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清閑 PERSONAL DIARY

2018.8.23 (木) 何やら忙しいが何やら快調

「ワインは、年を経れば経るほど美味くなるのでしょうか」とフランスの酒蔵で訊いた人に「ディートリッヒのような酒は希です」と、その蔵の番人は答えたという。

ワインを女の人に喩えることは、特にフランスではむかしから普通に行われてきた。その長きにわたる慣習に「それはセクシャルハラスメントだ」と異を唱える人が出てきても良さそうな昨今だ。よってそれらしい情報を探そうとして検索エンジンに当たるも、なぜかとんと見あたらない。

そうであれば書くけれど、蕎麦は僕にとっては篠田桃紅だ。あまりに枯淡、あまりに玄妙で、その美味さというものが、どうもよく分からない。対するラーメンは小池栄子だ。こちらの美味さは分かりやすい。僕は昼の外食においては、ほとんどラーメンしか食べない。

今日も台風のちかづく蒸し暑い空気の中、自転車で日光街道を下る。食べようとしているのはもちろん、ラーメンだ。しかしどういう具合か数百メートルを進んだところで気が変わり、そのまま追分地蔵尊を目指す。そして何年ぶりになるか思い出せないほど無沙汰をしていた蕎麦屋に入り、夏限定の蕎麦を食べる。何歳になったかは不明ながら、何よりオバチャンが元気で良かった。跡継ぎの孫は結婚をしていて、これまた良かった。


朝飯 茄子とパプリカの「日光味噌梅太郎赤味噌」炒め、蓮根のきんぴら、トマトのソテーを添えた目玉焼き、モロヘイヤのたたき、納豆、たまり漬「おばあちゃんのふわふわ大根」、メシ、豆腐と若布と三つ葉の味噌汁
昼飯 「並木そば」のだし蕎麦(大盛り)
晩飯 つるむさらきの「日光味噌のたまり浅漬けの素・朝露」漬け、冷や奴のオクラのすり流し、青茄子の「日光味噌梅太郎赤味噌」田楽、蓮根のきんぴら、3種の干物、「永山酒造店」の「貴ゴリさん純米吟醸生酒」(冷や)、西瓜


美味しい朝食のウェブログ集は、こちら。

  

上澤卓哉

上澤梅太郎商店・上澤卓哉

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