2025.9.5(金) 47日ぶり
早朝、脚の痒いところに軟膏を塗り、その軟膏で油気を帯びた手を洗う。釣銭が少なくなってきたため、両替のための種銭の紙幣を数えて、また手を洗う。朝食の準備を始めるまでに、5回か6回は手を洗う。時にはアルコールを噴霧して、これまた手を消毒する。僕が手を洗う回数は、一般に比べて明らかに多いような気がする。その結果、秋から翌年の5月までは手の指にアカギレが絶えなくなるのだ。
秋を嫌う最も大きな理由は、四季の中で最も好きな夏が終わってしまったという喪失感によるものだろう。更には手指や足のアカギレもまた、潜在的には秋を嫌う気持ちの一因になっているような気がする。アカギレを防ぐためには、僕の場合、南の国に移住をするしか方法は無い。
冷たい素麺が欲しくなる気温ではなかったため、昼は6月19日以来47日ぶりに熱い汁のにゅうめんを作る。素麺は飽きないが、にゅうめんは飽き加減にて、今秋から来春にかけては、汁に工夫を加えようと考えている。
終業後、今月25日からの訪タイを控えて、早くもその次の計画を練る。そして2022年7月16日の日記に書いた、ウドンタニーからチェンライまでのバスでの移動を、来年の3月にはいよいよ実行することと決めた。
谷口正彦の「冒険準備学入門」をひもとくまでもなく、旅の楽しみのかなりの部分は、事前の準備にある。その準備はインターネットの出現により、それ以前より時間の点でも費用の点でも格段に楽になった。楽や便利は楽しさの逓減に繋がる。しかしインターネット以前に比べれば情報量が圧倒的に多くなったことに助けられて、事前準備の楽しさが減ったとは、僕は感じない。南の国の長距離列車や長距離バスで体調を崩したことは皆無ながら、防寒には重々、気をつけようと思う。
朝飯 マカロニサラダ、納豆、めかぶの酢の物、なめこのたまり炊、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、メシ、豆腐と若布と長葱の味噌汁
昼飯 にゅうめん
晩飯 「コスモス」のトマトとモッツァレラチーズのサラダ、ドリア、ドライマーティニ、TIO PEPE
2025.9.4(木) 経済合理性
長男が子供のころ、誕生日を前にして、あるゲームソフトを所望した。よって長男を連れて街の中古屋へ出かけようとしたところ「誕生日のプレゼントに中古品とは信じがたい」と家内に言われ、僕も長男も「キョトン」としたことがある。そして結局のところ、当該のゲームソフトは新品を買った。
後年、既に物故した同級生が名のある出版社から小説の短編集を出していたことを同級生のメーリングリストで知らされた僕は、それをウェブ上の中古市場で探し、購入した。そしてそのことをこれまたメーリングリストを通じて皆に報告をしたところ「同級生の本を中古で買うヤツがあるか」と、同級生のひとりに呆れられた。
僕は、経済合理性しか考えない常識外れなのだろうか。そういう次第にて、中味が同じならできるだけ安いものを買う。本はほとんど古書でしか買わない。そしてメルカリには、しばしばamazonより安く古書が出ている。先般はそのようにして、メルカリで古書を買おうとした。
僕の知る限り、メルカリでは今年のはじめころから、利用者の完全を確保するため、買い物をすると、先ずは決済に制限がかかるようになった。その制限の解除には、15分間を待ってから所定の手続きをする必要がある。しかしその日に限っては、その解除がどうしてもできなかった。
メルカリで買い物をすると自動的に届く「あんしん支払い上限(決済上限額)が設定されました」という表題のメールを読んでいくと「メルカリ・メルペイをより安全かつ便利にご利用いただけるパスキーを設定いただくと、今後同様の決済保護は発生しません」とある。よってこの、6桁の数字によるパスキーを設定した。そしてそのパスキーを用いて再度ログインを試みると、今度はログインさえできなくなった。専用のエディタに保存した6桁の数字は、絶対に間違えていない。困った事態、である。
