておく。
今日の売上げ現金とキャッシュレジスターの数字の照合は金曜日に行うこととして、18時の閉店後は、あらかじめ整えておいた荷物をホンダフィットに載せ、またまた鬼怒川温泉へと向かう。
朝飯 「鬼怒川温泉ホテル」の朝のブッフェ
昼飯 にゅうめん
晩飯 「一心舘」のあれや、これや、それや、他あれこれ、日本酒(燗)
2026.1.19(月) 初場所
今月13日の日記に書いた、高島屋日本橋店で開かれる「冬の味覚市」のご案内のためのタックシールを印刷する。「印刷する」などと偉そうに書いても、当方はコンピュータからプリンターに指令を飛ばすだけで、後のことはすべて、事務係のツブクユキさんとサイトーハヅキさんがしてくれた。ハガキは、今週の後半にも投函をされるだろう。
さて今年の新年会はこれまで自社、瀧尾神社の責任役員、町内と、三回を数えた。そして今日は多分、最後となるだろう、栃木県味噌工業協同組合のそれが開かれる。昨年末より知らされていた集合時間は16時30分だったものの、今日になって事務局から電話があり、全員が揃うのは17時から17時30分になるという。よって僕も当初の16時の出発を遅らせて、16時27分にホンダフィットの運転席に着く。
日光市今市の中心部から15キロメートルを北上した鬼怒川温泉には、30分もかからず到着した。そして指定されたホテルの部屋にひとり入り、普段は仕事中のため見られない大相撲を、テレビにて観戦する。安青錦は熱戦の末に勝ち、ふたりの横綱はそろってあっけなく土俵を割った。豊昇龍はさておき、大の里は、どこか具合が悪いのではないか。
宴会の料理は美味く、話も弾んで楽しかった。それがお開きになったところで大風呂につかり、部屋へ戻って即、就寝する。
朝飯 メシ、なめこのたまり炊、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、メシ、大根と玉葱とトマトとピーマンとウインナーソーセージの味噌汁
昼飯 にゅうめん
晩飯 「鬼怒川温泉ホテル」の其の一、其の二、其の三、其の四、其の五、其の六、其の七、其の八、日本酒(燗)
2026.1.18(日) 水神祭
東京のもっとも寒さの厳しい時期について、朝のテレビの天気予報が伝えていた。これまでの統計によれば、それは1月下旬とのことだった。次に寒い時期は2月の上旬で、そこからは徐々に、気温が上がってくるらしい。今年も例年のとおりになれば、関東地方はこれから三週間で厳冬期を抜け出すことになる。嬉しい知らせである。寒さが嫌いというよりも、シャツ一枚で出歩ける季節が待ち遠しいのだ。
ところで今日は、六十干支でいえば「みずのえ」で「水」が付く。そういう次第にて、今年は古賀志の日吉神社より宮司を招き、9時より水神祭を催す。上澤梅太郎商店に残る水神祭のもっとも古い記録は、第二次世界大戦直前と思われるころの、直会の写真だ。水神の碑はそれ以前からあったはずだから、このお祭は少なく見積もっても100年以上は続いているものと思われる。
10時前には地元のカブスカウトの一行を迎えて、蔵見学に応じる。前半の説明は隠居の庭で長男が、後半の蔵の案内は、僕がさせていただいた。今日の体験を通じて、彼らの興味や知識の範囲が幾分かでも広がってくれれば有り難い。
12時30分から13時30分までの1時間は、事務室から店に移動をして、販売の補助をする。昼食を済ませて後は道の駅「日光街道ニコニコ本陣」へ赴き、明日に納めるべき品を決める。
朝飯 めんたいこ、納豆、揚げ玉、白菜と糸昆布の塩漬け、なめこのたまり炊、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬のお茶漬け
昼飯 にゅうめん
晩飯 ウフマヨネーズ、パン、豚肉と二種のキノコのトマト煮、飲みさしの白ワインと赤ワイン、エクレア、Old Parr(生)
2026.1.17(土) 新しい蛇口
6時になりかかろうとするころ家内と外へ出て、隠居への道を往く。「汁飯香の店 隠居うわさわ」の今日のお客様は、午前がふた組に、午後は満席。午前の空席も、いずれ埋まってしまうことだろう。
