トップへ戻る

MENU

お買い物かご

清閑 PERSONAL DIARY

< 古い日記へ   新しい日記へ >

2017.1.8(日) 組長新年会

町内のいわゆる「向こう三軒両隣」の連絡や町費の集金を担うのが組長で、我が春日町1丁目には現在、18人の組長がいる。今日はその1年の労をねぎらう新年会が公民館で開かれる。役員には10時30分の集合が呼びかけられていた。

僕は会計係として、きのうウカジシンイチ自治会長が伝票を切ったあれこれの経費を個別の封筒に収め、それを手提げに入れて公民館におもむく。

組長新年会は、僕の記憶が正しければ一昨年までは夜に行われていた。しかし年明け間もなくの夜は寒く、足元の悪いときもある。よって昨年からは開催の時間を昼に移し、以降その形で続いている。

その新年会の席で今日は思いがけず、ビンゴによるくじ引きの行われることが大膳のシバザキトシカズさんから告げられた。刺身やオードブルを買ったスーパーマーケット「かましん」が、オマケとして玉子をくれたことによる急遽の出しものだという。玉子だけでは彩りに欠けるため、お祭に上がった酒やジュースなども押し入れから取り出され、それも賞品として供された。

僕はクジ運が悪い。よってこのような場で自分が何かを引き当てることはハナから諦めている。しかし今日ばかりはどうしたことか、酒は先行する人たちに獲られたものの、とにかく玉子とジュースには間に合った。更にはその後のジャンケンにも勝って、余った鮨一人前も持ち帰れることになった。

そうして夜はその鮨を肴に温め酒を飲みつつ「そろそろ雪の降ってくるころだろうか」と、外の音に耳を澄ます。


朝飯 納豆、蓮根のきんぴら、ひじきと人参の甘辛煮、ツナとトマトとルッコラのサラダ、鮭と昆布のはさみ漬け、生玉子、らっきょうのたまり漬、メシ、豆腐と万能葱の味噌汁
昼飯 スーパーマーケット「かましん」の刺身同オードブル
晩飯 ごまめの炒りつけ、津軽漬け、蓮根と三つ葉の酢の物、黒豆、厚焼き玉子焼き葱と揚げ湯波の炊き物スーパーマーケット「かましん」の鮨、「宇都宮酒造」の「四季桜貴酒」(燗)

2017.1.7(土) 雪の予報

昨年の師走から年明けのつい先日までは気味が悪くなるほどの暖かさだった。それがここへきて急に、寒さが厳しくなった。

いくら寒くても旧市街、つまり瀧尾神社と追分地蔵尊のあいだを繋ぐ800メートルの日光街道と、そこから奥に入る枝道の範囲内であれば、徒歩あるいは自転車で移動をする。

今朝も「道の駅日光街道ニコニコ本陣」まで自転車を走らせ、その商業棟にあるウチの売り場を布で拭いたり、あるいは検品をしたりする。「毎朝、自転車に乗って、運動になるね」などと声をかけてくれる人もいるけれど、往復でもせいぜい7、800メートルでは、運動のうちには入らないだろう。

天気は晴朗ながら、明日は雪の降る可能性もあると、テレビの天気予報は伝えている。夕刻の空に、しかし雪の気配はみじんも見られない。


朝飯 ひじきと人参の甘辛煮、蓮根のきんぴら、納豆、レタスと炒り卵のサラダ、鮭と昆布のはさみ漬け、メシ、揚げ湯波と昆布とトマトの味噌汁
昼飯 「食堂ニジコ」のラーメン
晩飯 春雨サラダ、叉焼ともやしの和え物、焼き餃子、「紅星」の「二鍋頭酒」(生)、イチゴと杏仁豆腐

2017.1.6(金) 旅の予約

「飛行機の切符は早く買うほど安いのでしょうか、それとも高い安いは、その時々によるのでしょうか」ときのう、贔屓の旅行社「トチギ旅行開発」のサイトーユカリさんに電話で訊いた。「空いているうちは安いです。混んでくると高くなります。ですからやはり、早い方がお得でしょうね」というのがサイトーさんの答えだった。

それを受けて3月の上旬から中旬にかけての、羽田とバンコクの往復航空券をメールで注文した。サイトーさんはすぐにタイ航空に予約を入れてくれた。税金や手配手数料を加えた価格は70,640円だった。

タイ北方の街プレーからバンコクのドンムアン空港まで戻るノックエアの航空券は、自分で手配した。ノックエアのウェブサイトでは、手続きが進むにつれ、諸経費の費目が変わって困惑したけれど、とにかく1,115.96バーツ、邦貨にして3,500円ほどの合計金額は一貫していたから、細かいところには目をつぶって購入ボタンをクリックした。