悶々としたまま十余日を経た今日になってようやく、この件につき次男に助けを求めた。次男は自分のできうることすべてをしてから、この問題についてはyoutubeをはじめウェブ上におなじ事例がかなり上がっていること、また最後はメルカリに解決策を求めるしか無いことを僕に教えた。僕は即、次男の言う通りのことをした。果たしてメルカリからは、役に立つ回答が戻るだろうか。
朝飯 ウインナーソーセージのソテー、冷や奴、生玉子、なめこのたまり炊、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、メシ、若布と長葱の味噌汁
昼飯 長葱と擂り胡麻のつゆで食べる素麺
晩飯 「和光」のお通しの車麩と根菜の炊き合わせ、梅胡瓜、秋刀魚の塩焼き、鶏つくねのタレ焼き、麦焼酎「吉四六」(オンザロックス)
2025.9.3(水) 得意分野
目を覚まして数秒のあいだは、自分がどこにいるか分からなかった。開けたけたままの障子の、その先の白いレースのカーテンに朝日が差している。それを見てようやく、道の駅「うつのみやろまんちっく村」に、きのうから泊まっていたことに気づく。枕元のiPhoneによれば、時刻は5時49分だった。同室の、神戸から「日光MG」に来て下さったアカギタケノリさんは、どうやら僕より早く目覚めていたらしい。
いまだ6時前とはいえ、ゆっくりはしていられない。浴衣を服に着替え、洗面を済ませるなりアカギさんに挨拶をして部屋を出る。駐車場のホンダフィットには、夜露が降りていた。
そういえば昨夜は交流会場の「麦の楽園」を出るころに雨が降りだし、露天風呂ではその、まるで夕立のような雨を嬉しさと共に浴びた。雲の中では雷が盛んに光っていた。その、きのうの夜の雨をすっかり忘れさせるような、今朝の晴天である。
徳次郎の入口から日光宇都宮道路の下り線に乗ると、間もなく右手に見えてくる篠井の里山にはその裾に霧がたなびいて、たいそう美しい。しかし当方はハンドルを握っていることもあって、その景色を心ゆくまで眺めるわけにはいかない。
朝食はコンビニエンスストアで買ったおむすび。味噌汁の出汁は、きのうから引いておいた。いつものように7時40分に事務室のシャッターを上げる。8時の朝礼を済ませて後は配達係のイザワコーイチさんと共に道の駅「日光街道ニコニコ本陣」へ本日1回目の配達。8時20分に会社に戻ったら開店の準備。開店時間は8時30分でも、準備が整えば僕は店を開けてしまう。販売係の面々は8時50分には出社をする。彼女たちに店を引き継いで後は事務室にてあれやこれやする。
上澤梅太郎商店は10月29日より11月4日まで、日本橋新宿高島屋の8階で開かれる「グルメのための味百選」に参加をさせていただく。そのご案内のお送り先の特定を、11時より4階の食堂にて始める。この仕事は複雑かつ精密さを求められるもので、だから電話が鳴ったり人が来たりする事務室ではできないのだ。
顧客名簿からその時々の条件式を以て特定のお客様を抽出することを僕は得意としている。年に何度か巡ってくるこの仕事においては、そのたびごとに気づくことがあり、だからそのたびごとに正確性は増し、作業性も向上していく。以前は2、3時間を要していたものだが、今日は1時間で終えることができた。
午後はまた事務室にてあれやこれやし、15時30分に道の駅「日光街道ニコニコ本陣」に本日最後の配達をする。今日の販売係は17時の退社。以降は閉店の17時30分までひとりで店に立つ。なお、閉店は17時30分でも18時までは扉を開け放ったまま掃除をするから、お客様がいらっしゃれば勿論、ご対応をさせていただく。社員は、残業がなければ18時10分までには全員が帰宅の途に就く。
本来であれば「日光MG」の行われている道の駅「うつのみやろまんちっく村」に顔を出し、交流会につきあい、泊まるべきではあろう。しかし体力の温存を考えて、今夜の移動はしないこととする。
朝飯 「セブンイレブン」の2種のおむすび、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、若布と三つ葉の味噌汁
昼飯 揚げ湯波の甘辛煮と長葱のつゆで食べる素麺
晩飯 「食堂ニジコ」のキュウリのカラシ和え、ピータン、油淋鶏、エビ塩焼きそば、麦焼酎「二階堂」(ソーダ割り)
2025.9.2(火) 秋の野菜
