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清閑 PERSONAL DIARY

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2023.8.6(日) 目薬とサングラスの関係

2018年に白内障の手術を受けたオオミヤナナサト眼科には、以降も診察のため、半年おきに通っている。その際に処方される目薬は2種。ひとつを点じたら5分間は安静にして、日に4回を繰り返すよう処方箋には書かれている。それを忠実に守れば、目薬のためだけに、日に40分を使うことになる。南の国で暇にしているときならまだしも、普段はなかなか難しい。それを理由として、そのたび「目薬は今回は要らない」と看護師に伝えるとか、あるいは量を減らしてもらっていた。

このところなぜか、目の渇きを覚えるようになってきた。ひとつを点じるたび目を閉じて5分間の無為を過ごす、ということはしないものの、目薬を使うことが増えてきた。そして気づいてみれば、その残りはきのう、最後のひと組になった。目薬は、果たして夏の終わりまで保つだろうか。

手術後、眼科からは、加齢黄斑変性を予防するため、外では紫外線を避けるための眼鏡を使うよう言われた。風景をありのままの色で見られない点において、僕はサングラスを好まない。よって紫外線は弱めつつレンズは素通しにちかい、という眼鏡を作った。作ったものの、子供のころから目だけは丈夫だったゆえに眼鏡を嫌う僕は、それを、南の国のプールサイドでしか使ってこなかった。そのツケが、今の目の乾きに繋がっているのかどうかは分からない。

次にオーミヤナナサト眼科へ行ったときには、そのあたりについても訊いてみたい。


朝飯 茄子と乳茸の油炒め、メカブの酢の物、生玉子、納豆、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬、ごぼうのたまり漬、メシ、若布と小松菜の味噌汁
昼飯 町内の納涼祭の焼きそば
晩飯 大根おろしを添えたカニかま、冷やしトマト、たらこ、ゴーヤチャンプルー、麦焼酎「こいむぎやわらか(生)


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2023.8.5(土) 乳茸

「ちたけ」を変換すると「乳茸」と出る。これは、はじめからワードプロセッサに備わっていた言葉なのだろうか、それとも僕が辞書登録をしたものなのだろうか。

ウェブ上の情報によれば、乳茸は正しくは「ちちたけ」と呼ぶらしい。栃木県地方でしか食べられないキノコとも、そこには書かれている。

キノコは地域性の高い食べものだ。こちらの村では食べるものの、山ひとつを隔てた隣県では食べない、という種もあるらしい。

古代、中世、近世と、世が進むにつれて人やものの行き交いは増し、今や情報は、地球の裏側まで一瞬にして届く。そういう現在にあって、地域性の高さはとても魅力的だ。医療、福祉、その他もろもろの、人助けに類することの「どこもかしこも同じ」は素晴らしい。しかし特に衣食住の地域的な特性は「どこもかしこも同じ」でない方が面白い。

乳茸は、柄を折ったり傘を傷つけたりすると、そこから白い粘液が出る。キノコは、僕のような食感ヲタクを喜ばせる食材のひとつだ。しかし乳茸の食感だけはいただけない。数十年前のワインから引き抜いたコルクを噛んでみれば、それがすなわち乳茸の食感、ということになる。

乳茸は、茄子と炒めて醤油、酒、味醂、砂糖などで味を調えたときのみ輝く。それは、酒の肴やごはんのおかずとして優れるが、栃木県民は多く、これを蕎麦やうどんのつゆに使う。染み出るだしが独特なのだ。

そして昼は、7月31日に作ったつゆに茄子と乳茸の油炒めを沈め、この夏はじめての素麺を食べる。


朝飯 ピーマンの炒りつけ、冷や奴、納豆、菠薐草と海苔のおひたし、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬、ごぼうのたまり漬、メシ、豚バラ肉のレモンバターソースとラタトゥイユの味噌汁
昼飯 茄子と乳茸の味噌炒りを添えたざる素麺
晩飯 オリーブ、2種のパン茹でたウインナーソーセージとラタトゥイユを添えた豚バラ肉のレモンバターソースChablis Billaud Simon 2018、SMIRNOFF VODKA(生)


