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清閑 PERSONAL DIARY

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2025.6.7(土) つゆまぢか

3日つづいての晴れとなった。先月の31日とおなじく検索エンジンに「2025年 梅雨 関東」と入れてみる。先月末のウェザーニュースは関東甲信の梅雨入りを6月8日と伝えていた。それが今日は「6月9~10日頃」と更新をされていた。とすれば安穏として傘を持たずに外へ出られるのはこの土日が最後、ということになる。

そのウェザーニュースのページを更に見ていくと、昨年の関東甲信の梅雨入りは6月21日。梅雨明けは平年の7月19日に対して7月18日。つまり短い梅雨だったことが分かった。それに対してそのあいだの降水量は例年比で113パーセントとなっているから、短いあいだに沢山の雨が降った、ということになる。

心配されるのは、農地の上空に発生する線状降水帯だ。梅雨の前までは豊作を伝えられていた作物がいきなり不作になる、ということが近年は珍しくない。「それだけは避けて欲しいよなぁ」と考えても、現在の科学では、雨を制御することはできない。

上澤梅太郎商店では、日光市内の畑で収穫されたらっきょうを塩と酢だけで漬けた「夏太郎」が、お陰様で人気を呼んでいる。その蔵出しを待ちきれないお客様からは、いわゆる季節外れにも、お問い合わせが絶えない。

らっきょうの収穫は、九州では6月が最盛期、しかし栃木県では7月の収穫が多い。それから洗浄、下ごしらえ、塩による下漬け、お酢による仕上げを経れば、蔵出しはいくら早くてもお盆のころになる。在庫がいつまで保つかは、その年の収穫量による。蔵出しをされたら僕も、個人用としてすこしは確保しようと考えている。

ところで今日は、昼前の数十分のあいだに道の駅「日光街道ニコニコ本陣」に3回も納品に行った。「あれを入れればこれが売り切れ寸前」、「それを入れれば今度はあちらが売り切れ」ということが続いたからだ。このような忙しさは、とても有り難い。


朝飯 なめこのたまり炊、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、メシ、豆腐と玉葱とズッキーニとウインナーソーセージの味噌汁
昼飯 玉葱の熱いつゆで食べる素麺
晩飯 焼きトマトとハムのソテーを添えたズッキーニのバター焼きパルミジャーノレッジャーノかけパン2種のチーズCa’ Berti Lambrusco Grasparossa di Castelvetro Leone d’Oro


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2025.6.6(金) full of green.

僕の体感からすれば、今年の5月から6月はじめにかけての気温は昨年にくらべて低い。今月3日の日記にもあるように「汁飯香の店 隠居うわさわ」の畳にはお客様の足を冷やさないための暖房絨毯がいまだ敷いてある。しかしきのうは晴れ、今日も晴れて気温はようよう上がってきた。

今日の隠居には樹木の手入れも入るため、頃合いを見計らって柴折り戸を押す。座敷ではちょうど家内と係のタカハシリツコさんがテーブルを動かし、暖房絨毯を片づけているところだった。よって僕も即、その仕事に加わる。剥がした計4枚の絨毯は僕ひとりで抱えられるほど軽かった。間を置くことなくそれを蔵の裏に駐めた家内のクルマに載せ、クリーニングの紅葉屋へと運ぶ。

隠居へは徒歩で戻り、庭の様子を見る。「今年も咲いてくれるだろうか」と心配したカキツバタは今が全盛、という開き方で池水にあった。ただし、以前はいろいろな色があったと記憶をするそれが、今年は黄色のみになっていた。この黄色が最も強い種、なのだろうか。

隠居の庭は今が正に万緑。「やっぱり夏はいいな」と、つくづく思う。


朝飯 ミズの煮物、揚げ湯波と小松菜の炊き合わせ、ハムエッグ、切り昆布の炒り煮、なめこのたまり炊、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、メシ、なめこと若布の味噌汁
昼飯 にゅうめん
晩飯 「コスモス」のトマトとモッツァレラチーズのサラダカツレツドライマーティニ、TIO PEPE、家に帰ってからのロールケーキ、Old Parr(生)


