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お買い物かご

清閑 PERSONAL DIARY

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2017.12.17(日) ユキグモ

現在の朝の空は、6時5分をいくらか過ぎたときが最も美しい。その空を望める南東の窓を離れ、家の中を横切って北西の窓を開けると、日光の山々はいまだ、払暁の暗冥の中にうずくまっている。

明け方には、いくら暗くても輪郭だけは見えていた山が、やがて雪雲に覆われ始める。その、ふもとから徐々に立ちのぼった白い雲は、やがて山の頂上をも隠し、更に上空へと高さを増していく。

「霧降のスキー場は、廃止になったんでしたっけ」と、日光の、今や忘れてしまったけれど、どこかの案内所に電話で訊いたら「廃止ではありません、休止です」と言われたのは、いつのことだっただろう。しかし霧降高原スキー場が、休止の状態から復活することは遂になかった。

かつてのスキー場は、しかし刷毛で掃いたような雪を斜面に載せて、今でも稼働をしているように、下界からは見える。その、まるで白馬のたてがみのような白さを目に焼き付けから、仕事場に降りる。


朝飯 納豆、ブロッコリーとベーコンのソテー、揚げ湯波と小松菜の炊き合わせ、白菜漬け、千枚漬け、なめこのたまりだき、メシ、浅蜊と万能葱の味噌汁
昼飯 ラーメン
晩飯 大根と人参のなます、ほうれん草とオレンジの白和え、豚肉と里芋の炊き合わせ、大根と胡瓜と人参のぬか漬け、鯛飯、お麩のお吸い物、「八海醸造」の「八海山」(冷や)、キゥイの杏仁豆腐


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2017.12.16(土) 興味のおもむくところ

長男が幼稚園に通っていたときの父母会総会で「次期繰越金は、我々が出したお金の残りなのだから、卒園の際には頭割りして返して欲しい」と発言したお母さんがいた。「いや、君の子供が入ってきたときの、前期繰越金については、どうなの」と訊きたかったけれど、面倒なので、僕は口をあんぐりと開けたまま黙っていた。

それから20年ほども経ったあるとき、春日町1丁目の会計係として総会で会計報告をする際に「人が興味を持つのはフローよりもストック。だから、町内の現金残高については、より詳細に周知をしなければいけない」と、副会計のシバザキトシカズさんから示唆を受けた。

そう言われてみれば僕も、焼肉屋に入れたボトルの焼酎を、その日、どれだけ飲んだかについては、それほどの興味は持たない。それよりも、現在、どれだけの焼酎がボトルに残っているかの方が問題である。

ものごとはすべからく、卑近なところに例を求めると、理解が早い。そして正月用の日本酒のストックは、既にして充分である。


朝飯 納豆、なめこのたまりだき、千枚漬け、白菜漬け、メシ、きのうの夜の天ぷらを具にした味噌汁
昼飯 ラーメン
晩飯 「大昌園」のあれやこれやそれや。「田苑酒造」の麦焼酎「田苑シルバー」(オンザロックス)


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2017.12.15(金) 5種の日本酒

社会保険労務士のオカザワさんと家内によれば、その日がたとえ何曜日だったとしても、年末の賞与の支給日は、ウチでは12月15日で決まっているのだという。そういう次第にて、10時より本日出勤の社員ひとりひとりと面談をしながら賞与を手渡す。

この仕事を終えると、何やら神経を鎮めたくなったため、ホンダフィットを運転して「ガスト」へ行く。はじめはコーヒーだけのつもりでいたものの、メニュを見るとお菓子もあった。よってそれも注文する。からだが糖分を欲しているのだろうか。

街では知った顔に合うたび「それにしても、冷えますねぇ」と言葉をかけられる。しかし年末から年明けにかけて、気温は更に下がるはずだ。今の寒さなどは、いまだ序の口に過ぎない。

月に一度の日本酒に特化した飲み会「本酒会」の、今日は例会日である。場所は大谷向の「玄蕎麦河童」にて、そのちかくについでのあった家内に送ってもらう。そして5種の日本酒を飲み、帰りは帰りで、飲み会にもかかわらず飲酒を避けたワガツマカズヨシ会員のクルマで家まで送ってもらう。


朝飯 鶏卵雑炊なめこのたまりだき、肉味噌、たまり漬「おばあちゃんのホロホロふりかけ」
昼飯 「ガスト今市店」のチーズケーキ、コーヒー
晩飯 「玄蕎麦河童」の酒肴四点盛りサラダ刺身盛り合わせつまみ湯波の揚げだし、天ぷら盛り合わせ、ビーフステーキ盛り蕎麦、5種の日本酒(冷や)、ケーキ、コーヒー


