2026.2.16 (月) むかしは簡単に買えた時計
2006年7月に「サイトー君のメルセデス」という文章を書いた。昨年の11月30日には、そのサイトーさんが、いにしえのメルセデスと同じ銀色の、しかし今度はフェラーリで店に来てくれた。その際サイトーさんは、自身が蒐集した品の展覧会の案内をくれた。たまたま東京に用事のあった僕は、翌12日1日に日本橋の古美術店を訪れ、置かれている品々に圧倒をされた。
そのサイトーさんはきのうも店に現れて、少なくない買い物をしてくださった。大きな紙袋を提げつつ店を出るとサイトーさんは「今度、アルファロメオ、見せてよ」と、僕に笑顔を向けた。「だったらこれから」と、僕は答えた。
いわゆる「段付き」の”GT1300 Junior”のダッシュボードには、ホイヤーのラリーマスターと”WIPAC”のエルボーランプが取り付けられている。今は亡きバンノーセーイチさんの仕事である。EBエンジニアリングのタシロジュンイチさんが手を入れれば、二本のカムシャフトを持つ四気筒は、すぐにでも息を吹き返すだろう。
車庫から店の駐車場に戻ったサイトーさんは、456GTの操縦席に乗り込み、国道121号線を北へと去った。サイトーさんとのつきあいは、途中で長く途切れながら、いつの間にか数十年におよぶ。しかし携帯電話の番号も知らなければ、メールアドレスも知らない。次に顔を合わせるのは、いつ、どこで、になるだろう。
朝飯 鮭の昆布巻、しもつかり、生玉子、なめこのたまり炊、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、メシ、トマトと若布と菠薐草の味噌汁
昼飯 にゅうめん
晩飯 白菜漬け、しもつかり、カレー南蛮鍋、麦焼酎「むぎっちょ」(お湯割り)