プレーの、旧市街を囲む城壁に設けられた門のうち、もっとも大きなそれに面するホテルも予約した。チェンライでは景色の良さと朝食の豊かさにより街から離れたホテルを定宿にしている。しかしそれはチェンライに限った例外で、利便性を優先すれば街の中心に泊まりたい。帰りに2泊するバンコクではタクシン橋にほど近い、これまた定宿になりつつあるホテルを予約した。

羽田からバンコクに着いた早朝、ファランポーン駅から出る列車の切符だけはインターネットで予約ができない。取りあえずはタイ国鉄のウェブサイトから時刻表のみを印刷した。旅の目的はいつもと変わらず「何もしないことをしに行く」である。


朝飯 納豆、油揚げの網焼き、「なめこのたまりだき」のフワトロ玉子、ほうれん草とベーコンのソテー、べったら漬け、メシ、揚げ湯波とほうれん草の味噌汁
昼飯 「ふじや」の広東麺
晩飯 「ユタの店」のピータンネギワンタン海老ブリブリ春巻きチャーハン、「鏡月」(お湯割り)帰宅してからのバナナケーキ、”Glenfiddich”(生)

2017.1.5(木) 粒食と粉食

大晦日以来、5日ぶりの味噌汁を作って飲む。ホッとする。米のメシはおせち料理の押し鮨を除けば5日も食べていない。こちらついては明日を待たなければありつけないらしい。餅は嫌いではないけれど、日本にいる限り、朝はなぜか米のメシが食べたくなるのだ。

粒食と粉食のどちらが好きとは一概には言えない。米とパンなら口内食感の点で米の方が断然、好きだ。しかし夜になると、むしろ進んでパンに手が伸びる。それはひとえに、パンとワインの相性が良いことによる。

粉食をパンと麺に分ければ、これまた口内食感の点で麺、それも小麦によるそれが圧倒的に好きだ。イタリア料理屋でロングパスタとピザのふたつの選択肢があれば、僕は例外なく前者を選ぶ。

しかしそこにワインさえあれば、パンもピザも、また悪くはない。すべては葡萄酒の有無にかかっているのだろうか。そして夜はきのうに引き続いてスパゲティを肴に白ワインを飲む。


朝飯 「なめこのたまりだき」によるなめこおろし、雑煮の具、べったら漬け、焼き餅、豆腐と揚げ湯波と三つ葉の味噌汁
昼飯 カレー南蛮うどん
晩飯 リンゴと京人参のサラダからすみと魚醤のスパゲティ“Qué bonito cacareaba2013”

2017.1.4(水) ことしの暦

年末28日に掃除をし、だから年の途中にあれこれの御札やお供えの増えていく神棚は、いまださっぱりとしている。そこにことしの暦の載せられていることに気づいた。よってそれを手に取り、自分の九星である八白土星のページを開く。

「今日までの不安定な気運から抜け出て気分的にも安定して来る年」とは多いにありがたい。「準備は段取りよく運び仲間の協力も得られます」も嬉しい限りだ。

「やり過ぎたり張り切り過ぎては思わぬ伏兵に遭うので注意」はまぁ、大丈夫だろう。生来の怠け者につき、やり過ぎたり張り切り過ぎたりすることは無い。しかし更に振り返ってみれば、外務省が渡航禁止勧告を出している地域にサンダル履きで旅をするなどは、これに当たるかも知れない。

「自信のあることでも焦らず確実に答えを求めておくことです」は耳が痛い。「地道に着実に」とか「千里の道も一歩から」は苦手な性分である。

「また、周囲との交流はまめにして情報は広く集め」と言われても、ひとり気ままにしていることを好む性格は、いかんともし難い。

「時流に合ったプランを立てて運ぶと思わぬチャンスに恵まれます」は、幼児期、子供時代に受けた教育のせいか、どうも、できない。

「ただし、忙しさからのうっかりミスや誤解、勘違いからの思い込みにも注意が必要」とは、まるでどこかから僕の行いを観察しているような、正鵠を射た「お叱り」である。

「時には耳の痛い忠告や意見を聴ける心の余裕が求められます」と言われても、それができれば苦労は無い。

最後に「転職開業、改築、建築建墓凶」とあるから、今年しようとしていたお墓の整備は止めておくことにする。


朝飯 「しその実のたまり漬」を搗き混んだ餅、お雑煮の汁、バター、焼き海苔、イチゴ
昼飯 「大貫屋」のキムチタンメン
晩飯 “Moët & Chandon Brut Impérial”トマトとほうれん草とコンビーフのスパゲティ“Qué bonito cacareaba2013”花林糖、”Glenfiddich”(生)

