2025.9.21(日) 日程表
2時台に目が覚めものの、幸い二度寝ができて、次は3時台に目を覚ます。起床は4時台のはじめ。きのうの降ったり止んだりを引きずった夜の雨は、既にして上がっていた。
6時を過ぎたところで家内を隠居へ送る。竹内栖鳳の「晩秋」は、3日前に高久隆古の「秋景山水之図」に換えた。夏の終わりにもかかわらず、床の軸がなぜ「晩秋」だったかについては、先月23日の日記に書いた通りだ。
日中は、嫁のモモ君の作ってくれた日程表に従って、事務室と店を行ったり来たりする。本日、ご予約を戴いていた蔵見学は2件。その2件目を終えてしばらくすると、喉に痛みを感じるようになった。声の出し方には工夫が必要だろうか。しかしその仕方を僕は知らない。
今日の気温はきのうのそれとは一変して28℃まで上がった。僕にとっては嬉しい限りではあるものの、この極端な寒暖の差により、健康を損なう人は少なくないかも知れない。
今年のシルバーウイークは、土曜日を含めれば4日間。何とか乗り切って、お客様のご期待にお応えをしよう。
朝飯 焼き鮭、擂り胡麻、梅干、なめこのたまり炊、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬のお茶漬け
昼飯 納豆と擂り胡麻のつゆで食べる素麺
晩飯 冷や奴、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、親子丼、「山本合名」の山廃純米「天杉」(冷や)
2025.9.20(土) 秋彼岸
寝室から洗面所を経て食堂に来たのは3時39分。仏壇のお供えやきのうの日記を書くなどを済ませて4時18分。4時26分よりきのうの朝に引き続いて旅の荷作りを始める。出発の日まで使うコンピュータやiPhoneを除くほとんどすべては、5時20分までに整った。
きのう家内が買ってきてくれた花の束ふたつを抱えて5時55分に外へ出る。傘を差そうか差すまいか迷うくらいの雨が降っている。水を弾くスモックを着て、ホンダフィットで如来寺へ行く。妹が病没した1972年に作った新しいお墓は、雨に塗れた墓石を乾いたタオルで拭く。新旧のお墓と叔父叔母のお墓の九対の花立てに水を満たして花を供え、また香を手向けて家に戻ると時刻は6時40分になっていた。花の片づけは、23日に行うこととしよう。
本日最初のお客様は、開店前からクルマの中でお待ち戴いていた女性で、那須からいらっしゃったとのことだった。わざわざのお出かけに頭が下がる。次のご家族連れのご主人は、駐車場から店にお入りになるなり「寒い」を連発された。うかがえばこちらは矢板にお住まいとのことで、いろは坂を上がった先の奥日光ならいざ知らず、平地にある今市地区でも、県東にくらべれば、気温はよほど低いのだろうか。
日中「ザ・リッツ・カールトン日光様でお使いいただいている味噌はどちらでしょう」と、販売係のカトーユキさんが事務室に来る。店に行くと、小さなお嬢さんをお連れのご夫婦が「今朝は娘がお味噌汁を2回もお代わりして」とのことでいらっしゃった。そしてお客様は当該の「梅太郎白味噌」をお買い上げくださった。大豆は日光産のサトノホホエミ、米麹は日光産のコシヒカリ、というこの味噌は「汁飯香の店 隠居うわさわ」でも用いているものだ。
18時の終業後は、売上金とキャッシュレジスターの数字の照合にすこし手間取る。更には「汁飯香の店 隠居うわさわ」にいただいたご予約の席のやり繰りをするうち18時40分になる。傘を携えて町内の公民館に入ったのは19時ちょうど。そして公民館の屋根の修理についての、業者を交えての最終打ち合わせに会計係として参加をする。
朝飯 鮭の焼きほぐし、生玉子、納豆、ピーマンの肉詰め、なめこのたまり炊、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、メシ、キャベツと若布と揚げ湯波の味噌汁
昼飯 擂り胡麻のつゆで食べる素麺
晩飯 「ミラノスピザ」のピッツァ其の一、其の二、チーズ、TIO PEPE
2025.9.19(金) 行く先は雨続き
