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清閑 PERSONAL DIARY

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2023.7.25(火) 人間ドックの結果

この12年のあいだに、特に何もしていないにもかかわらず、体重が10キロ減った。久しぶりに会う人には「痩せましたか」と訊かれ、久しぶりでない人からも「ガリガリだ」とか「その痩せ方は気になるよ」などと言われるに至った。自分でも、この体重の減り方は不思議である。そういう次第にて、先月20日に獨協医科大学日光医療センターの人間ドックに入った。

ひと月ほど待つよう伝えられていた結果は、きのう24日にようやく届いた。即、開封したことは言うまでもない。

腫瘍マーカーは、どの項目も基準値の2分の1から5分の1でA判定。すべての内臓機能もA判定。特筆すべきはγGTPの低さで、6月は新型コロナウイルスワクチンの副反応で発熱した15日、および人間ドック前日の19日を除き、すべて飲酒活動にいそしんだものの、基準範囲13~64の真ん中より低い31だった。他のほとんどすべての項目もA判定。しかし上部消化管にはD2(要精検)の判定が出て、消化器内科医への紹介状が添えられていた。

今朝は道の駅「日光街道ニコニコ本陣」の売り場の掃除と納品を済ませると、その足で同センターへ向かった。早いに越したことはない。

08:54 獨協医科大学日光医療センターのロビーに入る。
08:55 総合受付に紹介状を示し、2枚の用紙を受け取る。
08:57 その2枚の用紙への記入を完了。
09:06 初診の受付を完了。
09:28 呼び出されて入口の脇で身長と体重を測定。

09:32 Dの外来受付に2枚の用紙を提出。
09:34 受付の人に促され、ちかくの血圧計で自ら血圧を測定。
09:44 呼び出されてD9の部屋の前で待つよう指示される。

東京大学医学部附属病院にオフクロが入院していたときもそうだったが、大病院での待ち時間を僕は苦にしない。それはひとえに、本が読めることによる

11:28 D9の部屋に僕の受付番号が点灯し、ノックの後、その戸を引く。
11:35 問診とピロリ菌検査のための採血を伝えられて部屋を出る。
11:52 採血室に入る。
11:56 採血を終えて部屋を出る。

11:57 計算窓口にファイルを提出。
12:20 自動精算機により1,790円の支払いをクレジットカードで完了。

「D2 要精検」などとおどかされた割りに、その検査がピロリ菌を対象とするもののみだったことには肩すかしを食らった気分だ。その肩すかしはもちろん、良い意味での、である。

13時よりズーム会議が予定されていたため、併設の食堂にて昼食を済ます。空は朝からずっと晴れている。気温は高く、湿度は低い。トヨタハイエースの外気温計は36℃を示している。とても気持ちが良い。

12:49 会社に帰着。以降は普段の仕事に復帰する。


朝飯 菠薐草と海苔のおひたし、納豆、茄子の揚げびたし、細切り人参の酢漬け、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬、ごぼうのたまり漬、胡瓜と蕪のぬか漬け、メシ、三つ葉の味噌汁
昼飯 「獨協医科大学日光医療センター」併設のレストランのカレーライス
晩飯 「食堂ニジコ」の酒肴あれやこれやそれや、他あれこれ、4種の日本酒(冷や)


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2023.7.24(月) 沢山は要らない

京都のTシャツ屋「イージー」のキシモっちゃんからメールマガジンが届いたのはきのうだったか、おとといだったか。それはユナイテッドアスレのスタンダードドライTシャツを勧めるものだった。価格は、普通のサイズなら500円台の安さである。

子供のころアトピー性皮膚炎に悩まされた僕は、シャツは綿や麻など天然素材のものしか身につけなかった。そんなところに「これまで木綿のTシャツしか着てこなかった方にこそ」というような惹句でこの化繊のTシャツを勧めるキシモっちゃんのメールマガジンが舞い込んだ。それは多分、10年以上も前のことで、僕はキシモっちゃんの誘いに乗ってみた。具合はとても良かった。

