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清閑 PERSONAL DIARY

2025.5.18 (日) タイ日記(7日目)

きのうとおなじ理由により、5時をまわった頃合いを見計らってロビーに降りる。そしてきのうとおなじく、ローカルのエディタにてきのうの日記を書く。きのうと異なっているのは、枕元のコンセントがUSB、AC共に電力を供給しなくなったこと。よって今朝は壁に掛けられたテレビをずらし、そのコンセントからiPhoneを充電した。

空は曇っているものの、有り難いことに雨は降っていない。「さて、日曜日の今日も開いているだろうか」と、ホテルから徒歩10秒の、朝から昼にかけては人通りも疎らなソイカウボーイを西から東へと抜ける。きのうより20分ほど遅れて入ったsoi23の食堂は、早くもほとんどのテーブルが埋まっていた

部屋に戻って今度は、木曜日に洗濯をして以来の洗濯物をプラスティックバッグに入れ、てアソークの大通りを渡る。Googleで見つけたクリーニング屋”Super Clean”はGoogleの情報の通りに営業中で「タイらしくねぇな」と思いつつ、しかし嬉しいことは嬉しい。店にはそれほど大きくもない洗濯機と乾燥機が1台ずつあった。量りに載せた洗濯物は1.07キログラム。料金は132バーツだった。伝票に記された完成時間は本日の17時。店番の女の子には、引き取りは明日になると伝えて店を出る。アソークのような大都会の真ん中に、今もこのような洗濯屋のあることは貴重だ

バンコクMGの会場には8時45分に入る。きのうの日記に書いたように、ホテルのwifiでは日記を書くためのブラウザが開かない。そのためMG会場のwifiを借りておととい金曜日の日記に画像を添え、あわただしく「公開」ボタンをクリックする。

第19回バンコクMGの2日目は、予定通り9時15分より始められた。講師のタナカタカシさんによる講義は太い線による図を多用し、難しいことを易しく説くための比喩も的確だ。そして第4期のゲームに先だって、きのうの第3期に663円で売上高1位を記録した僕は、第4期の市場の状態や経費の倍率を決めるサイコロを振る。出た目は6。これは厳しいことになった。

その第4期の僕の売上高は1,110円で、自己資本は第1期初の300円から378円に伸張した。しかしこの期の売上高1位はモロタカヒロさんに明け渡した。

MGでは、昼食のあいだにスピーチの順番が回ってくる。出されたテーマは「私とコンピュータ」または「1日半やってみて」。このときの、日本語は片言、MGには初の参加というタイ人チェンさんの、身振り手振りを交えた饒舌な感想には大感動をした。生まれて初めてのMGでは、その辛さに耐えかねて2日目は出てこない、という人もいる中で、言葉のハンディキャップを背負いつつ大きな気づきを得たチェンさんの、今後の明るいことを祈らずにはいられない

食後は第5期を前にして、第4期で売上高第1位を記録したモロさんがサイコロを振る。その第5期において、否、一見、上手く行ったかのように思われた第4期から、ゲーム下手の僕の命運は決まっていたのだ。リスクカードによりふたつの戦略チップを失って以降は安値の市場に活路を求めたものの、最後は小さな荒利を稼ぐことに汲々として赤字に転落。自己資本は265円に落ち、債務はその自己資本を超過した。これがまぁ、僕の実力である

第5期は、期初にサイコロを振ったモロさんの圧勝。僕は第2期と第3期の売上高区間賞、第2期から第5期までA卓を維持した4A、そして第5期の決算順位1位の計数力に爪痕を残すに留まった。バンコクMGには、その開催日が上澤梅太郎商店の外せない日程に重ならない限り、今後も年に一度くらいは参加をしようと考えている

さて今夜の皆との会食はムーカタ。いかにも「タイに来た」と感じさせてくれる食事は嬉しい。そして歓談は2時間ほども続いた。

夜のモントリ通りはいつまでもクルマの往来が激しいそしてアソークの交差点を渡ってホテルに戻り、21時すぎに就寝する。


朝食 “JOK RUAM JAY”の2種のおかずのカオゲーン
昼食 バンコクMG支給の弁当
晩飯 “LIB STORY”のムーカタ、ソムタムタイ、ヤムウンセンムーサップエンコーカイ、他あれこれ、ラオカーオ”BANGYIKHAN”(ソーダ割り)


美味しいおうちごはんのウェブログ集はこちら。

  

上澤卓哉

上澤梅太郎商店・上澤卓哉

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