3時台の起床。食堂に来て南東と北西に面した窓を開け、風を通す。応接間の仏壇に花と水とお茶と線香を供えてから食卓にコンピュータを開き、既にして完成しているおとといの日記を公開する。続いてきのうの日記に取りかかる。とはいえその文章は、きのうのうちに書けている。
そんなことをしつつ、次第に寒さを覚えてくる。虫の声は遠く、弱くなっている。2枚の窓を閉め、夏のあいだは邪魔にならないようテレビ台とモンステラの鉢のあいだに置いた足温器を食卓の下に引き入れ電源を入れる。
「秋になってしまったのだろうか」と、スマートフォンで天気予報を見る。日光の最高気温は、明後日の日曜日こそ28℃まで上がるものの、30℃を超える日は、今年は二度と訪れない可能性が高い。その天気予報の虫眼鏡のアイコンに触れ、次いで検索履歴の”Muang Udon Thani”という文字に触れる。表れた数字は連日の30℃超を示しているものの、空模様は「曇りときどき雨」が27日まで続いている。
タイの雨季の雨は、日本の梅雨や秋雨とは異なって、しとしとと降り続くものではない。それは、いきなり降っていきなり止む夏の驟雨にちかい。それだけが慰めといえば慰めである。
旅の持ち物はきのうの終業後にコンピュータから紙に出力をし、その上で、今回は不要というものには青いフェルトペンで横線を引いておいた。その、A4の紙5枚からなる表に従って、6時より先ずは、薬品のたぐいを揃えることを始める。
朝飯 鮭の焼きほぐし、トマトのソテーを添えた目玉焼き、刻みオクラの鰹節かけ、なめこのたまり炊、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、メシ、揚げ湯波とオクラの味噌汁
昼飯 納豆と玉葱のつゆで食べる素麺
晩飯 スパゲティプッタネスカ、Chablis Billaud Simon 2018、レーズンウィッチ、Old Parr(生)
2025.9.18(木) その後のこと
今月4日の日記に書いた、メルカリにログインできなかった件については、翌日、以下から始まるメールが届いた。
……
お問い合わせありがとうございます。
ご提示いただいた情報をもとに、お客さまのアカウントを確認いたしました。
事務局にてログインができるようお手続きいたしましたので、ご希望のメールアドレスで、ログインをお試しください。
……
よって上記の文章に続く手順を踏んではみたものの、やはりログインはできなかった。仕方なく「アカウントをもうひとつ作るか」と次男に言うと、メルカリにその手は使えないとのことで、この問題は棚上げになっている。
続いて今月8日の日記に書いた、22年のあいだ履き続けている”trippen”の短靴”sheet”の修理について。こちらはきのうトリッペン原宿店からLINEを通じて画像まで添付した丁寧な説明があった。
詳細を省いて書けば、全面的な修理には、先ずは靴底を外す必要があり、すると大して減っていない靴底を新品に替える経費も発生して、修理代は税込38,720円とのことだった。しかし22年前の価格で5万円ほどの靴に4万円ちかい修理代は、良いものに修理を加えつつ長く使うことの好きな僕でも二の足を踏む。それに対して当座をしのぐだけの修理であれば税込4,840円。というわけで、修理は後者の方法を採るよう、即、返信をした。
すると今朝は、その修理に要する期間は1ヶ月半から2ヶ月との案内が届いたため、よろしく頼む旨を返した。
これから2ヶ月なら、11月もなかばを過ぎている。往きはゴム草履、帰りは修理済みの靴を履いて戻る、という手を使うには、往路の足が寒いだろうか。
朝飯 菠薐草の酢の物、納豆、生玉子、なめこのたまり炊、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、メシ、揚げ湯波と大根とトマトの味噌汁
昼飯 納豆と玉葱のつゆで食べる素麺
晩飯 じゃがいものグラタン、ベビーリーフのサラダ、ピーマンの肉詰め、Old Parr(ソーダ割り)
2025.9.17(水) 猫がいれば
早朝にメールソフトを巡回させて、複数のアドレスに届いているメールをダウンロードする。上澤梅太郎商店が運営する朝食の専門店「汁飯香の店 隠居うわさわ」に、ぐるなびを経由していただいた予約のお名前は、今朝はローマ字によるそればかりが続いた。