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2023.8.4(金) 嫌いじゃできない

伊豆へ出かける前日の、今月1日の日記を公開してなお、6日分の日記の在庫がある。気分は大余裕である。

「文章は読むのも書くの苦手、というよりも嫌い。でも始めてみる」とウェブログを開設した知人がいる。期待して読み始めたものの、やはり続かなかった。高等学校の国語と古文の教師ヤマグチヒカル先生は「勉強とは、勉め、強いること」とおっしゃった。自らにしても他者からにしても、強いられつつ続けるのは、いかにも辛い。

辛いといえば、幼児、子供も辛い。生まれつき好きなこと、得意なことはあるにしても、周囲に強いられることも、彼らには星の数ほどある。そしてそれらひとつひとつを、習慣にしていかなければならない。もっとも彼らは子どもに特有の柔軟さゆえ、それらを身につけられるのだろう。

その柔軟さは、大人になるに連れて失われていく。老境に達すれば尚のこと、勉め強いる、あるいは勉めることを強いられることには従えなくなってくる。とすれば苦手や嫌いなことからは逃げて、好きなことに活路を見つけるしかないだろうか。

ある団体の長をつとめる人が「むかしの馬鹿が、今はこんなことをしています」と、数十年前の恩師に報告をした。「馬鹿じゃできない」と、恩師はその人を励ました。「嫌いじゃできない」ことも、世には満ちている。「メシが食っていけるなら、あとは好きなことだけすりゃぁいいじゃねぇか」とも思う。


朝飯 冷や奴、トマトのスクランブルドエッグ、納豆、ピーマンの炒りつけ、細切り人参の酢漬け、らっきょうのたまり漬、ごぼうのたまり漬、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、メシ、若布と大根のみそ汁
昼飯 ピーマンの炒りつけを添えたざるうごん
晩飯 トマトとモッツァレラチーズのサラダパン其の一パン其の二パン其の三生ハムのムースラタトゥイユを添えた豚バラ肉のレモンバターソースChablis Billaud Simon 2018


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2023.8.3(木) 伊豆治療紀行(18回目の2日目)

2007年6月、西安の高楼に登り、真っ直ぐに延びる道を眺め降ろす僕に「ローマまで通じています」と案内人のフーエイさんは教えてくれた。「ホントですか」と半笑いで答えたくなりそうな状況かも知れない。しかしあの街へ行けば、ほとんどすべてのことは半信半疑ながら、しかし最後には信じざるを得ない気持ちになるのだ。

道路や鉄道に浪漫主義的な感興を僕が覚えるのは、このシルクロードとおなじものを、それらに感じるからかもに違いない。

鉄道オタクには様々な種類がある。今は随分と細分化されているようだけれど、僕はそのうちの「時刻表ヲタク」から更に枝分かれした「乗り換えヲタク」の傾向が強い。これまででもっとも成功感が高かったのは、1975年夏の、新幹線から関西本線への、名古屋駅での乗り換えだ。名古屋着と名古屋発のはざまは2分間だった。

伊豆高原11:06発の伊豆急行の、熱海着は11:58。「乗り換え案内」に示される上りの新幹線は、熱海12:35発のこだま714号。しかし実はその前に、熱海12:02発のこだま712号がある。乗り換え時間は4分。綱渡りを嫌う家内は、ハナから12時35分発に乗るつもりでいる。しかし僕としては、熱海で30分も待つつもりは無い。

伊豆急行は熱海に45秒遅れで着いた。つまり乗り換えに使える時間は3分15秒。家内とは別行動をとることとして、プラットフォームに飛び出す。新幹線の上りプラットフォームまでに要した時間は1分30秒。大余裕である。

散髪や皮膚科での診療を済ませて夕刻、家内と鶯谷駅の南口で落ち合う。カウンター活動をしてもなお、空は明るい。そして浅草19:19分発の下り特急に乗り、21時すぎに帰宅する。


朝飯 「ガスト伊豆高原店」のスクランブルエッグ&ベーコンソーセージセット(パンを大盛りのごはんに変更)、オレンジジュース
晩飯 「鍵屋」の冷や奴おしんこ味噌おでん、他あれこれ、菊正宗(常温)