たまり漬の原材料としての茗荷は、秋田県の能代産を長く使ってきた。ところが気候の変動によるものか、ここ十数年ほどは列島のあちらこちらに局地的な大雨が降る。夏や秋の野菜は、大雨や長雨に見舞われると一気に高騰する。その値動きが極端になってきたため、2012年からは、茗荷は近隣の農家より手当をすることにした。そしてその季節が今年も来た。
午前、蔵では製造係のイトーカズナリ君が、届いたばかりの茗荷を流水で洗うと共に、余分な皮や芽を剥いたり抜いたりしていた。こうして形を整えられた茗荷は軽く水切りをしてから塩に漬ける。この秋も、新鮮な茗荷が多く集められれば幸いである。
9月に仕入れる原材料としては、他にしその実が挙げられる。こちらの下処理には大がかりな装置が必要となるため、茗荷とはすこし時期をずらして今月の8日より買い入れを始めることにしている。それからしばらくは、蔵はもちろんのこと、事務室や店舗の裏口にまで、その香りが満ちることだろう。
さて今日は上澤梅太郎商店が主催する研修「日光MG」の前夜にて、遠方からの参加者は前泊をされる。そういう次第にて、18時に終業の後は売上金を集計して金庫に納めたところで1泊分の着替えを手にホンダフィットに乗る。今回の会場は道の駅「道の駅うつのみや ろまんちっく村」に定めた。
その中の食堂「麦の楽園」にはマネジメントゲームの創始者である西順一郎ご夫妻をはじめ、遠くは神戸、大阪、また新潟や静岡からいらっしゃった15名様に加えて家内と長男が、既にして食事中だった。その中に僕も加わって、久しぶりに歓談をする。
「日光MG」は当初、会社を二日のあいだ休み、経営者と社員の全員が参加をしていた。しかしこのところは秋野菜を以前より多い日数で仕入れるようにしたこと、また新型コロナウイルスの問題が起きて以降は卸売りが増え、その準備と配達を休まず続けるため、9月の「日光MG」に限っては、会社を休まないこととした。
というわけで、今回の会社からの参加は家内と長男のみ。僕は明朝にトンボ帰りの予定である。
朝飯 隠元豆の胡麻和え、スクランブルドエッグ、茄子の揚げびたし、納豆、なめこのたまり炊、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、メシ、ズッキーニとオクラの味噌汁
昼飯 納豆とオクラのつゆで食べる素麺
晩飯 「麦の楽園」の「いっこく野州鶏のてりやき丼」、VIDA ORGANICA CHARDONNAY 2024
2025.9.1(月) 36℃
7時40分から10時40分までの忙しさは筆舌に尽くしがたかった。そうして内田百閒流にいえば…、と脱線をしていては日記が長くなるから割愛をして、10:53発の上り特急に乗るべく東武日光線の下今市駅へと向かう。
今日の予定は、先ず日本橋の銀行で残高証明の取得を申請する。次はトリッペン原宿店訪ね、22年のあいだ愛用してきたトリッペンの短靴”sheet”を修理に出す。そこまで履いていったそれを預けた後は、持参したゴム草履に履き替える。というものだった。
ところが駅ちかくの駐輪場に自転車を駐め、スタンドを降ろそうとしたところで靴はジャングルモック、ということに気づいた。あまりの忙しさにより、事務室に準備したトリッペンには脇目も振らず、普段履きに足を入れてしまったのだ。
とすればゴム草履はもはや必要ない。というわけで、それはトートバッグから取り出して、自転車のカゴに残置する。
今日の東京の最高気温は36℃とのことだが、僕にとっては「暖かくて快適ですね」くらいのところだ。銀行での用事は30分ほどで完了した。最寄り駅は外苑前というトリッペン原宿店へは行けなくなったものの、観たいものがあったため、三越前から地下鉄銀座線に乗り、表参道で地上に出る。
欅並木のだらだら坂は、いつの間にか高級ブランド店ばかりの街に様変わりをしていた。折角の石垣をステンレス製の柵で覆ったエルメスのファサードには「どうなんでしょうね」という疑問を禁じ得ない。
表参道と山手通りとの交差点を左に折れて、更に路地へと入り込む。そして”GR SPACE TOKYO”にて森山大道の写真展「in TOKYO」を観る。「やっぱ、いいなー」である。壁の年譜によれば、森山大道は今年で87歳。その健在ぶりには驚くばかりだ。
