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清閑 PERSONAL DIARY

2022.7.30 (土) 厄介なこと

「もう大丈夫だ」と感じた。平熱に戻ったことは、体温計を用いなくても分かる。不具合は、長く横になっていたことにより腰が痛むくらいのものだ。しばらく休んでから充電中のiPhoneに手を伸ばす。時刻は2時38分だった。

起きて服を着て寝室から隣の洗面所へ移り、カーテンをずらす。星が出ている。東側の廊下を伝って食堂に出る。東と南に面した窓を開ける。北側の手洗いと風呂の脱衣所の窓も開ける。その瞬間、男体山や女峰山や太郎山の方から冷気が屋内に流れ込んでくる。

きのうは巻末の解説まで至っていた本を読み終え、新たな1冊を棚から選んだ。いつのころからか、本を読むときにはインターネットに繋がっている端末が手放せなくなった。本を読めば未知のことが出てくる。時には文中に明らかな誤りのあることに気づく。それらを確かめながら読み進むには、検索エンジンが要るのだ。

紙の上に活字を追うことに疲れると、TikTokで動画を観た。スワイプを繰り返すうち「新型コロナワクチンのブースター接種は必要ない」と訴える人が出てきた。

「国が3回も4回も接種を勧めるのは、薬が余っているからに他ならない。国と製薬会社のあいだには、購入した薬を捨てられない取り決めがある。よって国は、国民へのワクチン注入を止められないのだ」と、その人は自説の主張に余念がなかった。

とすればバイデンの4回目の接種も残薬処理のためだった、というのか。それを言えばその人は「打っているか打っていないかなんて、誰にも分からないんですよ」と返すだろう。もっともバイデンは、4回のワクチン接種を受けてもコロナに罹った。厄介なことである。


朝飯 万願寺唐辛子の網焼き、生玉子、柴漬け、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、炊き込みごはん、トマトと若布と玉葱の味噌汁
昼飯 茄子と乳茸のつゆによる素麺
晩飯 冷やしトマト、冷や奴、柴漬け、枝豆木須肉、炊き込みごはん、麦焼酎「こいむぎやわらか」(ソーダ割り)


美味しい朝食のウェブログ集は、こちら。

  

上澤卓哉

上澤梅太郎商店・上澤卓哉

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