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2023.8.2(水) 伊豆治療紀行(18回目の1日目)

下今市10:53発の上り特急「けごん20号」は、北千住に12:22着。
北千住12:29発の常磐線は、東京に12:49着。
東京13:27発の「こだま729号」は、熱海に14:10着。

このダイヤに従う場合、昼食はどのようにして摂るべきか。ひとりなら北千住の東武線プラットフォームにある「小諸蕎麦」を使うかも知れない。しかし家内を同伴していれば、そういうわけにもいかない。もうひとつ。18時が過ぎるころには腹を空かせている必要がある。腹が満ちていては、美味い酒が飲めないからだ。そして結局のところはいつものとおり、東京駅でおむすびを買う。

「伊豆高原痛みの専門整体院」での膝の治療は、5月のそれから急に楽になった。5,000ボルトの電子ペンが患部に押し当てられたとき、その部分が悪ければ悪いほど痛みを感じる。月に1度の治療により快方に向かってる、ということもあるだろう。しかしそれまでの拷問まがいの痛さから急に解放されたのは、4月にタイで受け続けた、太腿へのマッサージが効いたことによるものと思う。

伊豆に来るときの宿泊は、自分ひとりや次男と二人連れの場合には伊東の安ホテルを使う。しかし家内は「寝られりゃいいじゃねぁか」式の滞在を避けたがる。よって今回は、夏休みの需要増に伴って価格が上がっていたものの、赤沢温泉に確保した。そして部屋から伊豆の海を眺めてみれば、また風呂の良さを思い起こしてみれば「ま、それなりの価格もしょうがねぇわな」と感じる。

夜は、赤沢温泉に滞在した際の行きつけの店でカウンター活動をし、宿へ戻り、入浴をして20時すぎに就寝する。


朝飯 ムースーロー丼、細切り人参の酢漬け、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬、ごぼうのたまり漬、オクラと若布の味噌汁
昼飯 「笹八」の爆弾おむすび
晩飯 「和居」の豚足カプレーゼ焼き鳥いろいろ、他あれこれ、麦焼酎「和居」(ソーダ割り)、ラーメン


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2023.8.1(火) 秋のことも考える

雷が鳴っている。雨も降っている。食堂は角部屋にて、その南東と南西に面した窓を開ける。風は通らない。湿気のみが入ってくる。そこで窓を閉め、空気調整器を除湿で回し始める。

寒さを感じて空気調整器を止める。窓をふたたび開ける。鳥が啼き始める。鳥は複数種が啼いている。蝉は、ヒグラシのみが聞こえる。それらの声により、雨の上がったことを知る。

手元にスマートフォンをたぐり寄せ、天気予報を見てみる。今日の日光地方は曇りときどき雨ながら、気温は30℃まで上がるという。明日あさっての東京の天気も見てみる。最高気温は両日ともに35℃。晴れをあらわす太陽のアイコンは、34℃までのオレンジ色に対して真っ赤、しかもその形は、まるで陽炎を連想させるような波形である。

こどものころ、オフクロの木更津の実家は大きな通りからすこし入ったところにあった。60年前の細い道は舗装されていず、目と鼻の先には染物屋が反物を干す広場があった。地面は浅蜊の割れた貝殻で埋め尽くされていた。台所で出る貝殻は外に捨てる習慣があったのだろう。夏はその貝殻が日の光を受けて白く光った。気温が30℃を超えることは珍しく、テレビのニュースがそれを伝えると、みな驚いたものだ。

今日の雨で、草木はひと息をついているだろうか。今年の米の具合はどうだろう。近隣の農家からのしその実の買い入れは、その時期をすこし早めるべきかも知れない。


朝飯 細切り人参の酢漬け、茄子の揚げびたし、納豆、菠薐草と海苔のおひたし、胡瓜と蕪のぬか漬け、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬、ごぼうのたまり漬、メシ、若布とキャベツと揚げ湯波の味噌汁
昼飯 オクラを添えたざるうどん
晩飯 茄子の揚げびたし、ピーマンの炒りつけ、胡瓜と蕪のぬか漬け、細切り人参の酢漬け、ごぼうのたまり漬、らっきょうのたまり漬、ムースーロー、麦焼酎「こいむぎやわらか」(ソーダ割り)、アイスクリームクッキー、Old Parr(生)


