2026.5.28 (木) タイ日記(8日目)
疲れるようなことは何もしていないにも関わらず疲れたように感じるのは、きのうのマッサージの揉み返しによるものだろうか。きのうは自分のせいとはいえ寝入りばなをたたき起こされ、以降は眠ったり目を覚ましたりを繰り返した。そのため今朝の起床は6時台と、僕としては甚だ遅くなった。
おとといの日記を「公開」し、きのうの日記に目鼻を付けて外へ出たのは8時過ぎ。上出来のメシ屋には、初日から今日までの8日のうち、休業日の週末を除いて6回も通うこととなった。
9時をすこしまわったころにプールサイドへ上がる。その西側からは、隣のホテルのプールサイドを見おろすことができる。僕のいるホテルよりよほど高級であることは一目瞭然。しかしそのホテルは高い建物に挟まれている。よって部屋からの眺めは期待できないだろう。
その、隣のホテルのスイミングプールを今日もうかがいに行こうとしてプールサイドを行くと、プールの中にいた、人の良さそうな男の人に「タイ人ですか」と声をかけられた。それだけ僕が日焼けをした、ということなのだろう。「日本人です」と答えてから「あなたは」と問うと、フィリピンの人だった。フィリピンの海辺に行きたい気持ちもあるけれど、しかしまぁ、僕はタイの最北部で充分だ。訪問の範囲を広げれば、経験値が逆に薄まることもあるだろう。プールサイドには正午過ぎまでいて、随分と本が読めた。
さて今日は空港へ行く日であれば、荷作りをする必要がある。きのうクリーニング屋から届いた洗濯物は、まるで真空パックのように固く袋詰めがされている。よってそれは、そのままスーツケースに収める。初日にゲートウェイエカマイで買ったラオカーオは3本。1本はバンコクMGの初日に皆で夕食を摂った店の経営者に贈るつもりだったものの、その人とは会えなかった。
日本からは、前回、飲み残したラオカーオを持参したから、購入した3本のうちの2本は手つかず。残る1本も、ほとんど減っていない。それらの中味は、このホテルで空にしたミネラルウォーターのペットボトルに移した。更にはこれまた初日に買った、社員と孫への土産がある。そうして往路にスーツケースに収めたゴム草履は、復路においてはバックパックにはみ出すこととなった。
旅の最終日の行動については、あれこれと考えるところがある。その結果、今日の午後は、ほぼ何もしないことに決める。汗をかきたくないのだ。よってマッサージ屋はホテルはす向かいの、いつものクリーニング屋が兼業しているところを選び、2時間のオイルマッサージを頼む。
マッサージを終えたのは16時5分。徒歩で1分もかからないホテルへ戻り、部屋で最後の細々としたことをする。チェックアウトは16時56分。フロントに荷物を預けたら、これまたちかくのビール酒場へ行く。ビールはそれほど好まない。しかし帰国日に蒸留酒のラオカーオは危険である。ドアも壁も無い、いかにも南の国らしいビヤホールの料理はなかなか悪くなかった。ビール好きには良い店だと思う。
18:26 預けた荷物を受け取ってホテルを出る。
18:33 徒歩で地下鉄MRTのスクムヴィット駅に着。既にしてかなり汗をかいている。
18:36 MRTの車両がスクムビット駅を発。
18:38 その車両がペッブリー駅に着。
MRTのペッブリー駅からエアポートレイルリンクのマッカサン駅までは、空中回廊とでも呼ぶべきスカイウォークを辿って数分の距離にある。空港行きのプラットフォームには、長蛇の列があった。
18:48 最初に来た車両には乗れず。
18:57 次の空港行きがマッカサンを発車。ふたつ目のフアマークで座ることができる。車窓から見える高速道路は、それほど混んでいない。
19:21 スワンナプーム空港着
プラットフォームには、平たく長いベンチがあった。よってここにスーツケースを開き、Tシャツ1枚と、日本を出る時には必ず複数枚を持つプラスティック袋1枚を取り出し、ザックに入れる。
スワンナプーム空港で階を上下するときにはエスカレータが有利と分かっていながら、地下一階のエレベータの前で長々と待つ。
19:40 出発階の四階にて、タイ航空のオネーサンに手伝ってもらいながらチェックインを完了。
19:41 タイ航空のカウンターで荷物預けを完了。スーツケースの重さは11.9キログラム。往路より300グラム重いのは、明らかに、ペットボトルに移し替えたラオカーオによるものだ。
19:48 保安検査場を通過。気に入っているブーツを履いてこないのは、保安検査の際に脱がされるからだ。日本の空港にはスリッパの用意があっても、タイの空港には、そのような気づかいは無い。もっとも世界標準に照らせば、日本人が神経質すぎる、ということになるのだろう。
19:52 出国審査場を通過。この関門を無人化した羽田では、希望をすれば出国と入国のスタンプを押してくれる。しかしこの空港には、その仕組みは無い。寂しい限りだ。
あたりには掃除のオバサンしかいないような物陰にて、汗で濡れたTシャツを、地下一階のプラットフォームでスーツケースから取り出したTシャツに着替える。首に巻いていたインド綿の長いスカーフも、じっとりと湿っている。下着もズボンの胴回りの部分も湿っているものの、こちらについてはいかんともし難い。
夕刻のバンコクは渋滞に閉ざされる。そのためホテルから空港までは徒歩と鉄道で移動をした。しかし今年は僕も齢70になる。「そろそろタクシーか、ホテルが手配するタクシーかなぁ」とも思う。しかしそのためには、より空港にちかいところに滞在をするか、あるいはより早い時間にホテルを発つ必要があるだろう。
20:05 ボーディングカードにあるC6ゲートへ降りる階段は遮断されていた。よってその脇のベンチに落ち着く。
21:25 眠くなってくる。ひとり旅に寝落ちは禁物である。
21:28 乗客を遮断していた横断テープが片づけられたため、C6ゲートへ降りる。
22:10 ファーストクラスおよびボーディングカードの1番グループから搭乗が始まる。
22:20 後方70Hの席に着く。往路とは異なって、ほぼ満席と思われる。
23:00 Boeing777-300ER(77B)を機材とするTG682は、定刻に15分遅れてスワンナプーム国際空港を離陸。
23:25 眠りかけているところに夜食のパンと水が届けられる。
朝飯 「クイジャップアソーク」のカオゲーン
晩飯 “Beer Garden Sukhumvit 19″のヤムヌア、カオパットアメリカン、生ビール、シンハビール