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2017.12.14(木) 虚を突かれる

町内でふたつのお宅に不幸が起きたため、町内会から香典を用意するよう、朝、ウカジチンイチ自治会長より電話が入る。そのお宅の名を聞いてみれば、おひとりはウチで頻繁に買い物をして下っていた方であり、もうおひとりは、ウチとはおじいちゃんの代から付き合いがあり、昨年は必要に迫られ相談に乗っていただいたこともある方だった。

そういう方々が、双方とも老齢に達していたとはいえ、一度にその訃報に接し、虚を突かれた気持ちになる。

それはさておき、新年会や敬老の日には決まって使われるから箱単位で買う祝儀袋に比して、「御霊前」と印刷をされた不祝儀袋は、そこまで数は要らない。しかし町内の金銭出納帳を検索してみれば、昨年度は4枚、今年度は今日までに9枚を使っている。あまり縁起の良いことではないものの、ある程度はまとめて持っていた方が無難だろう。

午後、買い物のついでに100円ショップに寄る。参考のため香典袋を調べると、透明の袋に10枚が収められていた。レジで精算をすれば108円だろう。その数字を記憶に留めて店を出る。そうして次はスーパーマーケットに移動をし、ここでもまた香典袋の棚に近づくと、こちらには10枚で税込80円の表示があって「100円ショップが最安値だろう」と考えていた僕は、またまた虚を突かれる。


朝飯 納豆、生のトマト、ハムとキャベツのソテー、薩摩揚げの網焼き、肉味噌、たまり漬「おばあちゃんのホロホロふりかけ」、メシ、揚げ湯波とキャベツの味噌汁
昼飯 「金谷ベーカリー」の2種のパン、コーヒー
晩飯 トマトと赤ピーマンのスープパン鮭と牡蠣のクリーム煮チーズ“Petit Chablis Billaud Simon 2015”


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2017.12.13(水) マサヒデさんの黄色い本を学ぶ会(第4回)

佐藤雅栄による、稀代のデータベースソフト「マイツール」の教則本である「逆引きマイツール基本コマンド編」のページに従いながら「マイツール」の使い方を習得する「マサヒデさんの黄色い本を学ぶ会」の第4回目が、18時より二宮尊徳記念館で開かれる。参加者は近隣の有志、講師は長男である。

当初、この勉強会は月に1、2度の頻度で行うこととして、第1回目は今年の5月23日に、第2回目は6月12日に、第3回目は7月25日に開かれた。9月はウチの研修「日光MG」が行われた6日の夜に、この本から離れて「マイツールよろず相談」として開講された。

ここまでは、ほぼ立て続けの開催だったものの、以降は秋の繁忙期にあたり、講師や参加者の都合がつかなかったのだろう、師走の今日にようやく、その第4回目が開かれた。

今日さらったところは「第二章・基本コマンドの活用事例」の「35.指定行を一番下に移動したい」から「41.キー項目ごとに横罫線を引きたい」まで。

次の回は間を空けず、新年1月に開催したい。


朝飯 牛蒡と人参のきんぴら、納豆、目玉焼き、トマトのソテー、油揚げと小松菜の炊き合わせ、薩摩揚げの網焼き、たまり漬「おばあちゃんのホロホロふりかけ」、メシ、揚げ湯波とレタスの味噌汁
昼飯 「食堂ニジコ」のサンラーメン
晩飯 “Parrot”のチキンカントリー“evodia 2015”


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2017.12.12(火) はやとちり

きのう池袋で仕事の打合せをしている最中に、”RICOH GR DIGITAL IV”の液晶画面がいきなりおかしくなった。この単体は2013年11月7日に買ったもので、これまで使ってきたリコーのカメラの中では例外的に、一度も故障を起こさなかった珍しいものだ。

リコーのサービスセンターが銀座にあるときには、何かあるたびここを訪れた。しかしこの場所は数年前に無くなり、今は新宿と浮間という、僕にとっては不便な2個所に集約をされた。よって今朝は、ウェブ上からリコーに修理の依頼をする。

事務机の電話が鳴ったので出てみると、相手はリコーの人だった。いま状況を読ませてもらったけれど、設定を変えれば元に戻る可能性があるという。

僕がリコーに書き送ったカメラの状態は「撮影の際の液晶画面は真っ黒。しかしシャッターを切ると、確認のための画像は現れる。またアジャストボタンやメニューボタンを操作したときにも、液晶にはそれなりの情報が現れる」というものだ。

