2026.5.8 (金) 緑一色
仏壇に花と水とお茶と線香を供え、上澤梅太郎商店が運営する朝食の専門店「汁飯香の店 隠居うわさわ」へのインターネットを介してのご予約を承り、会社の電子会議室に報告と意見を上げ、きのうの日記を完成させても時刻はいまだ4時40分。早起きは得意な一方、夜の少人数での集まりにおける寝技足技は苦手である。
4時40分からは、今月2日の日記に書いた、東北のある出版社の社長の日記を読む。西暦2000年からの日記を、その初日まで遡って読んでいるのだから、中々に読みでがある。最新の日記に辿り着くまでには、どれほどの日にちがかかるだろう。この日記には週に一度の頻度で書評が載り、それが僕の「読みたい欲」を刺激するのも、また困りものではある。
その日記のひと月分を読んだ後は、月に一度は家族で行く洋食屋「コスモス」の若マスターが、今年の2月に東海道五十三次を歩き通した、その準備から「神奈川の一里塚跡」までをウェブ上に読む。そこから朝食の準備が始まるまでの6時30分までは「本の雑誌」の、日記を特集した2014年10月号を拾い読みする。つまりはまぁ、人の日記ばかりを読んだ、ということだ。その後は活字ではなく、荒木経惟の「センチメンタルな旅 冬の旅」を本棚から引き出して、そのすべての写真を観る。
10時からは隠居で場長会議。座敷の目の前の梅は、実を随分と大きくしてきた。どうやら今年は豊作らしい。その実はいずれ砂糖漬けにされて「東風吹きソーダ」として「汁飯香の店 隠居うわさわ」のお客様に供される。いにしえに太宰府で詠まれた歌は春のものだったろうけれど、こちらのソーダは夏にふさわしい涼味である。
夕刻、明日のための仕込みをしている家内を、隠居の厨房に迎えに行く。半袖のポロシャツ一枚で過ごせるほどの気温。空にはツバメが舞っている。「一年中、初夏と夏なら良いのに」と、切に思う。
朝飯 小松菜のソテー、スペイン風目玉焼き、納豆、なめこのたまり炊、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「ピリ太郎」、ごぼうのたまり漬、メシ、若布とズッキーニの味噌汁
昼飯 にゅうめん
晩飯 トマトとベビーリーフとモッツァレラチーズのサラダ、スパゲティボンゴレ、Chablis Billaud Simon 2018、ティラミス、Old Parr(生)