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2025.6.5(木) 配分

食堂の席に着き、コンピュータを開いてあれやこれやし、ふと気づくと東の空が明るみを帯び始めている。時刻は3時47分。「3時台から明るくなる季節がようよう来たか」と嬉しくなる。

南の国で面白くないのは、気温は日本の夏と等しいにもかかわらず、赤道が近いため夜明けは早くない、ということだ。そしてそれは先月13日の日記にも書いた。日本の夏は3時台から明けはじめ、夕刻は「晡下」と断腸亭が書いた時刻から2時間を過ぎてもいまだ昼のように明るい。それが何より有り難い。心が浮き立つのだ。

今年の夏至は6月21日。そのころから昼が短くなり始めるのは寂しい。しかし夏は8月まで続く。現在の暦からすれば9月は初秋。秋という季節は身体には心地が良いものの、夏が去ってしまったことによる喪失感は拭えない。だからその月の末には南の国へ行きたくなる。

コンピュータの”TR”というフォルダには2007年から近未来までの、海外への旅程が収められている。ことし9月の日程は既にしてできている。ただし田舎と首都に配分する日数は、いまだ決めていない。


朝飯 納豆、菠薐草のソテー、切り昆布の炒り煮、マッシュドポテトのスクランブルドエッグ、なめこのたまり炊、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、メシ、揚げ湯波と若布とズッキーニの味噌汁
昼飯 にゅうめん
晩飯 じゃこ山椒、揚げ湯波と小松菜の炊き合わせ、肉じゃが、玉子焼き、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、メシ、麦焼酎「こいむぎやわらか」(お湯割り)


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2025.6.4(水) 熱風

単純なことこそ難しい、ということがある。お茶を淹れる、という行いは、複雑な手順を必要とするものではない。しかし毎朝、その味は異なる。美味いお茶を淹れる方法を知らないわけではないものの、毎朝、美味いお茶を飲むことができる、ということは僕の場合、絶対に無い。そして今朝のお茶は美味かった。

そのお茶をためのお湯の沸く前に、今朝は屋上へ上がった。時刻は4時26分。風はなかったものの、なぜか「凱風」ということばが浮かんだ。熱風の吹く季節は有り難い。梅雨の始まる前から梅雨の明ける日を待ち望んでいるのだ。

ところで熱風といえばギブリ、ギブリといえばマセラティ。そのクルマが好きかと問われれば、僕の許容できる排気量はせいぜい1,600ccまでだから、4リットルちかいそれは興味の対象外だ。

午前、ふと思い立ってふたたび屋上へ上がる。先月の23日に東京から日光まで泊まりがけで来てくれ、夜は一緒に飲酒活動をしたセキネヒサタケさんが、自宅屋上の掃除をする様子をfacebookに上げていた。それを見たからだ。

箒、ちり取り、シャベル、ゴミ袋を手に4階の階段室から屋上へ上がる。屋上の6ヶ所にある雨水の受け口のひとつに砂が溜まり、更には苔さえ生えていることは知っていた。シャベルで掬ってみれば砂の量は意外に多く、それを受けたちり取りはずっしりと重くなった。その砂が落ちないよう、ちり取りを丸ごとゴミ袋に収めて4階への階段を降りる。

それにしても、地上からかなり離れたところに、なぜ砂が溜まるのだろう。網を外して覗き込んだ受け口の奧には幸い、詰まりはなかった


朝飯 スペイン風目玉焼き、切り昆布の炒り煮、納豆、胡瓜のぬか漬け、なめこのたまり炊、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、メシ、若布とズッキーニと揚げ湯波の味噌汁
昼飯 にゅうめん
晩飯 ミートボールのトマトソース煮、ブロッコリーのソテー、マッシュドポテト、Chablis Billaud Simon 2018、飲みさしの赤ワイン