「折角ここまで来たからには」と、ちかくのクラークスとビルケンシュトックで、このところ気になっていた靴を試し履きする。どちらの店員もしごく丁寧に接してくれはしたものの、申し訳ないことに、いずれも購入には到らなかった。僕にとって最高の靴は、やはり”trippen”を措いて他には無いのだ。
ビルケンシュトックの店のちかくには幸い、地下鉄の構内に降りる口があった。そこで炎天と別れて千代田線に乗り、国会議事堂前で丸ノ内線に乗り換えて東京駅に到る。時刻はいまだ17時より前にもかかわらず、早くも空腹を覚えている。それを幸いとして軽く飲酒活動をする。
北千住では小一時間ほどの余裕があったため、少々の買い物をする。そして19:19発の下り特急に乗って、21時過ぎに帰宅を果たす。
朝飯 豚挽き肉と夏葱とピーマンの中華風炒め、生玉子、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、メシ、大根と若布の味噌汁
昼飯 「セブンイレブン」のサンドイッチ、牛乳
晩飯 「酢重ダイニング」のお通しの胡瓜の醤油豆添え、刺身の盛り合わせ、芝霧豆による豆腐の冷や奴、「酒千代野」の「川中島特別純米」(冷や)
2025.8.31(日) マイカオチャイ
早朝、きのうおとといに続いて家内と共に「汁飯香の店 隠居うわさわ」へ赴き、おととい床に掛けた柏木弘の”UNTITLED 08-III”を、竹内栖鳳の「晩秋」に戻す。残暑のいまなぜ「晩秋」なのかについては、今月23日の日記に書いた通り。
午前の店では、新たな本を長男が書籍部の棚に並べていく。本はお盆の繁忙に備えて早くから注文していたものだったが、届いたのは今朝のことだった。お客様のほとんどはクルマでご来店になる。だから重さや大きさは負担にならないと当方は考えるものの、文庫本の方が売れ行きは良い。自分に照らしてみれば、普段はお客様とおなじく小さなものを好む。しかし旅先に持参して心が躍るのは、やはり分厚い単行本である。
終業後、本日の売上げをコンピュータに入力したところで「まじー、変だなぁ」と独りごとが漏れる。日曜日の数字としては、お盆休みの最中の17日よりも、8月最終日である今日のそれの方が高いのだ。しかもクレジットカードやQR決済に対して現金の比率が飛び抜けて高い。その要因を考えても解析は不能。これをタイ語ではマイカオチャイ。英語で何と言うかは分からない。
朝飯 茄子の揚げびたし、甘唐辛子の炒り煮、竹輪の磯辺揚げ、ひじきと大豆と人参の炊きもの、納豆、モロヘイヤのたたき、なめこのたまり炊、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、メシ、若布とズッキーニの味噌汁
昼飯 納豆と玉葱のつゆで食べる素麺
晩飯 ビーフンの中華風炒め、豚挽き肉と夏葱とピーマンの中華風炒め、夏太郎らっきょう、麦焼酎「こいむぎやわらか」(ソーダ割り)
2025.8.30(土) 行水
上澤梅太郎商店が運営する朝食の専門店「汁飯香の店 隠居うわさわ」の営業日は毎週の土日月曜日。その厨房に早朝より入る家内の荷物を今朝は僕が提げて、隠居の柴折り戸を押す。そしてきのう床の間に掛けた柏木弘の”UNTITLED 08-III”の、周囲との調和を確かめる。おなじ床の花の籠は、19年前に書いた「サイトー君のメルセデス」のサイトー君からの拝領品である。
今日は長男も配達係のイザワコーイチさんも休みにより、朝は道の駅「日光街道ニコニコ本陣」への配達と開店業務をひとりで行う必要がある。こういうときに限って道の駅に納品すべき品が多い。「配達の途中で一旦、店に戻る必要があるだろうか」と考えていたところ、普段は11時より出勤の販売係タカヤマソラさんが早番として8時前に来てくれたから助かった。
開店の8時30分からしばらくは、店番はひとりでもこなせるだろう。そう考えて、道の駅から戻るなり蔵の最深部の冷蔵庫に保管してあるお米「ゆうだい21」の30キロ袋を事務室まで運び、それをホンダフィットに載せる。そしてホームセンター「カンセキ」の精米機で精米をする。帰る途中で、今日は仕事が休みのため隠居の食器洗いを手伝うことになっている次男と家内のための弁当を、既にして開店した道の駅で買う。そこから目と鼻の先の如来寺に立ち寄り、施餓鬼供養のお布施と塔婆の代金を置く。
