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清閑 PERSONAL DIARY

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2016.11.22(火) 地震

20161122f携帯電話は、大昔のことを別とすれば、”MOTOROLA M1000″から”NOKIA NM706i”を経て”iPhone 3G”へと持ち替えてきた。そのせいかどうかは知らないけれど、地震の発生を報せる例の音を、自分の携帯電話から聞いたことはこれまでなかった。

“iPhone 6s Plus”が「ギュイッ、ギュイッ、ギュイッ」という不気味な音を発したときには、だから今にも来るだろう地震に身構えるより「オーッ」という驚きの方が強かった。

テレビのスイッチを入れるとニュースは既にして地震のこと一色で、しばらくすると、列島の地図の栃木県北部には、震源に最もちかいとされる場所とおなじ「震度5-」が示された。しかし幸い、普通の家より大きく揺れるウチの4階も、本棚から数冊の本が落ちるくらいで今朝は収まった。いまこの瞬間の揺れがどこまで強くなるかの予想がつかない、というところに地震の怖さはある。

夕刻、いわき市小名浜から新規の注文が入る。「大丈夫でいらっしゃいましたか」とお訊きすると「この時間になっても大変だよ」と、お客様は快活にお答えになった。「どうぞお気をつけください」と僕は受話器を耳に当てたまま、深くお辞儀をする。


朝飯 納豆、ピーマンと茄子のソテー、「なめこのたまりだき」のフワトロたまご、たまり漬「おばあちゃんのホロホロふりかけ」、メシ、けんちん汁にだしと味噌を足した味噌汁
昼飯 「美彩たむら」の焼きおむすび、フリーズドライ味噌汁(他社製。三つ葉は後から追加)
晩飯 鮪の煮付け、茄子のぬか漬け、鶏肉と白菜のクリーム煮焼き餅の「なめこのたまりだき」クリームソース、「松瀬酒造」の「松の司特別純米」(冷や)

2016.11.21(月) だるまや食堂の米飯は美味い

20161121d下今市駅で10:35発の特急スペーシアの切符を買う。間もなく来たその「きぬ116号」に乗り込み、特急券に示された3号車の333番席を探すと、そこは車両最前部の壁に面した、東京に着くころには脚の退化してしまいそうな「ダルマ席」だった。

車掌が通りかかるのを待って、他に席があれば移りたい旨を伝える。車掌は端末にスタイラスペンを走らせ、1号車の120番席を用意してくれた。混み合った3号車から1号車に行くと、全44席に7名の乗客しかいなかった。東武鉄道の発券システムは、一体全体、どのようなアルゴリズムに支配されているのだろう。

「山手線が池袋をすぎ、上野に着くまでのあいだは、何となく寂しい気分になる」というようなことを、むかし山口瞳がどこかに書いていた。その気持ちは僕も重々わかる。しかし今の巣鴨や田端の駅に、昔日の面影はほとんど無い。

そんな田端の、”TUTAYA”も”STARBUCKS COFFEE”もある駅の北口から外へ出る。背にはコンピュータの入ったザック、そして手には外付けハードディスクの入った袋を提げている。手に荷物を持つことを嫌う僕がこのような仕儀になったのは、データを小さな記憶媒体に移す時間を、今朝は長男が持てなかったからだ。

田端の住宅街にて仕事を終えた後は、そのまま北千住にへ戻る経路が合理的ながら、湯島に逆行して飲酒活動に従う


朝飯 昆布の沖縄風炒め、大根と人参のなます、ほうれん草のソテー、鮪の煮付け、胡瓜のぬか漬け、たまり漬「おばあちゃんのホロホロふりかけ」、メシ、けんちん汁にだしと味噌を足した味噌汁
昼飯 「だるまや食堂」のハムエッグ、ライス
晩飯 「シンスケ」のあれこれ、タルヒヤ

2016.11.20(日) ただでさえ忙しい日曜日にすること多し

20161120g栃木県知事選挙の投票のため今市小学校へ行くと「オレ、一番乗りで、投票箱が空なことの確認なんてさせられちゃったよ」と、ユザワ歯科医院のユザワクニヒロさんが言う。ユザワ先生と僕のあいだにはオジサンひとりがいた。ということは、僕は三番乗りというとになる。時刻は7時10分だった。

出勤をしてくる社員のため、ただちに帰社して事務室のシャッターを上げる。9時前に販売係のパートタイマー2名が来たところで今度は如来寺のお墓に参る。2005年に亡くなったオヤジの、今日は祥月命日なのだ。