そのTシャツと平行するようにして着始めたのはおなじユナイテッドアスレの化繊のポロシャツで、こちらは仕事着、旅行着として今も着続けている。着ても着ても傷まないから、処分する必要もなければ買い足す必要もない。

すり減らない道具が好きだ。すり減っても修理の利く道具が好きだ。クルマが道具なら食器も道具、服も道具なら靴も道具。靴は、トリッペンの2足を修理しながら20年も履き続けている。そういう僕にとって、きのうの日本経済新聞朝刊第12面の「パタゴニアが紡ぐ新しい消費」は、思わず膝を打つものだった。

そういえば同じきのう、夏の贈り物をお選びになるお客様に「先様のご家族がそれほど多くていらっしゃらなければ…」と小さな商品をお勧めし、お客様はそれをお買い上げくださった。

沢山は要らない。ちょうど良いのがちょうど良いのだ。それは多分、誰にとっても。


朝飯 トマトサラダ、ピーマンの炒りつけ、炒り豆腐、めかぶの酢の物、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬、ごぼうのたまり漬、メシ、獅子唐の天ぷらと若布の味噌汁
昼飯 ブルーベリージャムのトースト、牛乳
晩飯 胡瓜とジュンサイの酢の物「なめこのたまり炊」の酢がけ、生のトマト、牛蒡と人参のきんぴら、薩摩芋の蜜煮、鮪の「にんにくのたまり漬」和え浅蜊の味噌汁塩らっきょう鰤の塩焼き、「松瀬酒造」の「松の司2021[R3BY]特別純米」(冷や)


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2023.7.23(日) 未来の修正

早く起きないと、ひとりの時間が確保できない。家内が朝食専門店「汁飯香の店 隠居うわさわ」の調理場へ向かう土、日、月の3日間は特に、早く目を覚ます必要がある。にもかかわらず、今朝の目覚めは4時台の後半だった。

「あれこれ注意書きのある会社は、それができていない証拠」と一倉定は言った。おっしゃる通りかも知れない。そして僕の場合には「風呂上がりには素早くパジャマを着て部屋の明かりを落とすべし」と、枕元の壁に貼るべきかも知れない。ほんのすこしのあいだ涼むつもりで寝台の上にバスタオルを敷き、そこに横になって、天井の灯りは点けたまま深夜まで寝てしまう、ということがたびたびあるのだ。それでは熟睡ができず、したがって早起きもできない。

今日の日記のここまでを書くと時刻は6時15分。朝食の準備にはいまだ余裕があるため、1,000円札の、新券と並券を交互に重ねて釣銭を作る。関東地方はきのう梅雨明けをした。しかし今朝は晴れず、窓からの風は湿気を多く含んでいる。

と、ここでキーボードを叩く指を止めて現在時刻は6時17分。釣銭を作るより優先すべきことがあったではないかと気づき、TikTokに「梅太郎」のアカウントで上げている「10分でできる頑張らなくても美味しい朝食」の撮影に取りかかる。


朝飯 オクラとジュンサイの酢の物、炒り豆腐、「なめこのたまり炊」のなめこおろし、生玉子、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬、ごぼうのたまり漬、メシ、トマトとズッキーニの味噌汁
昼飯 ミックスベリージャムとブルーベリージャムのトースト、牛乳
晩飯 冷や奴なめこの味噌汁レタスとトマトを添えた鶏の唐揚げらっきょうのたまり漬麦焼酎「こいむぎやわらか」(ソーダ割り)桃のゼリー


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2023.7.22(土) 曖昧な指示

目を覚まし、数分の後に時刻を確かめると3時6分だった。3時台の目覚めは久しぶり、という気がする。「久しぶり」の理由は分かっている。今月14日の大旅行の疲れが尾を引いたのだ。その復旧に8日間を要するとは、僕も老いたものである。

おとといの日記は書けている。きのうの日記もすぐに書き終えた。ここで時刻は4時25分。食堂の、開け放った窓から窓へと涼風が吹き抜けていく。快晴ではないものの、空は綺麗だ。そこで椅子を離れ、階段室に出て屋上へ上がる。

