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清閑 PERSONAL DIARY

2026.3.17 (火) 春彼岸

ホンダフィットで会社を出たら、必要な場所をできるだけ合理的に回って会社に戻るべく、その経路をメモにして、フィットの計器板に貼る。しかし、そのメモの通りにあれこれの運ぶ保証は、無い。

タイへ出かける前に準備した釣銭は、きのうの夕刻にて枯渇した。よって朝一番には、種銭を主に5,000円札と1,000円札に両替すべく、銀行へ行く。また、お金の入ってくる銀行からお金の出ていく銀行に資金を移したりもする。

複数の銀行および郵便局から戻ると間もなく、きのう商談の約束をした取引先の社長が顔を見せる。当方はほとんどすべてのことに不案内にて、専門的なことは、社長およびその部下の方にお任せをする。

それにしても、今回の旅に持参した川本三郎著「荷風の昭和」は面白かった。ウドンタニーでの初日に前篇を読み始め、チェンライでの二日目にそれを読み終えると即、後篇に取りかかった。「あとがき」も含めて全590ページの後篇は、バンコクでの最終日に342ページまで読み進んだ。残余の248ページは、日本でひもとくには勿体ない。再来月のバンコクまでは、封印をすることにしよう。

その5月のバンコクには、活字の枯渇による焦燥を避けるため、次の一冊を持つ必要がある。野見山暁治になるか、関川夏央になるか、それとも本棚から自己を主張してくる他のものになるか、とにかく旅の一番の楽しみは、本を読むことに他ならない。

ところで「必要な場所をできるだけ合理的に回って」は結局のところできず、朝から夕刻までのあいだにどれほど会社を出たり入ったりしたか、しまいには分からなくなった。そして今日できなかったお彼岸の墓参りは、明朝に延期をすることとする。


朝飯 揚げ湯波の甘辛煮、牛蒡と人参のきんぴら、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」を薬味にした納豆、菠薐草のおひたし干し海老かけ、蕪と胡瓜のぬか漬け、メシ、万能葱と揚げ玉の味噌汁
昼飯 にゅうめん
晩飯 グリーンアスパラガスと蛸とトマトのサラダパン牛肉とトリッパと根菜類の煮込み、Cono Sur Bicicleta Reserva Cabernet Sauvignon 2018、Chablis Billaud Simon 2018、干し柿、Sang Som(生)


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上澤卓哉

上澤梅太郎商店・上澤卓哉

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