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2025.6.3(火) ガーベラ

上澤梅太郎商店が運営する朝食の専門店「汁飯香の店 隠居うわさわ」のインターネットを介してのご予約は「ぐるなび」で承っている。この管理者は、現在の月を含めて4ヶ月分のカレンダーを操作できる。今いただいているもっとも先のご予約は9月末のもので、しかしこれは電話によるものだったため「ぐるなび」における当該の日の当該の席は、管理者が手動で塗りつぶす必要がある。これを怠ると発生するのが、いわゆるダブルブッキングである。

「汁飯香の店 隠居うわさわ」は数ヶ月も前からご予約のいただける店だけに、当日いきなりいらっしゃったお客様は、満席によりお断りせざるを得ないことが多い。

と、ここまで書いたところで現在、隠居の床の間に飾っている、東日本大震災に際して今井アレクサンドルが進呈してくれた「ガーベラ」は、いつまで置くべきかと考える。ウチに、僕の目に叶う掛け軸はほどんど無い。よって洋画に頼らざるを得ない月がしばしばある。コンピュータにデータベース化した掛け軸の一覧を見ても、これから7月の末までは、洋画のみになるだろう。


朝飯 ソーセージエッグ、からし菜のおひたし、めかぶの酢の物、ミズの煮物、なめこのたまり炊、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、メシ、揚げ湯波とズッキーニの味噌汁
昼飯 にゅうめん
晩飯 めかぶの酢の物、ミズの煮物、冷やしトマト、胡瓜と蕪のぬか漬け、焼き鳥、麦焼酎「こいむぎやわらか」(お湯割り)


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2025.6.2(月) 時間貧乏

月のはじめには複数の預貯金通帳を持って複数の金融機関をまわり、通帳記入をする。この、長男がすることもあれば事務係がすることもある仕事を、今日は人員の都合により僕が行うことになった。その最中に、先週月曜日からの一週間分の売上を集金に来る銀行の人に頼むべきことのあったことを思い出す。僕が銀行をまわっているあいだにその人が来てしまっては、それを頼むことができない。すると僕の仕事が増える。心配しつつ会社に戻ると、しかしその人はいまだ来ていなかったため、小さな安心を得る。

「経営者は時間貧乏だ、ということが独立をしてはじめて分かった」とは、勉強仲間の社会保険労務士の言ったことだ。時間貧乏から抜け出すには、時間を節約するか、時間を作り出すかのふたつの方法がある。そしてこの両者が時に連動するところはお金に似ている。

6月10日の夕刻より東京で開かれる勉強会の案内が、先月の23日にメールで届いた。おなじ報せを、今日はfacebookで目にした。参加をしたいと考えたものの、その日、長男は6月4日から新宿高島屋で開かれる「味百選ウィークリーステージ」に出張をしていて不在。更には家内も不在ということが分かって参加は見送った。自営業者にはこのようなことがたびたび起きるけれど、まぁ、仕方のないことだ。

夕刻、店の犬走りに置いた6鉢のマーガレットに水を遣る。この花は水を異常に必要とするため、日に3度の水遣りが欠かせない。それが分かるまでは萎れさせることもあったものの、このところは10日に1度の施肥も効いて、たくさんの花を咲かせている。秋のはじめまで保ってくれれば幸いと思う。


朝飯 胡瓜のぬか漬け、なめこのたまり炊、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、メシ、じゃがいもと玉葱と菠薐草とウインナーソーセージの味噌汁
昼飯 にゅうめん
晩飯 「大昌園」のあれやこれやそれや他あれこれ「田苑酒造」の麦焼酎「田苑シルバー」(オンザロックス)


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2025.6.1(日) 二宮デー

タイから戻ると「留守中、二宮デーのための軍手3ダースを用意するよう、ウカジシンイチ自治会長が頼みに来た」と、長男に言われた。よって即、シバタ荒物屋に注文をして、それは現在、僕の事務机の脇にある。市民が朝に集って街を掃除する、その二宮デーは現在、クリーン大作戦と名を変えているものの、旧名の方がなにかと通りが良い。行われるのは6月の第一日曜日。しかし何時に始められるかを記した回覧板は、僕は見ていない。