「夜の深々と更けていく時間が好きで、勿体なくて、机に着いたままでいる」と言う人がいる。それが僕には分からない。その時間、その場所で起きていても、目に入るのは明かりの届く数メートル四方だけではないか。

屋上から降りて、きのう能代から届いたジュンサイの下ごしらえに取りかかる。能代の天洋酒店に、この時期に注文を出すことがあれば、僕はかならず、そこにジュンサイも含めるよう、店主のアサノさんに頼む。ジュンサイは当然のことながら、採れたての生である。

ジュンサイを下ごしらえするときにはいつも、検索エンジンに頼る。1年も経てば、その手順を忘れてしまうからだ。あらわれたページには、水で丁寧に三度洗いしてから「充分なお湯で」「2、3分茹でる」とある。こういう曖昧な指示が、僕は好きでない。「重量比にして〇倍のお湯で」とか、2分なら2分、3分なら3分と書けないものか。「茹で上がったら充分な冷水で冷まし」の「充分」も、また曖昧である。

そうしてとにかく下ごしらえを終え、今朝の味噌汁の分を取り置いた残りは保存容器に収めて冷蔵庫へ仕舞う。


朝飯 炒り豆腐、納豆、缶詰の鮭と胡瓜の塩もみのマヨネーズ和え、めかぶの酢の物、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬、ごぼうのたまり漬、メシ、揚げ湯波とジュンサイの味噌汁
昼飯 ブルーベリージャムのトースト、牛乳
晩飯 生のトマト、ジャーマンポテトポテトサラダカレーライスらっきょうのたまり漬、Old Parr(生)


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2023.7.21(金) 終業式

事務机の左の壁に提げたカレンダーの、今日の余白には「終業式」と覚え書きがある。学校の春夏冬の休みは、小学校や中学校、高等学校などの違い、また地方により、いつからいつまで、ということは異なる。だから今日の「終業式」は、大まかな目安として書き込んだ。夏休みに入れば家族による行楽が増える。そうなれば店も、それだけ忙しくなる。道の駅で売れる商品も、これまでとが違った動きになるに違いない。

列島は西から徐々に、現在は中部地方まで梅雨は明けたという。隠居の庭の紫陽花は、10日ほど前から枯れ加減になってきた。「汁飯香の店 隠居うわさわ」のお客様には、これからしばらく、百日紅が咲くまでは、様々な葉の緑をお楽しみいただくことになるだろう。

ことし小学校に入学した孫のリコが、取りあえずは一学期をこなしたお祝いということで、夕食の卓には彼女の好きなマカロニグラタンが上がった。それは僕の好物でもあるから、皆が集まる前から白ワインを抜いた。そのグラタンをお代わりして、食後のために用意をしたというチョコレートケーキまでは食べられなかった。

風呂から出てからだに2枚のバスタオルを巻き、寝台に横になる。部屋の明かりは落としてある。そこに孫のリコと弟のシンが入ってきて、寝台へ上ってきた。以降の記憶は、無い。


朝飯 生のトマト、炒り豆腐、ウインナーソーセージとピーマンのソテー、納豆、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬、ごぼうのたまり漬、メシ、若布と万能葱の味噌汁
昼飯 ブルーベリージャムのトースト、牛乳
晩飯 トマトとレタスとルッコラのサラダパンあれやこれやそれや鶏肉とマカロニのグラタンチーズChablis Billaud Simon 2018


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2023.7.20(木) 夏の雨

北東に面した遮光カーテンの隙間から光が差している。天気はどうやら晴れらしい。梅雨前線はいまだ日本海から去らないものの、今年の梅雨は、こと関東地方に限ったものかも知れないけれど、毎日シトシトと降り続いて気温も低い、というものではない。つまり実感しづらい梅雨である。

道の駅「日光街道ニコニコ本陣」への開店前の配達は、きのう午後の検品後に売り切れた商品があったため、2度、足を運ぶこととなった。その2度目の帰りに目と鼻の先の如来寺に寄る。そして1週間前に供えた花を片づけ、花立てと線香立ての周囲を水で洗う。今回の花は色とりどりのものを家内が選んだ。そのうちの百合は、花びらと雄しべを地面に散らしていた。その雄しべを砂の上から拾い集めるには手間がかかった。もし覚えていることができたなら、来年は、百合は避けてもらおうと思う。