隠居の不凍栓を開き、母屋四階の食堂へ戻ったところで、東の空の紅みを帯びてきたことに気づく。その紅さは、5分もすれば白茶けてしまう。文章は書けていても、その最上部に置く画像が無いから日記を公開できない、ということが、僕にはしばしばある。よって「すわ」と席を立ち、カメラとして使っているiPhoneを握り、屋上へ上がる。今朝の東の空の色は、すこし薄く感じた。
晴れた日の開店時にいささか慌てるのは、きのうの閉店後に掃除をしたはずの床に、朝日に照らさて砂粒の目立つことだ。砂粒は、箒とちり取りでは除きづらく、掃除機では吸い込みづらい。結局は水モップを使うことになる。そのモップに水を含ませるための外の蛇口は昨秋に修理を受けて、格段に使いやすくなった。
長男は、来週の水曜日と木曜日の二日間にわたって行われる日光MGの、事務局としての仕事に余念が無い。それをひとまず終えて夕刻に至ると、今度は明朝に催される水神祭の準備に取りかかった。僕はそれに必要なもののうち、ロウソク立てとロウソク、そしてマッチのみを製造現場に運んだ。
今日の夕刻は、きのうのおなじころより明らかに気温が低い。明日のお客様の出足は、期待できるだろうか。
朝飯 レタスとウインナーソーセージのソテー、生玉子、納豆、なめこのたまり炊、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、メシ、大根と牛蒡の味噌汁
昼飯 にゅうめん
晩飯 トマトとベビーリーフとモッツァレラチーズのサラダ、パン、鶏と玉葱とマッシュルームのクリーム煮、Chablis Billaud Simon 2018、プリン、Old Parr(生)
2026.1.16(金) 朝がえり
「衆議院議員総選挙において、驚天動地の怪現象の起きていることを知ったのは、きのうの夜のことだ」と、2017年9月28日の日記に書いた。それとおなじ、僕の理解を超えることが、きのう日本の政界に起きた。衆議院はいまだ解散されていないものの、予想される公示日を10日後に控えての、新しい政党の出現である。「政界は一寸先が闇」と言われている。「火事は最初の1分、選挙は最後の1分」とも言われている。来月8日の投開票が予想されている選挙の結果は、果たしてどのようなものになるだろう。
春日部から8時4分発の下り特急に乗り、9時30分に会社に戻る。戻っても、着替えや荷物整理があり、また事務机の上には、出かけた火曜日の午前から今朝までの覚え書きなどが重なっているため、すぐに普段の仕事に戻れる、というわけにはいかない。
17時よりひとりで店に立つ。17時30分の閉店時間がすぎれば、掃除のために入口を開け放つ。寒さはそれほど感じない。店のシャッターは、18時になったところで降ろす。そしてコンピュータに予約サイトを開き、3月に1泊だけするバンコクのホテルをようやく決める。
朝飯 「東横INN春日部駅西口」の朝のブッフェ
昼飯 にゅうめん
晩飯 あんあけ焼きそば、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、麦焼酎「麦っちょ」(お湯割り)、杏仁豆腐、Old Parr(生)
2026.1.15(木) 伊豆治療紀行(41回目の2日目)
指定された時間は8時30分だから、温泉旅館に泊まっていても、のんびりはしていられない。伊東の温泉街から整体院までは、クルマで20分はかかる。旅館の駐車場は、8時すぎに出た。
電子ペンによる治療は、きのうより軽く済んだ。伊東駅前にレンタカーを戻すと時刻は10時30分。伊東駅10:57発の上りに乗って、新橋には12時34分に着く。早く帰るという家内とは、新幹線の車内で別れた。
駅前の大衆床屋で、およそ5週間ぶりに散髪をする。以降は昼食を摂ったり調べものをするなどして、夕刻に北千住に至る。いまだ空も明るければ、カウンター活動も早めに始め、18:33発の下り特急に乗る。その、リバティけごん43号には、走り出していくらもしないうちに、杉戸高野台での人身事故により春日部で止まり、以降は回送される旨のアナウンスがあった。
