2025.6.2(月) 時間貧乏
月のはじめには複数の預貯金通帳を持って複数の金融機関をまわり、通帳記入をする。この、長男がすることもあれば事務係がすることもある仕事を、今日は人員の都合により僕が行うことになった。その最中に、先週月曜日からの一週間分の売上を集金に来る銀行の人に頼むべきことのあったことを思い出す。僕が銀行をまわっているあいだにその人が来てしまっては、それを頼むことができない。すると僕の仕事が増える。心配しつつ会社に戻ると、しかしその人はいまだ来ていなかったため、小さな安心を得る。
「経営者は時間貧乏だ、ということが独立をしてはじめて分かった」とは、勉強仲間の社会保険労務士の言ったことだ。時間貧乏から抜け出すには、時間を節約するか、時間を作り出すかのふたつの方法がある。そしてこの両者が時に連動するところはお金に似ている。
6月10日の夕刻より東京で開かれる勉強会の案内が、先月の23日にメールで届いた。おなじ報せを、今日はfacebookで目にした。参加をしたいと考えたものの、その日、長男は6月4日から新宿高島屋で開かれる「味百選ウィークリーステージ」に出張をしていて不在。更には家内も不在ということが分かって参加は見送った。自営業者にはこのようなことがたびたび起きるけれど、まぁ、仕方のないことだ。
夕刻、店の犬走りに置いた6鉢のマーガレットに水を遣る。この花は水を異常に必要とするため、日に3度の水遣りが欠かせない。それが分かるまでは萎れさせることもあったものの、このところは10日に1度の施肥も効いて、たくさんの花を咲かせている。秋のはじめまで保ってくれれば幸いと思う。
朝飯 胡瓜のぬか漬け、なめこのたまり炊、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、メシ、じゃがいもと玉葱と菠薐草とウインナーソーセージの味噌汁
昼飯 にゅうめん
晩飯 「大昌園」のあれや、これや、それや、他あれこれ、「田苑酒造」の麦焼酎「田苑シルバー」(オンザロックス)
2025.6.1(日) 二宮デー
タイから戻ると「留守中、二宮デーのための軍手3ダースを用意するよう、ウカジシンイチ自治会長が頼みに来た」と、長男に言われた。よって即、シバタ荒物屋に注文をして、それは現在、僕の事務机の脇にある。市民が朝に集って街を掃除する、その二宮デーは現在、クリーン大作戦と名を変えているものの、旧名の方がなにかと通りが良い。行われるのは6月の第一日曜日。しかし何時に始められるかを記した回覧板は、僕は見ていない。
早朝、この日記に検索をかけてみれば、過去の二宮デーにおいては6時55分に公民館へ行った記述があった。よって自ら整えた朝食は、6時30分から食べることを始めた。その食事の最中に携帯電話が鳴る。相手は自治会長。既にして人が集まり始めているため、できるたけ早く軍手を持ってきてもらいたいという。
町内役員の親睦旅行で温泉旅館へ行ったりすると「明日の朝食は大食堂で7時から」などと、チェックインの際にレセプションで教えられたりする。「7時から」と言われたにもかかわらず、老人はその何時間も前から目を覚ましている。また気も短いため、6時45分に大食堂へ出かけ、しかしやはり入ることはできず、苦笑いと共に部屋へ戻ってきたりする。今朝の「既にして人が集まり始めている」も、また同じことだろう。
とはいえまぁ、町内の人たちがひとところに集まり、軍手とゴミ袋を受け取って三々五々、町内のゴミを拾う、という行いは、悪いものではない。僕は箒とちり取りを持って参加をしたから軍手もゴミ袋ももらうことはせず、歩道や車道のちいさなゴミを集めつつ家に戻った。
ちなみに「二宮デー」とは報徳の思想を以て600の地域の復興に尽くした二宮金次郎の名をいただいたもの。お墓は日光市今市の二宮神社に現存している。
朝飯 生玉子、揚げ玉を薬味にした冷や奴、納豆、なめこのたまり炊、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、メシ、菠薐草と若布の味噌汁
昼飯 「カルフールキッチン」のおこわ弁当、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、「日光味噌」のフリーズドライ味噌汁”with LOVE”
晩飯 からし菜のおひたし、カツ煮、胡瓜と蕪のぬか漬け、ごはん、SMIRNOFF VODKA(ソーダ割り)