19時より春日町1丁目の公民館へ行く。向こう三軒両隣に回覧板を配ったり、あるいは町会費を集めたりするのが組長だ。その組長の1年の働きに対して慰労をする新年会の段取りほか、いくつかの決めごとをして20時すぎに散会する。

役員会の後は三々五々、連れだって飲み屋へ流れる面々もいるけれど、僕は決まって帰宅する。そして間に合わせの、しかし自分にとっては満足できる夕食を摂る。


朝飯 昆布の沖縄風炒め、油揚げと小松菜の淡味炊き、大根と人参のなます、ほうれん草と海苔のおひたし、納豆、たまり漬「おばあちゃんのホロホロふりかけ」、メシ、けんちん汁にだしと味噌を足した味噌汁
昼飯 餃子、胡瓜のぬか漬け、メシ、フリーズドライ味噌汁(他社製。三つ葉は後から追加)
晩飯 トマトサラダリコッタチーズと生ハムのムースを塗ったトースト“TIO PEPE”“Chablis Billaud Simon 2014”

2016.11.19(土) 恵比須講

20161119d
目を覚ましたのは4時台の中ごろだった。いつもなら直ぐに起きてしまうところ、今朝はなぜかその気になれない。5時がちかづくころ胃が痛くなってくる。その痛みがいよいよ増してきたところで「このままではまずい」と、薬を飲むためパジャマのまま食堂に出る。

胃が疲れているなら新三共胃腸薬、胃酸過多ならガスター10。しかし現在の胃痛が何に因るものかは分からない。そうするうち上半身が冷や汗を発し始め、薬を選ぶどころではなくなった。洗面所で汗を拭き、寝室に戻ってふたたびベッドに横になる。

6時過ぎ、家内に持ってきてもらった新三共胃腸薬3粒を飲むと、胃の痛みは徐々に薄れていった。「きのうの夜は消化の悪いもの、食べてないよね」と、家内がいぶかしむ。「息抜きが足りねぇんじゃねぇかなぁ」と僕は答える。

ばらくして枕頭のiPhoneを見ると時刻は8時を過ぎている。よって服を着て1階まで降り、社内のあちらこちらであれこれの段取りをする。以降は特段の不調もなく、しかし朝に続いて昼もお粥を食べ、夕刻に至る。

恵比須講は、商家においては商売繁盛を祈るお祭である。これを旧暦で行うか新暦で行うかについては、ウチではその年の都合に従っている。今年は旧暦に従うこととし、家内は今朝からその準備に当たってきた。そして20時、今年も無事にそのお祭を終えて、ひと息をつく。


朝飯 お粥、たまり漬「おばあちゃんのホロホロふりかけ」、塩鮭、梅干
昼飯 お粥、油揚げと小松菜の淡味炊き、鰯の梅煮、昆布の沖縄風炒め、らっきょうのたまり漬「黒太郎」
晩飯 ほうれん草のおひたし、大根と人参のなます、鮪の煮付け、けんちん汁、「松瀬酒造」の「松の司特別純米」(冷や)

2016.11.18(金) 山百合

20161118h店の、お稲荷さんのある坪庭に、いつのころからか山百合が咲くようになった。昨秋、その山百合から大量の種が取れたため、それを目と鼻の先の、紅葉の根元に撒いた。その播種は、土に穴を穿って丁寧に埋めるようなものではない、文字通りの「撒いた」に過ぎず、そこから芽が出るなどはいささかも考えていなかった。

その、地面にばらまき、上から靴で踏んだに過ぎなかった種が意外にも育ち、今夏は、紅葉の青葉の下に大輪の花をいくつも咲かせた。そして秋も暮れかかる今、薄茶色に枯れた鞘の中には、またまた大量の種ができた。

今年もまた面白半分に、しかし今年の紅葉の根元は昨年よりすこし固い感じがしたのでスコップで耕した。そして山百合の枯れた鞘を手で開き、それを下に向けて、またまた盛大に大量の種をばらまいた。

密に種を散らしても、山百合は、その面積に応じた数しか育たないという。それが本当なのか否を確かめるには、来年の初夏を待たねばならない。今から楽しみである。


納豆、トマトのスクランブルドエッグ、油揚げと小松菜の淡味炊き、鳥レバの甘辛煮、昆布の沖縄風炒め、塩鮭、たまり漬「おばあちゃんのホロホロふりかけ」、メシ、浅蜊と三つ葉の味噌汁
昼飯 「たきた」の煮込みハンバーグ定食
晩飯 春雨サラダアスパラ菜の振り分け味噌炒め焼き餃子「紅星」の「二鍋頭酒」(生)


