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清閑 PERSONAL DIARY

2017.9.5 (火) 日光MG(前夜祭)

雨続きの夏が去りつつあり… 否、四季の中で最も好きな夏の終わってしまうのが嫌だから、このような書き方になるのだ、実際には初秋さえ、とうに過ぎたかも知れない。兎に角、ここ2日間ほどは、早朝の食堂から明け方の群青色の空と、その青を引き裂いて昇る朝日を愛でることができている。その景色は誠に麗しい。

空は、日の出の数十分前の、ある一時がもっとも美しい。そして山は、日の出から数時間を経た、ある一時がもっとも美しい。

冬の空気は澄み、遠くの山まで明瞭に見える。夏の空気は澄んでいない、ということもないのだろうけれど、萬緑に覆われ、しっとりと湿気を含んだ日光の山々が、青い空から浮き上がって見える日は、僕の経験からすれば、年に1度か2度ほどしかない。幸運にもその一瞬をカメラに捉え、デザインの一部として使ったのが、ウチのウェブページである。

それはさておき、南東の窓から早朝の空を眺め、朝食の後は北西の窓から日光連山を望み、それから仕事場に降りていくことが、家にいるときの習慣になっている。

夕刻の閉店と同時に、明日と明後日の、社員研修による休みを報せる看板を店舗の正面に置く。おなじく店舗の、いつもは閉めない駐車場に鎖を張る。そして今朝に用意した持ち物に不足はないかもう一度確認してから「日光MG」の前夜祭が行われる鬼怒川温泉に向かう。


朝飯 牛蒡と人参のきんぴら、枝豆の薩摩揚げの甘辛煮、炒り卵とレタスのサラダ、納豆、切り昆布の炒り煮、納豆、胡瓜のぬか漬け、メシ、豆腐と若布と万能葱の味噌汁
昼飯 ラーメン
晩飯 「一心舘」の夜のお膳、スパークリングワイン、白ワイン、赤ワイン

  

上澤卓哉

上澤梅太郎商店・上澤卓哉

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