2017.1.3(火) 同窓会

深夜とおぼしき時間に応接間の電話が鳴る。「誰だ、こんな夜中に」とベッドから降りようとすると、その呼び出し音は2回で切れた。枕頭のiPhoneを見ると時刻は1時31分だった。しばらくするとまた電話が鳴った。今回も2回で切れた。夜遊びをする誰かのポケットの中で、携帯電話がたまたまウチの番号を発信してしまったのかも知れない。

はじめの電話から2時間が経っても二度寝はできそうにない。3時36分に起床する。

「おとといの日記ができていないと焦燥する」とは、ここにしばしば綴ることだ。今朝は仕方なしの早起きを僥倖として、おとといときのうの日記を一気に書く。そしてその勢いを以て、今日の日記の前半までも書いてしまう。

聖ヨゼフ幼稚園から今市中学校まで、おなじクラスになったり、また離れたりしながら付き合い続けたイトーカツユキ君から連絡を受けたのは12月なかばのことだった。「中学卒業時の同窓会を企画している。ついてはそれに来られるか」というのがその電話の内容だった。幹事を買って出てくれたイトー君の苦労には報いなければならない。出席する旨の返事をして今日の日を待った。

ウチは、人が休んでいるときこそ忙しい商売である。更には昼ごろが一番、店は混む。正午からの同窓会に20分ほど遅れて駆けつける。会場には想像していたよりも多い、僕を含めて15名が集まった。前回の同窓会は何と25年前の開催だったという。はじめは中座しようと考えていたけれど、そういうわけにはいかない。結局は最後までいて、しかし2次会には参加せず、タクシーで帰社する。

中学生時代、またその数年後に催された同窓会の写真を自分のアルバムから複写し、各自に配るまでしてくれた幹事のイトー君には厚く御礼を申し上げたい

普段は優れたフランス料理屋でも、年始めの2日から4日まではカレーライスかハヤシライス、という”Finbec Naoto”を夜、家内と長男との3人で訪う。そして薄桃色のテーブルクロスのかけられた席に着いて「正月の夜は静かなことが一番」と、しみじみ感じる。


朝飯 雑煮
昼飯 「奴寿司」の宴会膳、日本酒(冷や)
晩飯 “Finbec Naoto”のフォアグラのテリーヌエスカルゴのオーブン焼きサラダオニオングラタンスープカレーライスチーズの盛り合わせ、ワインリストのロワールの白ワインのうち2番目に安かった”Pouilly-Fumé”、アップルパイ、コーヒー

2017.1.2(月) 初売り

普段よりも早く、7時に朝食を食べ終える。雑煮は作り置いた汁を温め、焼いた餅を投入するだけで完成するから、忙しいときにも向いている。家族全員で1階に降り、初売りの準備に当たる。出社してくる社員たちと新年の挨拶を交わす。店舗の花はカワムラコーセン先生により、開店の30分前に整った。

そのころにはまた、早めのお客様がいらっしゃる。ウチは開店の前でも、お客様がお望みになるなら店に入っていただき、買い物をしていただくことにしている。そして毎年、その年の最初のお客様には地元「片山酒造」のお酒を進呈する。

開店前のお客様は、おひとりだけではない。朝はやくからご来店をいただいて、有り難い限りだ

夕刻に締めたレジの数字は、昨年の初売りのそれよりも良かった。しかし元日が日曜日という今年の正月は、商売においてはいかにも曜日の並びが悪い。明日も頑張って店に立ちたい。

夜はさすがに雑駁な味を舌が欲し、しかし家内に作れとは流石に言えないため、インスタントのラーメンは自分で煮る。


朝飯 雑煮
昼飯 「コスモス」の出前のハンバーグステーキ(デミグラスソース)、ライス
晩飯 おせちあれこれ牛薄切り肉のソテー「松瀬酒造」の「松の司特別純米」(燗)ラーメン

2017.1.1(日) スキヤキ

いつものことながら、朝は誰よりも早く起きて食堂に来る。そして桜材の丸テーブルで何かしらしている。そうしてようよう明るくなりつつある東の空の写真を撮ったりする。穏やかな、2017年のはじまりである。

元旦はいつもひもじい。「お墓に行くよ」と家内が言うので「お茶くらい飲んだら」と落ち着かせて、家内、長男、次男はお茶を飲む。僕はお茶は、仏壇にそれを供えた数時間ほども前に飲んでいるので、彼らにはつき合わない。

暖かい朝でも冬であれば、お墓の水場で湯飲みを洗う手は水の冷たさに赤くかじかむ。家に帰ると小さなお椀5客に雑煮を盛り、それをお盆に載せて長男と次男が仏壇、神棚、お稲荷さん、水神、地神の5個所にそれを供えて歩く。ここまでを済ませないうちは、人間が雑煮にありつくことはできないのだ。