隠居のお客様には、食後に感想をお書き戴いている。先般は外国人とおぼしきお客様のそれに「猫がいれば、もっと良かった」という意味の文章があった。猫はまぁ、左甚五郎による「眠り猫」を、日光東照宮でご覧いただければよろしいと、個人としては思う。
昼食を、調理も含めて25分で完了する。以降は来週に迫ったタイ行きの衣類を整える。先ずは襟付きのシャツ3着とTシャツ4着を圧縮袋に入れる。もうひとつの圧縮袋には、水着の上下、パジャマ、タイパンツを入れる。前回とは異なって、今回の圧縮袋に充分の余裕があるのはなぜだろう。
コンピュータにデータベース化した旅の荷物は今日現在で154点。そのうちバックパックに入れて手元に置くものは46点。点数は多いものの、重量はスーツケースが9キログラム台。バックパックは2キログラム台に収まるのではないか。
それらは今日の衣類を皮切りとして、徐々に整えていくつもりである。
朝飯 焼き鮭、納豆、モロヘイヤのたたき、なめこのたまり炊、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、メシ、トマトと菠薐草の味噌汁
昼飯 納豆と玉葱のつゆで食べる素麺
晩飯 3種のサラダ盛り合わせ、蒸し焼売、五目ビーフン、肉団子、他あれこれ、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、「紅星」の「二鍋頭酒」(生)
2025.9.16(火) 保冷剤
屋上へ上がって明け方の空を眺める。東の中天にあるのは明けの明星。天頂には旧暦7月26日の月がある。そのちかくの明るい星は何だろう。そのようなことを天文の好きな人に訊ねると、嬉々として一時間もしゃべり続け、分からないことが余計に分からなくなるから、そのようなことは決してしないよう、みずからに戒めている。
屋上から4階の食堂に戻り、丸いテーブルに開いたままのコンピュータで、あれやこれやをふたたび始める。僕には決まった休日が無い。僕にとっての休日は、明け方から朝食までの、数時間の集積なのだと思う。
5時45分を過ぎると、南東に面した窓の縁から朝日が差しはじめて顔を直射する。よって窓は開け放ったまま、カーテンを降ろす。直下の国道121号線からは、行き交うクルマの音が間断なく、しかしうるさいほどでもなく届き続けている。
会社の電子会議室に上がった情報によれば、昨年は9月21日が、日光における最後の夏日だったという。上澤梅太郎商店は、夏日のあいだはお客様のお買い上げ品に保冷剤をお付けする。その夏日が、今年はお彼岸より先まで続くのではないか。とすれば、保冷剤の現在の在庫は少しく心配という意見もまた、会議室の発言には添えられていた。
そういう次第にて、来夏まで持ち越すことが明白な量の保冷剤を、午前中に発注する。保冷剤は、早くも明後日には届けられるらしい。
朝飯 茄子の揚げびたし、目玉焼き、モロヘイヤのたたき、刻みオクラの鰹節かけ、なめこのたまり炊、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、メシ、大根と若布と揚げ湯波の味噌汁
昼飯 茄子の揚げ出しと擂り胡麻のつゆで食べる素麺
晩飯 塩キャベツ、鶏肉と鶏レヴァの唐揚げ、玉子焼き、薩摩芋の甘煮、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、Old Parr(ソーダ割り)
2025.9.15(月) しその実
きのうは店がとても賑わった上に不定期の業務もあって、かなり忙しかったという。
四半世紀ほども前までは、9月は静かな月だった。それがそうでなくなったのは、祝日法の改正いわゆるハッピーマンデー制度によるところが大きいように感じる。そして来年の9月に到っては、シルバーウイークが土曜日も含めれば五連休になる。観光地の混雑、道路の混雑、鉄道の混雑、航空券の高騰は、いかほどになるだろう。
