トップへ戻る

MENU

お買い物かご

清閑 PERSONAL DIARY

2017.3.25 (土) 居酒屋にて

思いに任せず焦燥をつのらせる、そのような気分の状態を、ウチのあたりでは「いじをやく」という。漢字で「意地を焼く」と書くかどうかについては知らない。

きのうセキネ耳鼻科では、抗生物質と消炎剤による2種の薬を朝昼晩の各食後に飲むよう言われた。また高熱や強い痛みに見舞われたときのための頓服も処方をされた。

早朝に目覚めると、喉の痛みはきのうセキネ耳鼻科へ行く前と変わっていなかった。抗生物質と消炎剤による2種の薬をきのうの昼と夜に飲んだにもかかわらず、である。ここで僕は前述の「いじをやく」状態になり、平熱で、かつ喉の痛みも耐えがたいほどではなかったにもかかわらず、食堂に置いた薬袋から頓服を取り出し飲んだ。時刻は4時20分だった。

8時30分を過ぎると、明け方に飲んだ、セキネ先生の説明からすれば僕には不要不急の頓服が効いたらしい、喉の痛みは隨分と弱くなっていた。自分を実験台にしたこのことは、どこかに記録をして覚えておくことにしよう。

所用にて午後、巣鴨へ行く。そこから池袋に移動をし、本を読むため2軒の喫茶店をはしごする。途中で店を変えたのは、1軒目が喫煙者の巣窟だったからだ

17時、自由学園男子部35回生の幹事役であるノリマツヒサト君が手配をしてくれた、北口ちかくにある居酒屋の階段を降りていく。指定された時刻よりすこし早かったものの、今夜の世話役であるアケミツシ君は既にして、座敷のもっとも入口に近いところに控えていた。

昨月25日は、大病からの緩解中に急逝した同級生サカイマサキ君の初めての祥月命日にて、サカイ君の自宅に同級生はじめ上下級生が集まった。今日はそれから1ヶ月を経ての、同級生だけの「偲ぶ会」である。そうして静かに、しかしときには少し賑やかな、しみじみとした時間を過ごす。


朝飯 筍とぜんまいと油揚げの炊き合わせ、独活のきんぴら、五目白和え、キャベツのおひたし、鰯の梅煮、メシ、大根とサニーレタスの味噌汁
昼飯 「美彩たむら」の「笹巻おむすび3個入り」
晩飯 「鞍」のあれやこれやそれや。麦焼酎「吉四六」(お湯割り)

  

上澤卓哉

上澤梅太郎商店・上澤卓哉

2024

2023

2022

2021

2020

2019

2018

2017

2016

2015

2014

2013

2012

2011

2010

2009

2008

2007

2006

2005

2004

2003

2002

2001

2000