ホンダフィットは店の駐車場ではなく、蔵の裏口に乗りつける。そして精米済みの「ゆうだい21」とふたり分の弁当を隠居の勝手口から入れる。
ここまですると、下着もシャツも汗で濡れたため、4階の自宅へ戻ってシャワーを浴び、下着とシャツを替える。
タイへ行けば、朝食を食べに出ただけで汗まみれ、昼食を食べに出ただけで汗まみれ、ちかくのコンビニエンスストアへ出かければ、またまた汗まみれになる。そしてこれは本当のことだが、夕刻には、その日に浴びたシャワーの回数が思い出せなくなっている。このところの日本の夏は、最暑期のタイより暑い。だから人によっては、タイでの僕と同じほど水浴びをしていることだろう。
夕食の前の20分ほどは、食卓で本を読む。この新書の残りのページも少なければ、あさっての東京行きには、もう1冊を携える必要がある。その1冊を選ぶために席を立って、応接間に続く、盲腸のような廊下の本棚へと向かう。
朝飯 甘唐辛子の炒り煮、モロヘイヤのたたき、生玉子、納豆、なめこのたまり炊、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、メシ、若布と夏葱の味噌汁
昼飯 茄子の揚げびたしと大根おろしのつゆで食べる素麺
晩飯 マッシュルームと夏野菜のスパゲティ、飲みさしの白ワインと赤ワイン、焼き菓子
2025.8.29(金) UNTITLED 08-III
9月はじめの予定が混んでいる。よほど注意をしないと、どこかで粗相をやらかしそうだ。事務机の左手に提げたカレンダーだけでなく、忘備のためのポストイットも目立つところに貼ることにしよう。
その混み合う日程の最中に訪ねたいと考えている店を検索エンジンで特定する。その自社サイトでは、定休日は水木とされている。しかしGoogleのページには、定休日は月火水木とある。一体全体、どちらが確かな情報だろう。幸い自社サイトに問い合わせのフォームがあったため、そのことについての質問を入力して送信する。
「汁飯香の店 隠居うわさわ」に明日の予約を入れてくださったお客様から、食事をしつつ柏木弘の”UNTITLED 08-III”をご覧になりたいとのご要望をいただいた。この絵は通常、冬に飾ることとしているものの、お客様は美術大学で柏木弘の生徒さんだという。滅多にないお申し出であれば、是非にもお応えをしたい。そういう次第にて自宅の倉庫からこれを納めた紙箱を出し、隠居に運ぶ。そして床にある竹内栖鳳の「晩秋」を”UNTITLED 08-III”に掛けかえる。残暑のいまなぜ「晩秋」なのかについては、今月23日の日記に書いた通りだ。
そのまま隠居にいて、9時30分からのウェブ会議に加わる。しかしてまた今日は販売係が手薄なため、僕のみは1時間ほどでその場を離れる。
13時30分より銀行に赴いて、今月中に済ませておくべき入金や資金移動をする。16時30分からはひとりで店番をする。17時をすぎて混み合ったところに長男が来てくれて助かる。17時30分からは、隠居係のタカハシリツコさんが掃除をするため来てくれたから、これまた助かる。ちなみに「汁飯香の店 隠居うわさわ」の今週の営業日は、すべて満席をいただいている。
朝に質問を送った会社からは懇切丁寧な返信が届いた。Googleのページの異常に多い定休日は9月はじめの臨時休業を反映したものであり、しかしGoogleの仕組みでは定休日と臨時休業を区別して表示できないことへの詫びも述べてあった。この店の商品は、できれば9月中には購入したいと考えている。
朝飯 甘唐辛子の炒り煮、目玉焼き、茄子の揚げびたし、揚げ湯波の甘辛煮、なめこのたまり炊、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、メシ、オクラと若布の味噌汁
昼飯 納豆と玉葱のつゆで食べる素麺
晩飯 モロヘイヤのたたき、夏太郎らっきょう、牛丼、麦焼酎「こいむぎやわらか」(ソーダ割り)、焼き菓子、Old Parr(生)