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2023.7.31(月) 逡巡のわけ

素麺のつゆは、昨夏、5つのレシピを試し、5回目にしてようよう納得できるものに辿り着いた。それが記してあるノートの日付けは9月21日。季節は既にして秋になっていた。

ラーメンに対する欲を失ったことについては、今月19日の日記に詳しく書いた。しかしラーメンを除く麺類には、依然として欲がある。一方「夏の頂点は7月31日」と、今月27日の日記に書いた。そうであれば、素麺のつゆ作りを急ぐ必要がある。

ステーキのソース作りには、それほど逡巡しなくても取りかかれる。しかし素麺のつゆとなると、腰が重くなる。理由のひとつは、始めから終わりまでが数十分のうちに完結しない、というところにありそうだ。そして遂に、きのうの夜は大きな鍋に水1リットルを張り、そこに昆布を沈めた。

今朝は目覚め、起床ともに3時台だった。食堂に入ったときから頭はつゆ作りに支配をされていたものの、鍋にはもうすこし昆布を浸しておくべしと考え、先ずは既にして書けていたおとといの日記に画像を加えて「公開」した。続いてきのうの日記にとりかかり、その途中、5時を過ぎたところで席を立つ。

昨夜来のだしに熱を加え、鰹節を投入し、時間を計りつつ保温や蒸らしを経て、だしはようよう完成した。それを専用のピッチャーに移し、粗熱を取るため調理台に置く。

昼はそのだしで、しかし素麺ではなく、うどんを食べた。乾麺が100グラムを計って茹でたものの、その量はおやつほどのものだった。明日は、120グラムは茹でようと思う。


朝飯 トマトサラダ、納豆、「なめこのたまり炊}のなめこおろし、生玉子、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬、ごぼうのたまり漬、メシ、獅子唐の天ぷらと若布の味噌汁
昼飯 大根おろしを添えたざるうどん
晩飯 生のトマト、菠薐草の胡麻和え、紅白なます、枝豆蒸したトウモロコシ、らっきょうのたまり漬、塩らっきょうピーマンと椎茸の肉詰め麦焼酎「こいむぎやわらか」(ソーダ割り)スイカ


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2023.7.30(日) 第一位

日光市今市旧市街の真ん真ん中にある道の駅「日光街道ニコニコ本陣」が、一体全体、どれくらいの品を置いているかは分からない。コンビニエンスストアの扱う商品数が2,500から3,000ということだから、多分、道の駅も1,000の単位にはなるだろう。6月は、その中で上澤梅太郎商店の「らっきょうのたまり漬」が、販売個数第一位になったという。お買い上げくださったお客様はもとより、関係の方々にも厚く御礼を申し上げたい。

今年の元旦の日記を調べてみれば、僕は道の駅に数回の配達をしている。翌2日の日記には具体的な記録があって、8回の配達をしている。回数の多さは、たくさん売れたから、というよりも「新鮮な商品を小まめに補充すべし」という当方の主義による。

「真面目にマメに仕事をしていれば結果はついてくる」と書けば何やら「いい話」めくが、現実は、そう単純なものではない。幾千もの集積の上に、数字はできあがるのだ。

朝からあちらこちらに積乱雲が立ちのぼっている。雲は積乱雲がいちばん好きだ。その様子を画像に収めようとしながら、それがなかなかできない。


朝飯 ラタトゥイユ、数日前の串揚げ、冷や奴、納豆、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬、ごぼうのたまり漬、メシ、オクラの天ぷらと若布の味噌汁
昼飯 ハスカップジャムのトースト、牛乳
晩飯 ガスパチョ桃とチーズのサラダ2種のパン生ハム其の一生ハム其の二コロッケソーセージのソテーChablis Billaud Simon 2018