家族4人でホンダフィットに乗り、日光市今市旧市街をつらぬく日光街道の東端にある追分地蔵尊に初参りをするそして今度はおなじ日光街道の西端にある瀧尾神社に初詣をする。これで元日の午前の用事は完了である。

夕刻は18時よりひとり製造現場に降り、明日の用意をする。年が明けてしばらくは好天が続くらしく、有り難い。

すき焼きには「日光味噌のたまり」を使う。鍋にサラダオイルを引き、大晦日に「グルマンズ和牛」で受け取った肉を炒りつける。そしてそこに「日光味噌のたまり」をかけ回して更に炒る。味付けはこれだけで充分に美味い。というか、これに比肩しうる割り下は、市販品では皆無ではないだろうか。

「日光味噌のたまり」は非売品ではあるけれど、明日から店に並べる福袋のうち、金色つまり3,000円の袋の中身の一部として、お分けする。興味のある方にはぜひ、お試しをいただきたい


朝飯 雑煮、屠蘇
昼飯 津軽漬け黒豆おせちあれこれ、「松瀬酒造」の「松の司特別純米」(冷や)
晩飯 すき焼き、べったら漬、“Glenfiddich”(ソーダ割り)

2016.12.31(土) 朝飯ダブル

ここ何年か、大晦日の朝は霧降高原にある優れたステーキ屋「グルマンズ和牛」に、予約済みのすき焼き肉を受け取りに行く。ここではまた、人数を問わず、客には軽食が振る舞われる。つまり僕と次男にとっては、今朝は「朝飯ダブル」ということになる。そして9時過ぎに山を駈け降りて会社に戻り、仕事に復帰する。

社員は持ち場、持ち場で力を発揮してくれている。僕は事務室、店、製造現場を行ったり来たりして、あれこれの連絡に勉めたりする。4階の部屋は家内により整った。仏壇には新年にふさわしい花が供えられいる。

夕刻、製造現場へ行くと、初売りのための福袋が整然と並べられていた。普段は季節の書を掲げる店舗正面右側には、僕も手伝って「賀正」の文字を取り付ける。定時の18時に店のシャッターを降ろす。社員たちと年末の挨拶を交わす。

大晦日の夕食の席は最高だ。この1年の肩の荷を降ろす感じがする。風呂に浸かりながらすこしのあいだ眠ったらしい。そして21時すぎに就寝する。


朝飯 ほうれん草のおひたし、たまり漬「おばあちゃんのホロホロふりかけ」、納豆、冷や奴、ベーコンエッグ、白菜漬け、メシ、豆腐と三つ葉の味噌汁、「グルマンズ和牛」のメンチカツのホットドッグ、胡瓜のピクルス、ベーコンと玉葱とキャベツのスープ
昼飯 ロールキャベツライス、昆布と牛蒡と蓮根の佃煮
晩飯 鰤の照り焼き鴨鍋蕎麦「松瀬酒造」の「松の司生酛純米」(冷や)

2016.12.30(金) 日光の美味七選

「知り合いだから」とか「取引先だから」というような義理は一切関係なく、僕が普段から気に入って食べたり飲んだりしている地元のあれこれを、各々のお店にお願いし、たまり漬と共にお届けする、送料税込み10,800円、限定40セットの「日光の美味七選」は、12月1日の朝9時に販売をおしらせするメールマガジンンを配信し、3時間後の11時59分に売り切れた。

2013年までは僕が段取りをし、製造部長のフクダナオブミさんとふたりで荷造りをしていた。2014年からはその準備を長男に引継ぎ、荷造りにおいては、僕は長男の助手に回った。荷造りの時間がいきなりこれまでの半分に短縮をされたのは、長男が同級生オーキトシヒコ君の考えた”logistics”を採り入れたことによる。

荷造りは13時30分から始めて15時30分に完了した。製造現場の、ヤマトがトラックを横付けする扉の外へ出てみれば、正月を迎えるための松が一対、涼やかに飾られていた。ひとつひとつの仕事を粛々とこなすばかりである。


朝飯 納豆、白菜漬け、ほうれん草とソーセージのソテー、目玉焼き、鰯の梅煮、メシ、揚げ湯波と玉葱とピーマンの味噌汁
昼飯 「大貫屋」のチャーハン(大盛り)
晩飯 “Glenfiddich”(ソーダ割り)刺身湯波、うずら豆、白菜漬け、豚しゃぶ「旭酒造」の「獺祭磨き二割三分純米大吟醸」(冷や)

< 古い日記へ   新しい日記へ >

上澤卓哉

上澤梅太郎商店・上澤卓哉

2026

2025

2024

2023

2022

2021

2020

2019

2018

2017

2016

2015

2014

2013

2012

2011

2010

2009

2008

2007

2006

2005

2004

2003

2002

2001

2000

蔵見学