2016.11.17(木) サービス

20161117e上澤梅太郎商店のウェブショップの歴史を、パソコン通信の時代のそれを除いて、且つ大まかに辿れば以下になる。

1998.1015 暫定オープン
1999.0329 オープン
2002.0626 ショッピングカートを導入
2009.0512 リニューアル
2013.0924 リニューアルと共にショッピングカートを一新(EC-CUBE)
2016.0902 リニューアルと共にショッピングカートを一新(FutureShop2)

メールマガジンは多分、2003年5月にその第1号を出している。以来、このときの配信システム”CombzMail”を使い続けると共に、2013年9月からは、おなじ文面のメールマガジンンを”EC-CUBE”からも配信しはじめた。その、ふたつのチャンネルを今後は”FutureShop2″に一本化する、そのお知らせのメールマガジンンを午後、”CombzMail”から配信する。

「ご注文いただいた商品を少しでも早くお届けするため、本日、Amazon.co.jp が一部の商品を発送いたしました」とのメールを受け取ったのは今未明のことだ。市川市塩浜から別々に出荷をされた商品は、しかし結局のところ同時に届いた。

客の要求が過剰なのか、はたまた先方のサービスが過剰なのか。僕などは子供のころから「サービスを提供する側への配慮」を、オフクロやおばあちゃんに教えられてきた。今回の荷物についても、その到着をそこまで急いでいるわけではない。

「過剰な仕事」と「注文以上の仕事」は明らかに違う。難しい問題である。


朝飯 厚焼き卵、蕪のぬか漬け、油揚げと小松菜の淡味炊き、鰯の梅煮、たまり漬「おばあちゃんのホロホロふりかけ」、メシ、茄子と若布と赤ピーマンの味噌汁
昼飯 「大貫屋」の味噌ラーメン
晩飯 芋煮鍋芋焼酎「はちまん」(お湯割り)

2016.11.16(水) 紅葉の帯

20161116g紅葉の帯がようやく、日光市の今市地区旧市街まで降りてきた。味噌蔵のある庭の広葉樹は、染井吉野が散り加減、その他は今が盛りである。

所用にて昼ごろ新橋に出る。目指す雑居ビルは、駅の地下と通じている。しかしどの通路を辿れば目的の場所へ行けるかが分からず、階段で地上に上がったり、また階段で地下に降りたりする。昼に入ろうとしていた洋食屋の前には10人ほどの行列ができていた。よっておなじビルの定食屋に転進をする。

いわゆる定食屋の漬物と味噌汁には、話にならないものが多い。しかし今日の店のそれは丁寧に拵えられていて、いささか驚いた。調理に当たっているのは外国人である。会計係の、これまた外国人のオネーサンに夜の営業時間を訊いて店を出る。

六本木で長男と落ち合い、ウェブショップの、今回は戦略的なことではない、戦術的な勉強を3時間ほどする。これから11月の末までは、いささか忙しい思いをしなくてはいけない。12月になれば勿論、更に忙しくなる。

勉強は予定より早く完了した。よって飲酒喫飯も予定より早くから始め、しかし最終の下り特急スペーシアで23時ちかくに帰宅する。


朝飯 白和え、揚げ湯波と蕪の葉の炒め煮、鶏レバの甘辛煮、ポテトサラダ、鰯の梅煮、たまり漬「おばあちゃんのホロホロふりかけ」、メシ、豆腐とトマトと万能葱の味噌汁
昼飯 「じゅらく」のアコウダイ定食
晩飯 「鮨よしき」のあれやこれやそれや「楯野川酒造」の「山川光男 2016 あき」(冷や)

2016.11.15(火) それを好む理由

20161115hいちばん好きな酒はワイン、2番目は焼酎、3番目は無い。そしてビールはほとんど飲まない。

ワインを好む理由は分からない。2番目に焼酎を好む理由は更に分からない。焼酎より日本酒の方が、僕の舌の審美眼からすれば明らかに美味い。しかし飲むのは焼酎で、このあたりがどうにも分からない。