朝は積乱雲が綺麗だった。しかしそれは数時間のみで、以降の雲は黒みを帯びてきた。雨は閉店の17時30分ころより降ってきた。いきなり、静かに、しばらくすると強く、しかし豪雨にはならない。これが明日の朝に上げってくれれば、まさに理想的な、夏の雨、である。


朝飯 獅子唐の炒りつけ、茹でたブロッコリー、茄子の揚げびたし、納豆、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬、ごぼうのたまり漬、メシ、トマトと揚げ湯波と茗荷の味噌汁
昼飯 オレンジマーマレードといちごのジャムのトースト、牛乳
晩飯 ジーマミー豆腐、炒り豆腐、玉蜀黍、ポテトサラダと刻みキャベツとトマトを添えたメンチカツChablis Billaud Simon 2018


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2023.7.19(水) ラーメン

ラーメンを食べたいと感じる気持ちを失ったことは、今年5月28日の日記に詳しく書いた。更に日記を遡ってみれば、みずから進んでラーメンを食べたのは、昨年の10月7日の「フジヤ」が最後だった。2023年が明けてから食べたラーメンは以下。

1月26日昼 家内の調理によるラーメン
3月22日昼 家内の調理によるラーメン
5月17日夜 集団で行った「フジヤ」で小鉢に分けてもらった雷ラーメン
6月6日昼 家内の調理による冷やしラーメン

ひと晩のうちに赤坂、六本木、新橋で各1杯ずつという記録を持ち、以降も週に複数杯のラーメンを食べていた僕が、今年は半年で僅々3杯と少々である。そして今日は家内に誘われ、小倉町の「ユタの店」で冷やし担々麺を食べた。誘われなければ、きのうと同じくトースト2枚と牛乳を昼食としていただろう。

それにしても、ラーメンをみずから進んで食べる気持ちが無くなったとは、寂しい限りだ。これで酒を飲みたい気持ちも無くなったらどうしようとは思うものの、そうなればそうなったで、却って便利かも知れない。


朝飯 獅子唐の炒りつけ、細切り人参の酢漬け、菠薐草の玉子とじ、納豆、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬、ごぼうのたまり漬、メシ、若布と大根の味噌汁
昼飯 「ユタの店」の冷やし担々麺サービスの杏仁豆腐
晩飯 胡瓜の塩もみ、茄子の揚げびたし、トマトと千切りキャベツとブロッコリーを添えた豚とシメジのソテー、麦焼酎「こいむぎやわらか」(生)、西瓜


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2023.7.18(火) こまったもの

防災の点からすれば問題なのだろうけれど、仏壇の下の戸棚には20箱ほどのマッチを備蓄していた。そのマッチの最後の1本を今朝は使った。マッチは、数年前までは、スーパーマーケットのキャッシュレジスター手前のカゴにあったような気がする。今はどうなのだろう。

線香は、2005年にオヤジ、2013年におばあちゃん、2014年にオフクロが亡くなったとき、またその初彼岸などにいただいたものを本棚の下の引き出しに溜めておいた。こちらは今年の2月に底を突き、街で見つけた安価なものを手に入れ「こいつは経済的で良いや」と喜んだものの、いざ使ってみれば香りに優れず、灰の色もそれまでの灰色ではなく茶色くて、買ったことを後悔した。

すこしはまともな線香も、そしてマッチも、いまだ我が街に残る専門店で同時に手に入れば有り難い。

夕刻に店番をしているところに家内が顔を出し、手招きをする。近づくと、紙の箱にたくさんの絵の具の瓶、そして僕が小学2年生のときの名札が入っていた。店舗に置くための、めぼしい什器を探していた長男が見つけたらしい。こういうものを取り置いては倉庫はいつまでも片付かない。しかしゴミ箱に直行させるのも躊躇われる。こまったものだと思う。


