2026.4.1(水) むなぎ
きのうの日記を書きつつ「腹、減ったー」と独り言が漏れる。食器棚の電波時計は4時44分を指している。それから10分ほどが経つと、いよいよ東の空が明けようとしてくる。「まだ早いかな」とは思うものの、朝の美しさの逃げ足の速さには油断がならない。即、屋上へ上がり、その黎明へiPhoneを向ける。
おとといの日記はその最上部へ置く画像が定まらないから公開はできず、きのうの日記を書き上げても時刻はいまだ5時30分。盲腸のような行き止まりの廊下の本棚から岩波文庫の「摘録断腸亭日常」の上巻を取り出し、それを食堂のテーブルに持ち来て開けば、意外やページが捗る。しかしこの本は南の国で読むために購ったものであれば、先へ進みたい気持ちを抑えて閉じ、元の場所へと戻す。
きのうの朝は光が弱く、TikTokのアカウント「梅太郎」に上げるべき動画の撮影はできなかった。今朝の食卓は一変して、日が差して明るすぎる。よって朝食の様子は遮光カーテンを降ろして撮る。
その、ひさかたの朝の光を喜んだにもかかわらず、好天は長くは続かなかった。そしてしばらくすると、大きめの地震があった。上澤梅太郎商店の店舗と事務室のある棟は、東日本大震災までは、ほとんど揺れなかった。しかし以降はどういうわけか、揺れるようになった。高いところは更に揺れただろうと、しばらくしてから四階へ行ってみる。棚から落ちているものは幸い無く、仏壇のお茶と水が、それらを載せた小さなお盆にこぼれているのみだった。
夜は孫3人の進級のお祝いという名目にて、家族8人が揃って鰻を食べに行く。
朝飯 スペイン風目玉焼き、納豆、菠薐草のソテー、なめこのたまり炊、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、メシ、ズッキーニの味噌汁
昼飯 にゅうめん
晩飯 「魚登久」の胆焼き、お吸い物、鰻重、漬物、片山酒造の酒粕焼酎「粕華」(生)













