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清閑 PERSONAL DIARY

2026.4.16 (木) 綺麗サッパリ

薄明にTikTokを開き、イタリア協奏曲の第三楽章を、先ずはワンダ・ランドフスカ、次はラファウ・ブレハッチで聴いてから起床する。

きのうおとといと留守にしていたため、 7時40分に降りた事務室の机の上には、郵便物と共に複数のメモが重なっていた。そのうちの1枚には、数週間前に土地を売ることを頼んだ会社の、宅地建物取引士からの「木曜日に改めて連絡をする」旨のものもあった。そしてその電話は10時24分に鳴った。ひとつは会社、ひとつは僕の名義になっている隣りあった土地が、一括で売れたという知らせだった。

店や住まいから南へ数百メートル離れたところに、その土地はあった。芝のような短い草の生えた窪地で、しかし日当たりは良く、まるでおとぎ話に出てくるようなところだった。ところがいつしか開発の手が伸びて、窪地には土が盛られ、道が通り、持ち主には代替地が与えられた。思い出の風景が失われてから流れた年月は、60年ちかくに及ぶかも知れない。

その、かつての代替地を売る仲介を頼んだ会社の社長と資格を持つ連れの人は、11時に来社をした。僕は差し出された複数の契約書に複数の署名と捺印をした。事務室の大テーブルでその反復行為のような仕事を終えると、何やら「綺麗サッパリ」という気分になった。

そうしてその二人を見送り、何気なく左手をズボンの後ろに回すと、すり切れて開いた穴を指先に感じた。

2022年10月にユニクロで3本をまとめて買ったズボンは、昨月の21日に、太腿の部分の擦り切れがひどくなった1本を捨てた。いま穿いているズボンは、今週の月曜日に、尻のすり切れに気づいた。仕事用のズボンは月曜日から日曜日までの7日間を穿いて、洗濯をすることにしている。よって尻に穴の開いた現在のズボンは、日曜日まで穿いてから捨てようと思う。


朝飯 牛蒡と人参のきんぴら、カマスの干物、穂運連想のソテーを添えた目玉焼き、納豆、なめこのたまり炊、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、メシ、大根と若布の味噌汁
昼飯 にゅうめん
晩飯 茹でた人参とブロッコリーマッシュルームのソテー刻みキャベツと生のトマトを添えたスコッチエッグ、メシ、Cono Sur Bicicleta Reserva Cabernet Sauvignon 2018


美味しいおうちごはんのウェブログ集はこちら。

  

上澤卓哉

上澤梅太郎商店・上澤卓哉

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