2026.7.2 (木) ツバメ
「巣立った」と朝、ベランダの高いところを見上げつつ家内が言った。ツバメの巣が空になっている、というのだ。「やれやれ」である。というのは、その巣は空気調整器の室外機の真上に作られているから、糞はその室外機に落ち、またベランダに敷かれた人工芝に落ちて溜まっている。室外機は毎夏に業者が来て高圧洗浄機で洗う。しかし人工芝の上の糞だけは、どうにかして片付ける必要がある。室外機は上下にふたつ重なるようにしてあって、その下の部分と人工芝のあいだには、いくらも隙がない。一体全体、糞はどうやってかき集めればいいのか。まったくもって「やれやれ」である。
ツバメの巣は、1階の玄関の上にもある。糞の落ちるところにはダンボールを敷き、風で飛ばされないよう、コンクリートブロックの重しを乗せてある。糞はここに、溜まりに溜まっている。また玄関の扉にも、落下の途中に付着した糞が点々と見える。玄関の汚れについては、来客があるたび「この時期はこんな有様で」と、言い訳を続けた。「ツバメは縁起の良い生き物だから、巣は取り除くものではない」と言う人がいる。「そうは言われても」である。
春いまだ肌寒いころにツバメが舞い始めると「いよいよ夏だ」と、嬉しくなる。ツバメの姿が見えなくなったころに南の国へ行くと、そこにはツバメがいて、懐かしい友達に逢ったような気持ちになる。
ツバメはどこかにいて、朝や夕刻の空でのみ目を楽しませてくれれば、それで良い。しかしまぁ、そういうわけにもいかないのだ。
朝飯 炒り豆腐、揚げ湯葉の甘辛煮、ミズの煮びたし、目玉焼き、納豆、なめこのたまり炊、たまり漬「七種刻み合わせ・だんらん」、ごぼうのたまり漬、メシ、大根と若布の味噌汁
昼飯 にゅうめん
晩飯 「なめこのたまり炊」のなめこおろし、かまぼこ、豚肉のすき焼き風、メシ、「齋彌酒造店」の「雪の茅舎秘伝山廃純米吟醸」(燗)、「紫野和久傳」の「西湖」、Old Parr(生)