早朝、この日記に検索をかけてみれば、過去の二宮デーにおいては6時55分に公民館へ行った記述があった。よって自ら整えた朝食は、6時30分から食べることを始めた。その食事の最中に携帯電話が鳴る。相手は自治会長。既にして人が集まり始めているため、できるたけ早く軍手を持ってきてもらいたいという。

町内役員の親睦旅行で温泉旅館へ行ったりすると「明日の朝食は大食堂で7時から」などと、チェックインの際にレセプションで教えられたりする。「7時から」と言われたにもかかわらず、老人はその何時間も前から目を覚ましている。また気も短いため、6時45分に大食堂へ出かけ、しかしやはり入ることはできず、苦笑いと共に部屋へ戻ってきたりする。今朝の「既にして人が集まり始めている」も、また同じことだろう。

とはいえまぁ、町内の人たちがひとところに集まり、軍手とゴミ袋を受け取って三々五々、町内のゴミを拾う、という行いは、悪いものではない。僕は箒とちり取りを持って参加をしたから軍手もゴミ袋ももらうことはせず、歩道や車道のちいさなゴミを集めつつ家に戻った。

ちなみに「二宮デー」とは報徳の思想を以て600の地域の復興に尽くした二宮金次郎の名をいただいたもの。お墓は日光市今市の二宮神社に現存している。


朝飯 生玉子、揚げ玉を薬味にした冷や奴、納豆、なめこのたまり炊、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、メシ、菠薐草と若布の味噌汁
昼飯 「カルフールキッチン」のおこわ弁当、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、「日光味噌」のフリーズドライ味噌汁”with LOVE”
晩飯 からし菜のおひたしカツ煮、胡瓜と蕪のぬか漬け、ごはん、SMIRNOFF VODKA(ソーダ割り)


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2025.5.31(土) 梅雨

上澤梅太郎商店が運営する朝食の専門店「汁飯香の店 隠居うわさわ」は土日月の週に3日の営業。その朝は、家内は早くから隠居の厨房に入る。よって僕の朝食は、自分で用意をする。このところは、1日は納豆、冷や奴、生玉子という調理を必要としないおかずによる一汁三菜、1日は具だくさんの味噌汁による一汁ゼロ菜、1日はお茶漬けと、その内容が決まってきた。

今朝のごはんは炊きたてのものではないからお茶漬けにしようとして、それに添えるものを考える。定番は「なめこのたまり炊」に、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」。油のコクが好きだから揚げ玉も加える、しかしこれだけでは寂しい。赤い色の何かがなかったかと頭を巡らせ、冷蔵庫に「丸赤」の塩鮭があったことを思い出す。

塩鮭はガスオーブンの火力をもっとも低くしてゆっくり焼く。今回の切り身の形は四角柱にちかいから、オーブンからチリチリと音が聞こえてくるたび横に倒し、遂に全面を焼き上げる。それを箸で挟み、床に落とさないよう注意をしつつ皿に載せる。

塩鮭からは信じられないほどの塩が噴き出している。この朝食をTikTokに上げれば「死にますよ」「バカじゃないの」などのコメントが相次ぐかも知れない。心配には及ばない。いちどに食べる量は、幅にして数ミリメートルに過ぎないのだ。

外から何やら音が聞こえてくる。時刻は13時になりかかろうとしている。意識しないまま、耳に入るままにしていたその音が雷と気づくまでにはしばらくの時間がかかった。「梅雨は雷に始まり、雷に終わる」という。7月の雷は嬉しくても、5月末のそれは嬉しくない。

