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清閑 PERSONAL DIARY

2026.3.18 (水) 嬉しい限り

食堂の遮光カーテンを巻き上げたのは5時18分。南東の空は雲と空の重なり合うところが紅く染まりつつあって、思わず「おぉ、綺麗だ」の声が漏れる。美しさが更に増したら屋上でその写真を撮ろうと考える。しかし以降の空は徐々に白茶けて、ただの曇り空になってしまった。

7時30分に朝食を終え、持ち物を整えて、7時40分にホンダフィットにて家を出る。きのうできなかった墓参りには、7時45分より取りかかる。先ずは古い方のお墓で、こちらには江戸時代からの石塔が並んでいる。前回の掃除のときに伏せておいたステンレス製の花立ては七対にて、これを墓石にねじ込み、水を満たし、白菊を活けていく。石塔がいくつあるかは不明ながら、献仏不假香多により線香は6本のみを供える。

手順の合理性を考えつつ、次は叔父と叔母のお墓へ向かう。こちらにも白菊と線香を供え、最後は僕の妹が14歳で病没した際に造った、もっとも新しいお墓の敷地に入る。こちらでは水を含ませ固く絞ったタオルで石塔を拭く。伏せておける形式ではない花立てには雨水が溜まっている。よって線香立てや蝋燭のホヤも含めて水場で洗う。そしてこちらの一対の花立てと線香立てには、それぞれ白菊3本と線香3本を供える。

この一連の仕事を終えると時計の針は50分も進んでいた。意外や時間を食ってしまった。そこから目と鼻の先の道の駅「日光街道ニコニコ本陣」にホンダフィットを回し、これから納めるべき商品を決める。

会社に戻り、商品をホンダフィットに積み、それらを道の駅に納める。そしてその棚出しの最中に開店の9時が来て、正面の口からはお客様が入り始めた。

ところで本日は、月に一度の店休日。毎月のように書いているが、上澤梅太郎商店は、店は休みでも、その裏では経営者も社員も、何かしらのことをしている。本日の社員は三班に別れて、街の諸方の見学へ出かけて行った。一方、隠居には10時より、客席のガラス戸に手を加える工事が入る。それを請け負った面々は、10時ちょうどに現れた。よって彼らを案内して、先ずは隠居の柴折り戸を、次におなじ裏手の大戸を開けて、彼らのトヨタハイエースを招き入れる。

今月の前半はタイへ行っていたため、隠居の庭には半月以上も無沙汰をしていた。その庭の白梅と紅梅は、いままさに満開を迎えていた。座敷の床の間には、菜花を謳った野村素軒の「筑後途上五絶」が掛けられていた。とうとう冬を脱して春になったのだ。嬉しい限り、である。


朝飯 揚げ湯波の甘辛煮、小松菜とベーコンのソテー、牛蒡と人参のきんぴら、なめこのたまり炊、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、メシ、菠薐草の味噌汁
昼飯 にゅうめん
晩飯 トマトとレタスのサラダパン牛肉とトリッパと根菜類のスープCono Sur Bicicleta Reserva Cabernet Sauvignon 2018


美味しいおうちごはんのウェブログ集はこちら。

  

上澤卓哉

上澤梅太郎商店・上澤卓哉

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