電話の相手は、液晶画面の見え方を切り替える”DISP”のボタンを取りあえず押してくれないかという。その瞬間、僕は「あっ」と心の中で叫んで自分の迂闊さに気がついた。電源を入れても真っ黒なままだった液晶画面は即、復旧した。

僕からの修理依頼を読んで、間髪を入れず電話をくれたリコーの人には詫びとお礼を述べ、元の状態を取り戻した”GRD”をケースに戻す。


朝飯 納豆、油揚げと小松菜の炊き合わせ、牛蒡と人参のきんぴら、「なめこのたまりだき」のなめこおろし、たまり漬「おばあちゃんのホロホロふりかけ」、メシ、キャベツと若布の味噌汁
昼飯 「大貫屋」の味噌ラーメン
晩飯 ベビーリーフとトマトのサラダマッシュドポテトと人参とほうれん草のソテーを添えたビーフステーキたまり漬「鬼おろしにんにく」たまり漬「青森県田子町産のにんにくです。」“GRANDS ECHEZEAUX Vicomte Bernard de Romanet 1985”“Chez Akabane”のケーキ、”Hennessy XO”(生)


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2017.12.11(月) タルヒヤ

目を覚まし、闇の中で寝台の下の籠を手で探ると、そこにはいつもの作業着ではなく、よそ行きというほどのものでもないけれど、外出のためのセーターとパンツがあったから驚いた。酔って帰ったにもかかわらず、翌日の服を用意する余裕が脳に残っていたらしい。

着替えて食堂に行くと、テーブルの上にはコンピュータがあって、ディスプレイは閉じられていたものの、電源は入ったままになっていた。開くと一昨日の日記ができあがっていた。酔って帰ったにもかかわらず、前日の日記を完成させる余裕が脳に残っていたらしい。

下今市07:45発の上り特急スペーシアに長男と乗って、9時50分に池袋に着く。ウェブショップ、また来年の初夏に改版するパンフレットに掲載する料理の画像を一部、あるいはほとんど新しくする件につき、その調理や盛りつけを担うフジムラさんと待ち合わせて、今月2日に続いて2度目の打合せをする。

フジムラさんと長男とは、昼前に池袋で別れた。僕はそこから新橋、室町、日本橋と移動をして、あれこれにつき調査や購買をする。

夕刻とも夜とも判別のつかない時刻に湯島に出る。冬至まで11日と迫っている割に空は暗くない。16時59分のシンスケには7、8名の行列があった。天神下に17時のオルゴールが流れると同時に内側からガラスの引き戸が開く。そして僕より前に並んでいた人たちと共にカウンターに着き、冬のあれこれを、冷えた樽酒の肴にする。


朝飯 牛蒡と人参のきんぴら、油揚げと小松菜の炊き合わせ、「なめこのたまりだき」のフワトロ玉子、納豆、肉味噌、たまり漬「おばあちゃんのホロホロふりかけ」、メシ、豆腐と三つ葉の味噌汁
昼飯 「ドトール」のトースト、コーヒー
晩飯 「シンスケ」のお通しの白和え、牡蠣の山椒オイル漬け、鮭の焼き漬け、ぬか漬けの盛り合わせ、タルヒヤ


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2017.12.10(日) 忘年会はこれひとつ

土曜日の店は平日の2倍、忙しい。日曜日は平日の3倍、忙しい。定時の18時に店を閉め、キャッシュレジスターの売り上げ金を集計するうち20分が経つ。

春日町1丁目役員の忘年会は、18時30分に始まる。会場の「和光」には、刺身と漬物の盛り合わせ、また焼酎のボトルと水と氷、お湯だけは用意しておくよう、あらかじめ伝えてあった。それにしても、会計係の僕が遅刻をしてはまずかろう。

30年以上も前に買って、いくらも使わないうちに見失い、しかし先日、無人の部屋の箪笥から不意に現れた”Patagonia”のジャンパーを着て、手袋をする。そして自転車に乗って日光街道を下る。

「和光」の小上がりは、はじめ11名で予約をしたものの、今日の午後になって用事のできた者、また夜になっても仕事の終わらない者などが相次ぎ、出席は8名に留まった。その8名で愉しく飲み食いをして、21時ころに流れ解散になる。