「2025年 梅雨 関東」と検索エンジンに打ち込んでみる。するとその入りは6月7日ころ、明けはいまだ発表はされていないものの、平年では7月22日ころと出た。

夏という季節のほとんどは僕にとっては好ましい。「すべて」ではなく「ほとんど」なのは、梅雨があるからだ。更に、このところの梅雨には線状降水帯による豪雨がたびたび発生し、列島に被害をもたらす。夏の農作物の健やかに育つことを、祈るばかりである。


朝飯 塩鮭、揚げ玉、なめこのたまり炊、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」によるお茶漬け
昼飯 にゅうめん
晩飯 ベビーリーフと茸とベーコンのスパゲティ、パン、2種のチーズ飲みさしの白ワインと赤ワイン


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2025.5.30(金) 好きな道具

ここ数年は体力の消耗を避けるため、泊まりがけで出かけるときにも、コンピュータは持たなくなった。しかしきのうおとといは必要があって、それをバックパックに入れた。今朝はそのコンピュータを食堂のテーブルに開き、おとといの日記を書き始める。電源から離れること3日にしていまだ容量を残しているLet’s noteのバッテリーは有り難い。

コンピュータの電源といえば、ことし2月のタイ行きでは、純正のACアダプターと共に、新たにAnkerの急速充電器を持参した。充電器はスーツケースに、しかしACアダプターはロストバゲージを恐れてこれまで通りバックパックに納めた。双方を持ったのは、はじめて使う充電器が役に立たないことを懸念したためだ。その結果、今月のタイ行きでは充電器のみに頼って不自由は無かった。時として例外は発生するものの、僕の持ち物は今後、ますます軽くなるだろう。

きのうまでの4日間を振り返ってみれば、時間を調整する場所は常に、本屋か山の道具屋だった。山の道具は軽さも含めて、機能を追求して作られている。そこのところが好きだ。オマル・ハイヤームは、酒を売る人が腑に落ちないと詠んだ。僕は、機能を追求して作られたはずのバックパックにぬいぐるみをぶら下げる人が、腑に落ちずにいる。


朝飯 めかぶの酢の物、トマトのスクランブルドエッグ、胡瓜と蕪の塩もみ、納豆、なめこのたまり炊、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、メシ、レタスと揚げ湯波と若布の味噌汁
昼飯 にゅうめん
晩飯 レタスとポテトとマカロニのサラダ2種のパン無花果と葡萄のパン鶏肉のトマト煮2種のチーズChablis Billaud Simon 2018


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2025.5.29(木) 伊豆治療紀行(36回目の2日目)

寝床は和室に低い台を設え、その上に布団を重ねた疑似ベッドのような作りになっている。高さはベッドよりも低く、畳に敷いた布団よりは高い。そこから、普段に比べればよほど注意をしながら降りる。もちろん、おとといの朝に傷めた腰を気にしてのことだ。

「伊豆高原痛みの専門整体院」ではきのうに引き続いて腰の治療から始まった。その最後のころに先生は、腰の左側の靱帯に9,000ボルトを発する電子ペンの先端を打ち込もうとして、しかしその部分が馬の背のようになっているためか、ペン先が滑って逃げてしまう。よって先生はそこにヒジを当て、体重をかけて平らにした。ジリジリと不気味な音を発するペン先は、ようようツボに食い込んだ。後は痛みに耐えるのみ、である。

僕の腰、家内の膝ともに状態が悪く、今日の治療はふたりで2時間を要した。更に家内はひと月の後ではなく、2週間後にもまた来るよう先生に言われた。ことによると、膝には古傷があったのかも知れない。

家内とは14時ぎに日本橋で一旦別れ、16時55分に入谷の駅で落ち合う。そして僕は飲酒、家内は食べることに専念をして、北千住19:33発の下り特急に乗る。


朝飯 「伊東小涌園」の朝のお膳鯵の干物ごはん昆布の佃煮と梅干味噌汁
昼飯 「祇園」の「おにぎりランチボックス」
晩飯 「オオイリヤ」のあれやこれやそれや他あれこれ「新亀酒造」の純米酒「真穂人」(燗)


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上澤卓哉

上澤梅太郎商店・上澤卓哉

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