列島の各地区によって祝日の日程を変えてはどうかと提案をしたのは、星野リゾートの社長だったと記憶をする。先週金曜日の日記ではないけれど「細分化して、ずらす」ことにより、いろいろなことが円滑に流れ始めるという「科学」は、確かにあるのだ。しかし国民の祝日ともなれば、場所によりそれをずらすことは、国にとっては「できない相談」かも知れない。
それはさておき、今年は「しその実」の集まりが早い。しその実は稲とは異なって、脱穀機は使えない。人の指を使ってしか、茎から実を外すことはできない。それを飽かず日がな行って、3キロ、5キロ、10キロと農家の方々は持って来てくださる。しその実は、放置をすると熱を持って黒変する。だからできるだけはやく水で洗って塩と混ぜる必要がある。
上澤梅太郎商店の、しその実を用いた商品は「しその実のたまり漬」、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、そして「ホロホロふりかけ」の三種類だ。つまり「しその実」が枯渇すれば、これらの商品を作ることはできない。今年も沢山の「しその実」が塩蔵できれば嬉しい。
朝飯 刻みオクラの胡麻和え、生玉子、納豆、なめこのたまり炊、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、メシ、大根と若布と揚げ湯波の味噌汁
昼飯 納豆と玉葱のつゆで食べる素麺
晩飯 “THE FLYING-GARDEN”のフレッシュマッシュルームサラダ、トマトと野菜の煮込みハンバーグ、カラフの赤ワイン
2025.9.14(日) 行ったり来たり
オフクロの妹の訃報をオフクロの弟から知らされたのは11日。お通夜は15日、告別式は16日とのことだった。
オフクロの妹は、オフクロの、木更津にある実家を嗣いでいた。僕が子供のころは、夏休みの数週間をその家で過ごし、遠浅の海で遊んだ。だからオフクロの妹についても、思い出は尽きない。僕の妹が中学1年と2年の春休みに病を得て千葉大学病院に入院をしたときには、木更津から毎朝、見舞いに来てくれたという。だから「忙しさは分かっているから来るに及ばず」とオフクロの弟は言ってくれたものの「あぁ、そうですか」というわけにはいかない。
現在はしその実と茗荷の買い入れ中であり、また15日は会社の人手が少ない。16日になると、長男は新宿高島屋の11階で17日から23日まで催される「美味コレクション・グルメフェス」へ出発をする。よってお悔やみには本日に行くこととして、下今市07:02発の上り特急に乗る。
僕は鉄道は、日光鬼怒川と浅草を結ぶ東武線、および東京の中心部にあるそれしか乗り慣れていない。スマートフォンの乗り換え案内と首っ引きで曳舟、錦糸町と移動をして、09:03発のJR総武線快速の君津行きに乗る。ふたたび子供のころに戻れば、内房線の窓外には白砂青松の浜があった。今は埋め立て地に工場、線路際には家の建ち並ぶばかりだ。木更津には10時18分に着いた。
駅ちかくのホールには故人の長男夫婦が待っていてくれた。そして霊安室に寝かされていた叔母に線香を供え、深く頭を下げる。
木更津からは、これまたスマートフォンの乗り換え案内に頼って蘇我、錦糸町、秋葉原と移動をする。いつもの大衆床屋は、生憎と月に一度の休みだった。スマートフォンで近辺の床屋を調べると、どちらの店にも結構な値段が示される。僕は、頭もヒゲもバリカンによる丸刈りで、それほどのお金は使いたくない。ようよう末広町に安い店を見つけて神田から銀座線に乗る。散髪代は「60歳以上割」により、顔剃りやシャンプーを含めて1,650円で済んだ。
末広町からは銀座線で京橋へ行き、そこから日本橋まで徒歩で戻りつつ、あれやこれやで時間の調整をする。今日の東京の最高気温は34℃。涼しくはないものの、汗をかくほどのこともない。
勉強仲間のマツモトタケシさんが、またまた新しい店を作った。そのオープニングパーティは今日。しかし連休の最中に東京へ行くなどはとてもできないと、参加は諦めていた。ところが冒頭に書いたお悔やみの発生により、今は東京にいる。そういう次第にて、三たび銀座線に乗って先ほどの末広町に戻る。