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2023.7.29(土) 手順

夕刻、amazonから荷物の届いていることに気づく。きのう今日と、立て続けに本を買った。しかしその箱は、本にしては大きすぎる。不審に感じつつ荷を解いてみる。中には万歩計と小さなスピーカーが収められていた。そこではじめて、これらも本と共に注文していたことを思い出す。

万歩計はこれまで、2つを手に入れたことがある。ひとつはベルトに挟む式のもので、見た目が良くないこと、胴に何とはなしの違和感を感じるところから、ほとんど使わなかった。次に手に入れたものは腕時計と一体になったもの。こちらは小さなボタンを操作することが面倒で、やはりほとんど使わなかった。今回のオムロン製は「3軸加速度センサー」と説明されても何やら分からないけれど、とにかくポケットに入れても荷物に入れても首から提げても正確に歩数を数えるという。

その万歩計の初期設定をしながら、年、月、日、時間まで合わせたところでその行為を中断し、1分後に戻ると、分の入力ができなくなっていた。5分を待てば設定前に戻ると説明書にはあるものの、その5分が待てない。よって電池を外して初期化し、ふたたび電池を元に戻そうとすると、これが入らない。力を込めても入らない。ふたたび説明書に当たる。すると、電池には差し込む方向があるという。力を込めたときに、その部分を壊さなくて良かったと胸をなでおろす。手順に従わない悪癖が僕にはあるのだ。

スピーカーは、早ければ明日から、隠居の厨房で使われ始めることになるだろう。万歩計の使い初めは来週の水曜日になると思う。


朝飯 ラタトゥイユ、トマトとブロッコリーのサラダ、肉団子、鮭の「日光味噌梅太郎白味噌」漬け焼き、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬、ごぼうのたまり漬、メシ、キャベツと若布の味噌汁
昼飯 ハスカップジャムのトースト、牛乳
晩飯 オリーブ、チーズ、トマトとベビーリーフのサラダ、ブロッコリーと細切り大根、細切り人参のソテー、自家製ソースを添えたビーフステーキChateau Lumiere 1996


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2023.7.28(金) 論理的には

9月のなかばより店で売る本を、今日は選び始めた。条件は、旅と食べもの関するもの。もちろん、そのほとんどは、僕が過去に読んだことのあるもの。それ以外には、信頼のおける人の本棚に見つけて記録をしておいたもの、信頼のおける著者によるもの、信頼のおける出版社によるもの等だ。

既読の中から選ぶ基準は面白かったもの。それと、僕の能力では面白さは感じられなかったものの、僕より優秀な人なら面白さを感じられるだろうと想像されるもの。「その面白さとやらを、もうすこし具体的に」と問われると、それは困る。

僕は本を読むことを好む。外へ出るときには、本を携えないことにはどうにもならない。一方、読書感想文を書くことは、子供のころから大の苦手だった。僕の、本に対する判断の基準は「面白かったか、そうでなかったか」のみ。批評、評論のできる人については、子供のころから舌を巻く思いと共に傍観し続けてきた歴史がある。

一部、家内の勧めるものも含めて、今日は40冊を選んだ。そのうちの半分は、いまや絶版だ。だからこの一覧のすべてが店に並ぶことはないだろう。

ところで「これまで味噌、醤油、漬物を商っていた店で本が売れるものだろうか」と疑問を呈されれば、まず売れないだろう。「だったらなぜ置くのか」とたたみかけられれば「とにかくそうすることに決めたから」としか答えようは無い。僕の頭は、そうそう論理的にはできていないのだ。


朝飯 ソーセージエッグ、冷や奴、納豆、茹でたブロッコリー、鮭の「日光味噌梅太郎白味噌」漬け焼き、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬、メシ、若布とジュンサイの味噌汁
昼飯 ハスカップジャムのトースト、牛乳
晩飯 冷たいコーンスープチーズの「日光味噌のたまり浅漬けの素・朝露」漬け刻みキャベツを添えた串揚げあれこれ、麦焼酎「こいむぎやわらか」(ソーダ割り)


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上澤卓哉

上澤梅太郎商店・上澤卓哉

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