僕の付き合いは、それほど広くない。今年の忘年会は、今夜のこれひとつに留まるだろう。


朝飯 焼き餅の溶かしバターとたまり漬「おばあちゃんのホロホロふりかけ」と「日光味噌のたまり浅漬けの素・朝露」がけ、けんちん汁
昼飯 「ふじや」の野菜麺
晩飯 「和光」のお通しのモロの煮つけ、刺身の盛り合わせ、ポテトフライのアンチョビソース牛筋のカレー煮シーザーズサラダ鯖の網焼きほっけの網焼き豚タンの網焼き漬物の盛り合わせ、他あれこれ。焼酎「眞露」(ソーダ割り)


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2017.12.9(土) 燻蒸

「屋台の彫刻の一部が虫に食われている。将来のことを考えれば捨て置けないため、日を決めて燻蒸を行う」旨の達しが先日、町内役員の会議で出された。その作業日は12月9日とも伝えられた。土曜日は忙しいものの、1時間ほどであれば割ける。事務机の左に提げたカレンダーにはそのことを明記し、きのうは更に、おなじことをクリーム色のポストイットに青いフェルトペンで大きく書いて、事務机の電子卓上計算機に貼った。

定刻の13時に屋台庫に集まったのは、役員のうちの6名だった。先ずは虫食いが目立つという、そして屋台からは予め取り外されていたふたつの彫刻部分を倉庫から外へ出す。そしてお祭のことに関しては町内で中心となっているオノグチショーイチさんの指導の下、2名が薬のスプレー缶を持ち、虫の潜り込んだ穴や、虫に食い荒らされて崩れた部分に薬を噴霧、あるいは注入していく。

その注入の時間は、虫よりも、そのスプレー缶を持つ人が先に駆除されてしまうのではないかと心配されるほど長く、あたりには薬による白い霧が漂った。

その間、僕を含む別の4名は、ビニールのシートをテープで貼り合わせ、大きな袋を2つ作り上げた。そしてここに薬を注入された彫刻部分を納め、口を狭く絞り、そこから更に、スプレー缶の薬がこれでもかとばかりに噴霧をされる。

江戸末期に彫られた彫刻はビニール袋の中で、薬によりしっとりと濡れた。最後は袋の口を締め、屋台庫の床に寝かせる。封印が解かれるのは、来年の秋になるだろう。


朝飯 納豆、鰤の煮付け、小松菜のおひたし、ごぼうのたまり漬、赤紫蘇の葉と白胡麻のふりかけ、メシ、きのうの鍋の残りによる味噌汁
昼飯 「美彩たむら」の鶏飯弁当、けんちん汁
晩飯 豆乳鍋、「田苑酒造」の麦焼酎「清酒酵母使用OTOYOI」(お湯割り)


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2017.12.8(金) 布巾

「ふきんはかならず(かわいたもの)(ぬれたもの)を使う」という家庭科の問題が、小学校のとき試験に出た。

布巾はおよそ、家庭でも、あるいは料理を供する店でも、自分の知る範囲においては、水でもみ洗いしたものを固く絞って用いているとの認識が、そのときの僕にはあった。よって(ぬれたもの)の方を丸で囲むと、それには果たしてバツ印がつけられ戻ってきた。

そのときのことを思い出してみれば、それまでの自分の常識が否定された悔しさのようなものは感じなかった。同時に「この正解は建前に過ぎないのではないか」ということも頭をかすめたけれど、それを教師に質すことはしなかった。

早朝、食堂に来ると、木製の丸いテーブルの孫の定位置には、前夜に手づかみで食べた葡萄や柿やバナナの果汁のこびりついていることがままある。それに僕はアルコールの霧を吹きかけ、すこしおいてから、ティッシュペーパーで拭き取る。その、仕事ともいえない小さな行いが、僕にささやかな嬉しさをもたらすことは確かだ。

それはさておき家庭科の教師の家では、テーブルの埃などを拭き取る際にも、乾いた布巾を用いていたのだろうか。それでは埃が舞い上がるばかりではないのか。そして今、僕が調理台やテーブルを拭く際に布巾を使うことはほとんどない。大抵はアルコールと紙、である。


朝飯 ひじきと人参の甘辛煮、ほうれん草の胡麻和え、紅白なます、厚焼き玉子、ごぼうのたまり漬、赤紫蘇の葉と白胡麻のふりかけ、メシ、けんちん汁
昼飯 カレーライスらっきょうのたまり漬
晩飯 うずら豆、紅白なます、豆腐と鶏肉の鍋「田苑酒造」の麦焼酎「清酒酵母使用OTOYOI」(お湯割り)、チョコレート、“Old Parr”(生)

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上澤卓哉

上澤梅太郎商店・上澤卓哉

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