17時45分、社長のマツモトさんは、いかにも真新しいドアの向こうにいた。案内された席でしばらくするうち、東南アジアにマネジメントゲームを広めているタナカタカシさんが来た。おなじく勉強仲間のイワサキナオトさんも来た。人見知りの僕には有り難い限りだ。
2時間ほどの歓談の後、僕のみ店を出て本日4回目の銀座線に乗る。そして浅草19:59発の下り特急に乗って、22時前に帰宅を果たす。
朝飯 「セブンイレブン」の二種のおむすび、お茶
昼飯 「ドトール」のチーズトースト、コーヒー
晩飯 「大衆しゃぶしゃぶ勝治」のあれや、これや、それや。飲みものあれや、これや。
2025.9.13(土) これが本当の今年最後
「今年の麺つゆ作りは多分、これが最後になるだろう」と日記に書いたのは先月19日のことだった。出来高は2.2リットルだった。その麺つゆはしかし、きのうの昼に枯渇してしまった。「今は、もう秋」という詞の歌がむかしあった。「冗談じゃねぇよ」と、それに逆らう気持ちがある。
ワイン蔵に保管した材料を見に行くと、昆布や干し椎茸や鰹節の在庫は充分ながら「かえし」の残りが少なくなっていた。よって今年の1回目から4回目までは2.1リットルの水を用いたものの、今回はそれを1.5リットルに減らして、今度は本当に、今年最後の麺つゆ作りにきのうの夕刻より取りかかった。
麺つゆは、自分で作るより既製品を買った方がよほど安い。しかし自分で作った方がよほど美味い。レシピは昨年の8月25日に決定版を得ている。仕上げについては今年の8月1日に新たな知識を得た。そして今年最後の麺つゆは昼前に完成した。
その麺つゆは、僕が昼食を摂る13時30分にはいまだ温かみを帯びていた。またそれほど気温も高くなかったため、今日の昼食はにゅうめんにした。
明日の昼食は外で簡単に済ませることが決まっている。今日の麺つゆで素麺が食べられるのは、明後日の昼になるだろう。
朝飯 生玉子、ゴーヤーチャンプルー、南瓜の甘煮、なめこのたまり炊、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、メシ、大根と若布の味噌汁
昼飯 にゅうめん
晩飯 ピッツァ其の一、ピッツァ其の二、Chablis Billaud Simon 2018
2025.9.12(金) ゴールドラットは読めないけれど
上澤梅太郎商店が運営する朝食の専門店「汁飯香の店 隠居うわさわ」は、毎週土日月の営業。その開店時間は8時30分で、最終入店は12時30分。調理は家内、お運びはタカハシリツコさんのふたりの体制だが、満席になると、8時30分から14時までは一切、休むことができない。「それではさぞかし辛かろう」と、途中に30分間の中休みを設けることはできないだろうかと、ぼんやりとではあるものの、考えてきた。
このようなことについては、頭の中に状況を浮かべてみても、妙案は浮かばない。そこで先日は遂に、ひと月分の予約表を複写し、その11時から11時30分のあいだにピンク色の蛍光ペンで帯を入れてみた。そしてその前後に、大小あわせて4席の埋まり具合を青い蛍光ペンで引いてみた。その結果、席の繰り合わせ方によっては30分間の休憩を確保しつつ現在の最高人数でも受け入れられるシフトを見つけた。
それをきのう家内に見せたところ、来月からの運行に彼女は同意をした。よって即、10月から12月までの、3枚の予約表を書き換えた。既にして予約の入っている表の書き換えはなかなかに面倒だった。そして今朝は2時台に起きられたことを奇貨として、いよいよ「ぐるなび」の予約システムの書き換えに取りかかる。そして1時間と15分をかけて、10月から年末までの空席を設定し直した。
「ぐるなび」の予約システムは、三ヶ月先の日程まで調整をすることができる。新春の休日と空席の設定は、ウドンタニーかバンコクで行うことになるだろう。
朝飯 グリーンアスパラガスのソテーと生のトマト、スクランブルドエッグ、納豆、大根おろし、なめこのたまり炊、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、メシ、玉葱と若布の味噌汁
昼飯 納豆と大根おろしのつゆで食べる素麺
晩飯 夏太郎らっきょう、牛丼、「角口酒造店」の「いいやまのさけ特別純米」(冷や)