僕が驚いたのは、乗客の誰からも、悲憤慷慨の声が漏れなかったことだ。列車が春日部に着くと、乗客のすべては唯々諾々と席を立ち、プラットフォームに出た。
「さて、どうしようか」と考えている僕のちかくの女の人が、すぐ側にいた駅員に、ここからの経路について訊いた。駅員はおなじプラットフォームの向かい側にすべり込んできた18:59発の久喜行きの急行を指し、久喜で乗り換えてJR宇都宮に出られると答えた。
目の前の急行は150パーセントの乗車率だったから、久喜までは立ったままの可能性が高い。現在の時刻は学生や勤め人の帰宅に重なっている。よって久喜からJR宇都宮のあいだも、座れない時間は長そうだ。久喜での乗り換えには、どれほどかかるだろう。夏ならプラットフォームのベンチで時間をやり過ごすこともできる。しかし今は厳冬期である。
早々に戦意を喪失して、スマートフォンのGoogleに「春日部 ホテル」と入れてみる。すると、それほど遠くないところにまともな空室のあることが分かった。よって即、これを予約する。
西口の改札口で下今市までの特急券を見せると、駅員はすぐさま1,450円を現金で返してくれた。株主優待による乗車券には、明日もまた使えることを確約する判を捺してくれた。
ホテルには、西口から5分ほどで着いた。「やれやれ」である。そして風呂に入って冷たいお茶を飲み、20時前に寝に就く。
朝飯 「めんたいパーク」の「たらこ昆布おむすび」
昼飯 「小諸蕎麦」のたぬきそば
晩飯 「加賀屋北千住店」のあれや、これや、それや、他あれこれ、チューハイ、日本酒(燗)
2026.1.14(水) 伊豆治療紀行(41回目の1日目)
人は、柔らかく生まれてきて、固くなって死ぬという。生まれたばかりの赤ん坊は、確かに、ゼライスのように柔らかい。
伊豆の整体院での治療は、ひと月に一度は受けたいと考えているものの、昨年は10月なかばの二日間を最後として、以降は都合がつかず、三ヶ月も間が空いてしまった。整体の先生が皮膚に押しつける電子ペンは9,000ボルトを発し、患部の状態が悪いほど痛い。昨秋の治療は、からだの各部の調子が良かったらしく、痛みはほとんど感じなかった。しかし今回は怖い。からだのあちらこちらが、過分に固くなっているのではないか。
上澤梅太郎商店が運営する朝食の専門店「汁飯香の店 隠居うわさわ」は毎週、土日月の三日間の営業である。しかし今日は臨時のお客様があって、家内は出かけることができない。そういう次第にて、僕ひとりで下今市10:53発の上り特急に乗る。北千住、東京、熱海と鉄道を乗り換えて、伊東には14時51分に着いた。
駅前に予約しておいたレンタカーの運転席に乗り込み、先ずは素泊まりで予約をしてある旅館へ行く。そして部屋でしばらく寛いでから、ふたたびレンタカーに乗る。
「伊豆痛みの専門整体院」では、先ずは治療台にうつぶせにさせられる。そして先生は足首、ふくらはぎ、膝の両側を触っていく。「いいですね」と言われて、すこし安心をする。首の両側を押されて「大丈夫」と言われて、先ほどより安心をする。電子ペンによる、常人なら悲鳴を上げそうなほどの痛みは、腰の四ヶ所のみに感じた。
旅館に戻ってスマートフォンに目を遣ると、下今市15時05分の上り特急に乗った旨の報せが家内から届いていた。これまたスマートフォンの乗り換え案内によれば、伊東に着くのは18時55分。その5分前に、伊東駅のロータリーにレンタカーを駐める。改札口からは、意外やたくさんの人が出てきた。そして家内と落ち合って、夕食の場所へと向かう。
朝飯 目玉焼き、シーマミー豆腐、切り昆布の炒り煮、白菜漬け、なめこのたまり炊、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、メシ、大根と人参と牛蒡と三つ葉の味噌汁
昼飯 「ドトール」のホットサンドツナチェダー、コーヒー
晩飯 「かっぽれ」の刺身の盛り合わせ、わかめの酢の物、鰈の煮付け、かき揚げ、五目釜飯、大関(燗)








