2025.8.28(木) 人によりけり
きのうの夕刻は東京にいたから、道の駅「日光街道ニコニコ本陣」の様子は見ていない。よって朝礼の始まる8時より前に、いちど現場を訪ねて売場の在庫を確かめる。そしてきのうのうち準備の完了しているもの、また朝礼の後に急ぎ作ってもらったものをホンダフィットに積んで、9時前に本日最初の納品をする。
日光の小中学校では既にして二学期が始まっている。しかし日光以南の小中学校は、今も夏休みのところが少なくない。よって観光客の数は、いまだ平時のそれまでは減っていない。これが9月になれば、道を往くクルマの数も、いくらかは少なくなるだろう。そして10月11日の土曜日からは、また次の混雑、あるいは賑わいが始まるのだ。
販売係によれば、やはりきのうは夕刻にかなり激しく雨が降ったという。今日も17時を過ぎると、空には青いところも見えるものの、怪しげな雲も低くなってきた。やがていくつかの雨粒が落ちてくる。しかし今夕の雨は、その一瞬のみだった。
「暑さもようやく峠を越えましたね」と言う人もいれば「涼しくなるという予報でしたが、むしろきのうより暑いくらいです」と言う人もいる。僕としては「まだまだ涼しくはなって欲しくねぇな」というところだ。「暑さ寒さも彼岸まで」であれば、まだまだ涼しくなることはないだろう、と思う。
朝飯 海女唐辛子の炒り煮、鮭の昆布巻、茄子の揚げびたし、納豆、なめこのたまり炊、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、メシ、豆腐と若布と茗荷の味噌汁
昼飯 納豆と玉葱のつゆで食べる素麺
晩飯 ポテトフライ、トウモロコシのバターソテー、ベビーリーフのサラダ、パン、鶏のトマトチーズ焼き、Chablis Billaud Simon 2018
2025.8.27(水) 伊豆治療紀行(39回目の2日目)
9,000ボルトを発する電子ペンによる膝の治療は通常、診察台に座った状態で受ける。それが今朝は「新しい方法を見つけた」と、いわゆる側臥位で横になるよう、先生は僕に指示をした。そして先ずは左を下にして横になった僕の左膝の内側、続いて右膝の外側に電子ペンを打ち込んだ。次は右を下にして横になり、右膝の内側と左膝の内側に、おなじ処置をした。
診察台に寝た状態で上から電子ペンを打ち込まれると、どうにも逃げようが無い。治療に伴う痛みはきのうのそれよりも強くなった。しかしからだを良好な状態に保つためには我慢も必要。この整体院を超える「治し屋」を僕は知らないから、ただ堪えるのみ、である。
借りていたクルマを伊東駅前で返し、乗れた伊豆急行鉄道の列車は11:35発。熱海での4分間の乗り継ぎは僕のみがこなし、家内は休憩室で昼食を摂りつつ次の新幹線を待つという。
先月も書いたような気もするが、僕が時間を調整する場所は登山用品屋と本屋だ。登山には命がかかっている。よってその用品屋で売られている服は普通の衣類より機能に特化しているところが好きだ。本についてはまぁ、無ければ生きていけない、ということもないけれど、これを欠いては人生の楽しみの数十パーセントが失われることは確かだ。
きのう東京駅で買った本を日本橋丸善の喫茶室で読むうち、ジュリア・キャメロンという人が提唱した「モーニングページ」というものを知る。起き抜けにたくさんことを文字にすると、これが脳のいわば「毒消し」になる。すると自由な発想が得やすくなるというのだ。とすれば、早朝に日記を書く僕などは、それを知らず知らずのうちに実践していたことになる。とはいえ日々、自由な発想が湧き出ている感覚は無い。モーニングノート、果たして本当のことだろうか。
家内とは銀座の伊東屋で落ち合い、食後、地下鉄で浅草へ移動をする。そして19:59発の下り特急に乗り、22時前に帰宅を果たす。夕刻に驟雨でもあったか、街はひどく涼しかった。
朝飯 「ガスト」の目玉焼き&ベーコンソーセージセット、ライス(大盛り)
晩飯 “Osteria Barababao”のオードブルの盛り合わせ、イカ墨のスパゲティ、豚のグリル、ヴェネチアのシャルドネ、チョコレートプリン、グラッパ








































