2025.5.29 (木) 伊豆治療紀行(36回目の2日目)
寝床は和室に低い台を設え、その上に布団を重ねた疑似ベッドのような作りになっている。高さはベッドよりも低く、畳に敷いた布団よりは高い。そこから、普段に比べればよほど注意をしながら降りる。もちろん、おとといの朝に傷めた腰を気にしてのことだ。
「伊豆高原痛みの専門整体院」ではきのうに引き続いて腰の治療から始まった。その最後のころに先生は、腰の左側の靱帯に9,000ボルトを発する電子ペンの先端を打ち込もうとして、しかしその部分が馬の背のようになっているためか、ペン先が滑って逃げてしまう。よって先生はそこにヒジを当て、体重をかけて平らにした。ジリジリと不気味な音を発するペン先は、ようようツボに食い込んだ。後は痛みに耐えるのみ、である。
僕の腰、家内の膝ともに状態が悪く、今日の治療はふたりで2時間を要した。更に家内はひと月の後ではなく、2週間後にもまた来るよう先生に言われた。ことによると、膝には古傷があったのかも知れない。
家内とは14時ぎに日本橋で一旦別れ、16時55分に入谷の駅で落ち合う。そして僕は飲酒、家内は食べることに専念をして、北千住19:33発の下り特急に乗る。
朝飯 「伊東小涌園」の朝のお膳、鯵の干物、ごはん、昆布の佃煮と梅干、味噌汁
昼飯 「祇園」の「おにぎりランチボックス」
晩飯 「オオイリヤ」のあれや、これや、それや、他あれこれ、「新亀酒造」の純米酒「真穂人」(燗)