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清閑 PERSONAL DIARY

2026.7.13 (月) 墓参り

吉行淳之介の角川文庫版「牝らいおんと豹」に、amazonで4,250円の値がついていて一驚を喫する。そのamazonで、佐多稲子のちくま文庫版「私の東京地図」の表紙が桑原甲子雄によるものと知って「やっぱり」と思う。アーネスト・ヘミングウェイの「日はまた昇る」は彼の最高傑作と、広く認められているらしい。処女作が最高傑作と言われる作家の気分は、どのようなものだろう。と、そういうことを寝床に仰向けになってスマートフォンで見ているから起きる時間が遅くなるのだ。

今日は中学2年生のときに病没した妹の祥月命日にて、8時20分に販売係のサイトーミホコさんが出社したところで如来寺のお墓へ行く。そうして家内が用意してくれたピンク色のカーネーションと白菊を供え、線香を手向け、また夜来の雨に濡れた墓石をタオルで拭って会社に戻る。ここで時刻は8時55分。

9時からは町内役員による、お祭りの後片付けが予定されている。その9時にすこし遅れて公民館へ行く。今日は平日のため、集まれた役員は少ない。オノグチショーイチ責任頭と日光街道に沿って延ばされた七五三縄を外しているところに「銀行の方がいらっしゃいました」と、事務係のサイトーハヅキさんから電話が入る。よって申し訳のないことながら、オノグチさん一人を残して一時、その場を去る。

縄外しの現場に戻れたのは、それから15分ほども後のことだっただろうか。七五三縄は当然のことながら、張るときよりもよほど、外すときの方が作業は楽で早い。それをしながら同時に路上に捨てられた缶やペットボトルも拾いつつ公民館へ戻る。

東地区や西地区の七五三縄を外した役員たちと共に一服をしていると、それまで堪えに堪えていたような空から雨が強く落ちてくる。その雨が上がるまでは、今週末に控えた役員旅行について話をしたり、あるいはお祭りの直会について打ち合わせをしたりする。ちなみに7月、それも連休の週末となれば僕は忙しいから、今年の旅行は見送った。

梅雨は列島の西から次々と明けている。関東のそれはいまだながら、明日は暑くなるらしい。そういう次第にて夕食の前より、意を決して素麺のつゆの作成に取りかかる。なぜ「意を決して」かといえば、結構な手間がかかるだ。「だったら既製品に頼れば良いではない」と言われれば、自分で作った方がよほど美味いから、そうするしかないのだ。


朝飯 鰻の佃煮、鮭の焼きほぐし、揚げ玉、なめこのたまり炊、たまり漬「七種刻み合わせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬のお茶漬け
昼飯 にゅうめん
晩飯 「食堂ニジコ」のテイクアウトの「中華丼のあたまだけ」同「鶏もも肉の唐揚げ」トマトスープの冷やし中華、チーズ、鰻の佃煮、「山本合名」の山廃純米「天杉」(冷や)豆乳のプリン、Old Parr(生)


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上澤卓哉

上澤梅太郎商店・上澤卓哉

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