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清閑 PERSONAL DIARY

2026.3.28 (土) 糸瓜の水も

東武日光線の車両を北千住で地下鉄千代田線に乗り換え、西日暮里から山手線に乗る。目的地は神田でも、待ち合わせの時間にはすこしの間がある。よって鶯谷で降りて、細い道を鉤の手に折れていく。

根岸の子規庵に来たことは、これまでにも何度かあった。しかし直近は次男が中学1年生のころだったから、もう18年も無沙汰をしていたことになる。しかも下調べはせずフラリと立ち寄るため、開いていないことが常だった。今日も特に調べはしなかったものの、玄関の引き戸にすこしの隙間があり、奧には人の姿があったから、その戸を引いて、案内を請うてみた。

座敷は子規の俳句仲間が集まった八畳間に、子規の個室の六畳間の、ふた間きりだった。今は券売所や物販のための空間になっているところが、いにしえには子規の母や妹の部屋、また台所だったのかも知れない。

子規の家は関東大震災で壊れて修復をされ、第二次世界大戦の空襲では全焼をした。現在の家は寒川鼠骨の尽力により再建をされたものだから、いわばレプリカである。それでも脊椎カリエスを原因として立て膝のまま動かなくなった左脚が当たらないよう一部を切り欠かれた子規の机の布団に座してみれば、目の前に庭にはヘチマの棚があって、すこし感動をした。

なお余談ではあるけれど、表通りの角地にあった豆腐料理の「笹乃雪」が、子規庵の隣に新しく移転していたことには驚いた。よくもまぁこんな込み入ったところに土地を得られたものだ。そのあたりのいきさつをお店の人に聞いてみたい気持ちもあるものの、豆腐は僕にとっては地味な食べものだから、わざわざ来るかどうかは分からない。

さてふたたび山手線に乗って神田で降り、グループLINEで指示された店の階段を上がる。三階には既にして出席者の三分の二は集まっていた。そして自由学園男子部35回生の同窓会に、夕刻まで連なる

以降のことを書けば長くなるから詳細は記さないが、神田で乗ったらしい京浜東北線の車内で目覚めてみれば、そこは終点の大宮だった。そこから北千住へ戻る車内で、数日前に買っておいた下り特急の特急券を変更しようとしても、アカギレによりTouch IDは効かず、そうこうするうち時間切れになる。そうして1枚の特急券を無駄にしながら1時間後の特急券をどうにか確保し、22時前に帰宅を果たす。


朝飯 鮭の昆布巻、生玉子、山芋のすり下ろし、なめこのたまり炊、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、メシ、若布と長葱の味噌汁
昼飯 「ドトール」のトースト、コーヒー
晩飯 「九州炭火酒場ばってん神田西口店」の其の一其の二其の三其の四其の五其の六其の七其の八其の九、麦焼酎「二階堂」(オンザロックス)


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上澤卓哉

上澤梅太郎商店・上澤卓哉

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