「それほどワインが好きなら、鮨屋でもワインですか」と問われれば、それはとんでもないことで、鮨は日本酒で決まり、である。

昨月は2度も鮨屋へ行きながら、小遣い帳は黒字だった。それはひとえに、月はじめの1週間をタイで過ごしていたからだ。航空券もホテルも、決済は何ヶ月も前に済んでいる。それらを除けば、タイでは日本にいるときよりよほどお金は使わない。

そうして夜はちょっとしたものを肴に白ワインを飲み、早々に寝る。


朝飯 「上島珈琲店」のクロックムッシュ、コーヒー
昼飯 「おむすび権米衛」の日替わり弁当
晩飯 生ハムのムース、トマトとレタスとマカロニのサラダ、パンパンに付けるためのあれこれ2種のチーズ“Chablis Billaud Simon 2014”

2016.11.14(月) 冬の暖かい夜の雨

20161114f妙にケチなところがあって、高い服を着ることができない。それを買う、あるいは仕立てるところまではできる。しかし、いざ着る段になると、汚れたりすり減ったりすることを恐れて着られなくなるのだ。長男の結婚式用のタキシードを別とすれば、2011年6月以降、僕は服を仕立てていない。

最も好きなアンコンジャケットは、ユニクロのそれだ。理由はズバリ、安いからだ。その、2着あるうちの1着を着て初更、乃木坂から外苑東通りを、青山通りを目指して歩いて行く。

雨が降っている。冬の暖かい夜に降る雨が好きだ。というよりも、その雨の中を歩くことが好きだ。空気は湿り気を帯び、あたりのすべてはキラキラと輝いて見える。

仲間うちの勉強会に出席をし、それが散じて後は、今度は外苑東通りを、六本木を目指して歩いて行く。

東京で好きな景色は、東は寛永寺陸橋、西は乃木坂のそれである。外苑東通りから乃木坂への階段を降り、今度は赤坂を目指して、そのダラダラ坂、というほどは傾斜のない道を、真っ直ぐに歩いて行く。


朝飯 4種のおむすびシジミと玉葱の味噌汁
昼飯 「やぶ定」の海老天蕎麦とライスのセット
晩飯 「三政」のあれやこれや。紅茶ハイ。

2016.11.13(日) 楽しみ方はそれぞれ

20161113g今月の18、19、20日、つまり来週の金、土、日曜日に開かれる「日光そばまつり」のちらしが下野新聞にはさまれて届く。それに「第15回」という数字を見て「行政は隨分と頑張ってきたなぁ」と、ある種の感慨を覚える。この催しは、今年も多くの蕎麦好きを集めるだろう。

ところでこの「日光そばまつり」に市外、県外から来ようとする人には、入念な計画と準備が必要である。「蕎麦屋へ行くこと」と「日光そばまつりへ行くこと」は全然、違う。昼ごろ押っ取り刀で日光に来て「そばまつりの会場、どこですか」などと訊く人はまず、蕎麦にはありつけない。渋滞に阻まれて会場にたどり着けないのだ。

「日光そばまつり」で安楽に蕎麦を食べようとするなら、先ずは家で弁当を作るなり、コンビニエンスストアで求めるなりして朝食を用意する。そして早朝のうちにクルマを駐める場所を確保する。登山用のストーブなど暖を取る道具があれば更に良い。

会場は美しい赤松林の中にあり、あたりは冷涼な空気に満ちている。そういう環境の中で散策などしながら10時の開場を待つ。そして目指すブースをふたつみつと回って蕎麦を食べ、後は尻に帆かけて来た道を戻る。夕刻には自宅ちかくのスーパー銭湯でゆったり。これがベストのシナリオである。

とはいえこれは僕の考えることで、中には「渋滞に閉じ込められたクルマの中で同乗者と親密にしていたい」とか「行列に並ばないと遊んだ気がしない」という人もいる。楽しみ方はそれぞれだろう。「目的地にたどり着けない行楽が好き」という人がいるかどうかは知らない。


朝飯 納豆、ほうれん草のソテー、ベーコンエッグ、揚げ湯波と蕪の葉の炒め煮、じゃこ、たまり漬「刻みザクザクしょうが」、メシ、豆腐と若布と長葱の味噌汁
昼飯 朝飯のおかずを流用した弁当
晩飯 蕪のサラダトマトとベーコンとエリンギのスパゲティバームクーヘン“Chablis Billaud Simon 2014”

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上澤卓哉

上澤梅太郎商店・上澤卓哉

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