2026.4.4 (土) 祭の準備
仏壇にお茶と水と花と線香を供えて時刻は4時59分。知らないオニーチャンの弾くイタリア協奏曲の第三楽章をTikTokで聴きつつコンピュータを起動する。このオニーチャンはときどきテンポをずらし、音の強弱を極端に変え、「そんな音、元からあったか?」という装飾を入れるから、僕はその都度「オイッ」と声を上げる。しかしこのオニーチャンの演奏は、それはそれで、悪いものでもない。
ところできのうの日記に書いた来年3月の航空券は、きのうの終業後に、なじみの旅行社の馴染みの係にメールで注文をしておいた。検索エンジンによれば、タイ航空の航空券は出発の340日前から買えるらしいから、多分、大丈夫だろう。その「AIによる概要」にはまた「最もお得に購入できる目安は、出発の2〜3か月前が一般的です」の説明もあったものの、現在の乱世を考えれば、その公式は当てはまらないと思う。
それはさておき今日は、総鎮守瀧尾神社の春の大祭を一週間後に控えての準備日に当たる。よってあらかじめ定められた10時のすこし前に春日町一丁目の公民館へ行く。そこには既にして役員の数名が集まっていた。そのうちのアイザワヒロシさんが、町内に注連縄を張り渡すべく定められた時間は13時でも、雨の予報が出ていれば、今からしてしまった方がよろしいのではないかと提案をした。僕に異論は無い。アイザワさんは、町内の西地区に住むクロスカオルさんおよびヨシダカツノリさんと共にその場を去った。
僕はおなじ中央地区に住むタノベタカオさんと二人で中央地区に縄を張ろうとするものの、回覧板では13時からと周知をされていたため、いまだ縄を張るための赤柱を外へ出していないお宅もある。よって縄のことは取りあえず諦めて、公民館の倉庫から提灯台を引き出し、それを組み立てる。公民館の中の掃除は、東地区のイケダツトムさんがひとりで仕上げてくれた。
会計係の仕事としては、労力を提供してくれる役員に昼食の場を設定する、ということもある。こういうときの昼食は大抵、蕎麦の「やぶ定」にて、11時30分より皆と蕎麦を食べ、お店の人には、後から来る役員もいることを伝えて会社に戻る。このころより予報の通りに、雨が降り始める。
13時にふたたび公民館へ行く。そこに集まった面々は、ウインドブレーカーをポケットに入れた僕とは異なって、おしなべて完璧な雨具を身につけている。しかし雨の中で縄を張ろうとすれば、地面を引きずったそれは、どうしても汚れるだろう。そこで僕は、縄を張る仕事は明日に延期すべきではないかと皆に諮る。それが受け入れられて、日光街道に沿ったところの縄貼りは、明日の15時から再開ということになった。
午後は事務室にいたり、あるいは店に手伝いに入ったりして夕刻を迎える。雨では、お祭の赤い柱に提灯を出すこともできない。明日には止んで欲しい、春の雨である。
朝飯 納豆、生玉子、大根おろし、なめこのたまり炊、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、メシ、大根と若布の味噌汁
昼飯 「やぶ定」のカレー南蛮蕎麦
晩飯 納豆、鱈子、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、なめこのたまり炊、鶏とシメジと厚揚げ豆腐と水菜の鍋、「齋彌酒造」の「雪の茅舎山廃純米」(燗)













