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清閑 PERSONAL DIARY

2017.1.13 (金) その後も居残って

素肌に白いシャツを着て、紺色のパンツを穿く。30年以上は使い続けているだろう、赤と緑による跳ね馬の柄のネクタイを締める。紺色のジャケットを着る。その上に紺色のコートを重ねる。パンツもジャケットもコートも紺色ではあるけれど、それらはすべて異なる紺色だから、見た目にはチグハグかも知れない。

下今市16:35発の上り特急スペーシアに長男と乗る。その108分後に駒込に着く。

日本にいるときには、たとえば今日の列車のように、すべてが齟齬なく運ぶことを当たり前と考え、それにすこしでも乱れが生じると、何となく面白くない。しかし南の国では、自分があれこれに求める水準が低くなる。時刻表では10時間で着く街まで12時間を要しても、何とも思わない。気分が落ち着くのは、南の国にいるときである。

「禅とは山を降りること」と語った禅僧がいた。その意味するところは分からない。

7名による会食に楽しく参加をする。最後の皿が片付けられて、長男は21時に去った。僕はその後も居残って、イタリアの強い酒を生で飲む。


朝飯 すぐきを薬味にした納豆、飛竜頭の淡味炊き、人参のサラダ、鰯の梅煮、カブと胡瓜のぬか漬け、メシ、揚げ湯波と胡瓜の味噌汁
昼飯 「味彩たむら」の3種のおむすび、万能葱の味噌汁
晩飯 “La Padella”のあれやこれやそれや、他あれこれ。店主に選んでもらった白ワイン、店主に選んでもらった赤ワイン、店主に選んでもらったグラッパ

  

上澤卓哉

上澤梅太郎商店・上澤卓哉

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