朝飯 菠薐草と海苔のおひたし、細切り人参の酢漬け、茄子の揚げびたし、納豆、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬、ごぼうのたまり漬、メシ、豆腐と若布の味噌汁
昼飯 オレンジマーマレードのトースト、牛乳
晩飯 菠薐草の胡麻和え、細切り人参の酢漬け、刺身湯波、鮭の「日光味噌のたまり浅漬けの素・朝露」漬け焼き、水茄子のぬか漬け、麦焼酎「こいむぎやわらか」(ソーダ割り)


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2023.7.17(月) 明々白々

後輩のゴールド・ロベルト君が日曜日に来てくれることは知らされていた。しかし朝一番で、それも大型のオートバイで、とは予想していなかった。小旅行の目的はダムカードを得ることで、早朝にいろは坂を上り、中禅寺ダム管理所まで行ったものの、早すぎたため、一旦、山を降りて上澤梅太郎商店に来たとのことだった。ダムにはダムカードというものがあり、これを集める趣味の存在することを、僕は初めて知った。

「酒の肴になるもの」とゴールド君に訊かれて僕は、洋酒にはナッツとドライフルーツをたまりに漬けた「山のにぎわい」、日本酒には大根おろしと合わせると最高な「なめこのたまり炊」、別途「ごぼうのたまり漬」を紹介した。ゴールド君はそれらすべてを備えつけのザルに載せ、奥さんには「らっきょうのたまり漬・淺太郎」を選んだ。

今朝、ゴールド君からメッセージが届いていることに気づいた。貼付された画像は行きつけのバーなのだろう、竹鶴のボトルの脇には「山のにぎわい」の瓶があった。

「店の人のお勧めに乗ると思わず高額の買い物などをする羽目になって損をする」と頑なに信じる人がいる。一方、ゴールド君のような素直な人もいる。相手が詐欺師でもない限り、どちらがトクかは明々白々のことと思う。


朝飯 ブラックオリーブと生のトマト、蒸しベーコン、納豆、めかぶの酢の物、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬、ごぼうのたまり漬、メシ、若布と玉葱とズッキーニの味噌汁
昼飯 オレンジマーマレードのトースト、牛乳
晩飯 豆腐と玉子と若布のスープ春雨サラダ「正嗣」の焼き餃子麦焼酎「こいむぎやわらか」(ソーダ割り)「久埜」のどら焼き、Old Parr(生)


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2023.7.16(日) いまだ梅雨は明けないものの

「もう、梅雨は明けたんじゃないですかね」という挨拶というか、世間話のきっかけというか、とにかくここ数日は、そのことばをたびたび耳にする。連日の猛暑によるものだろう。

おととい長男は隠居の小屋から益子の大甕を運び出し、それを係のタカハシリツコさんに洗ってもらったという。その甕は池水の脇に置かれ、水を張られ、その水はきのうから地面に打たれるようになった。

「汁飯香の店 隠居うわさわ」のごはんは、お客様ひと組ごとに土鍋で炊く。その炊きあがりを待つあいだ、庭に出て、たわむれに打ち水をされるお客様もいらっしゃると聞く。夏休みに入ってお子さんを同伴されるお客様がいらっしゃれば、打ち水は格好の遊びになるに違いない。

「梅雨明け 関東 予想」と検索エンジンに入れてみる。あらわれたページには、気象の専門家であっても明言はしづらい様子があった。それでも梅雨は、1週間以内には上がるのではないか。

隠居の軒先に風鈴を提げる仕事は楽でない。高い脚立を持って数百メートルを移動する必要があるからだ。それでも風鈴は、明日の朝には提げようと思う。


朝飯 生のトマト、鮭缶のマヨネーズかけ、ピーマンとズッキーニのソテー、納豆、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬、ごぼうのたまり漬、メシ、獅子唐の天ぷらとブロッコリーの味噌汁
昼飯 オレンジマーマレードのトースト、牛乳
晩飯 冷や汁、生のトマト、鯵の南蛮漬け、豚の冷しゃぶ、胡瓜のぬか漬け、らっきょうのたまり漬、メシ、「島崎酒造」の「東力士純米吟醸」(冷や)


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上澤卓哉

上澤梅太郎商店・上澤卓哉

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