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清閑 PERSONAL DIARY

2017.1.21 (土) これだけあれば

きのうは20時を前にして入浴し、就寝した。今朝は2時30分に目が覚めた。部屋は床と天井から暖房が効いているから寒くない。即、起床して服を着る。

真っ暗な中で仏壇に花と水とお茶を供え、線香を上げる。これさえ済ませばひと安心だ。日光MGの2日目つまりおとといの日記を書く。勢いに乗じてきのうの日記も書く。更には今日の日記の前半までをも書いてしまう。

ところで日光MGの2日目といえば「タイがお好きなんですか」と、宮城県から参加のハラカオリさんに話しかけられた。前夜の交流会で僕は、バンコクMGはじめタイのことを話していたのだ。「はい」と答えると「わたくし、先日、タイに参りまして、現地の小銭が残っていますので、もらっていただけるでしょうか」と訊かれてふたたび「あ、はい」と答えた。邦貨にして100円か200円くらいのものと考えての軽い返事だった。

ハラさんがサイフから取り出したバーツは、はじめこそ硬貨だったものの、そのうち高額の紙幣もあらわれて、それらの合計は1,674バーツにもなった。これでは小銭とはいえない。「日本円でお返しします」と驚きつつ言うと「いいえ、お使いください」とハラさんは手を横に振る。そうなったらなったで「あぁ、そうですか」と遠慮なく頂戴してしまう悪癖が僕にはある。

それにしてもこれだけあれば、朝飯や昼飯を40回も食ってお釣りが来る。安い店を選べばタイマッサージが15時間は受けられる。マレーシアと国境を接する最南端スンガイコーロクから、メコン川の対岸にラオスを望む最北端ノーンカーイまでの鉄路1,780キロを、三等車なら3往復ちかくできる。とにかく、僕にとっては大金である。

ハラさんにはやはり何か、お返しをしなくてはならないだろう。


朝飯 「しいたけのたまりだき」の玉子焼き、ジャガイモと人参とピーマンのサラダ、じゃこ、揚げ湯波と小松菜の淡味炊き、らっきょうのたまり漬、柴漬け、メシ、豆腐と揚げ湯波と長葱の味噌汁
昼飯 昆布と牛蒡と蓮根の佃煮、しいたけのたまりだき、柴漬け、柚大根、明太子、じゃこによるお茶漬け
晩飯 鯵の酢締め鯵のちらし鮨、「大七酒造」の「皆伝純米吟醸」(燗)

  

上澤卓哉

上澤梅太郎商店・上澤卓哉

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