トップへ戻る

MENU

お買い物かご

清閑 PERSONAL DIARY

2026.6.30 (火) 伊豆治療紀行(46回目の1日目)

洗面所で顔を洗いながら、右手の低い棚に置かれた電波時計に目を遣る。時刻は1時11分だった。食堂のテーブルには、いまだ読みはじめていない本があった。紺色の表紙には、金色のフランス語がゴシック体で捺してある。そのひと文字ひと文字を、ウェブ上の辞書に並べてみる。金文字は「カモメたちと本を読む日々」と訳された。

先般、ある人が自分の本棚の画像をSNSに上げていた。その最上段から最下段まではビジネス書で埋め尽くされていたから「えっ、こんなのしか読まねぇの?」と一驚を喫した。しかし僕も、人のことは言えない。僕は逆に、ビジネス書のたぐいは一切、読めないのだ。

と、ここまで書いたところで家内が起きてくる。時刻は1時52分。家内はすぐに、テレビの電源を入れた。それから100余分。日本は称賛に値する善戦をするも、最後の最後でブラジルに勝てず。しかい森保一監督は、事故や病気が無いかぎり、4年後も監督を務めているだろう。

下今市10:52発の上り特急に乗れば、伊東には14時41分に着く。駅前のレンタカー屋で予約済みのクルマを借り、まずは宿に入る。しかしゆっくりはせず、16時すこし前に「伊豆高原痛みの専門整体院」の扉を押す。

先生は、診察台にうつ伏せた僕の背骨を右側から押しつつ僕の体を揺らす。先生の手が腰から首まで上がったところで今日の治療の、先月ほどは楽に済まないことを悟る。からだが固くなっているのだ。

9000ボルトを発する電子ペンの一発目は、右の肩甲骨と背骨のあいだに打たれた。気持ちの良いものでないことはもちろんのこと、痛みも感じる。電子ペンは上から下へ向けて5ヶ所ほどに打たれ、それが繰り返されるうち、痛みは熱さに変わり、その熱さも徐々に引いていく。次は腰。これは痛い。その次は膝の裏側。これも怖い。最後は診察台に座って膝の表側に電子ペンを打たれる。昨月の治療よりはよほど辛い。しかし数年前の拷問まがいの激痛にくらべれば、いまだ楽というものだ。

夜は、先月の帰り際に予約をした店で夕食を摂る。宿に戻っては、温泉に浸かってから安楽に就寝をする。


朝飯 たらこ、莢隠元の胡麻和え、大根と豚三枚肉の淡味炊き、炒り豆腐、胡瓜のぬか漬け、なめこのたまり炊、たまり漬「七種刻み合わせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、メシ、揚げ茄子と若布と万能葱の味噌汁
昼飯 「日本橋だし場」の「だしわっぱ飯」、JAVA TEA
晩飯 “Brasserie ChouChou”のグリーンサラダ帆立貝のブルゴーニュ風バター焼きパンオーストラリア産サーロインのステーキクレームブリュレ、ソーヴィニヨンブランのグラスワイン、ランドックのグラスワイン、サントリー「角」(生)


美味しいおうちごはんのウェブログ集はこちら。

  

上澤卓哉

上澤梅太郎商店・上澤卓哉

2026

2025

2024

2023

2022

2021

2020

2019

2018

2017

2016

2015

2014

2013

2012

2011

2010

2009

2008

2007

2006

2005

2004

2003

2002

2001

2000