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清閑 PERSONAL DIARY

2016.12.10 (土) 意地と愛着の関係

「それにしても暖かいですねー」という時候の挨拶を先日、包装資材の在庫を調べに来たホリーマサユキさんから受けた。確かに、いまだ厳冬にはほど遠い現在の気温である。

先週の日曜日までは、長袖のヒートテックのシャツに長袖の木綿のTシャツを重ね着し、その2着で過ごしていた。その翌日つまり今週の月曜日からは、その木綿のTシャツを長袖のフリースのセーターに換え、この2着で過ごしている。朝方、背中に寒さを覚えることもあるけれど、3着目を重ねるには至っていない。

外へ出るときには、屋内用の2着の上にジャンパーを着る。旧市街の中心に建つスーパーマーケット「かましん」がいまだ「長崎屋」だった時代に、2階の服売り場で2,000円で買った中国製である。そのころの日本には、いまだ消費税は無かった。

家内によれば僕はこのジャンパーを、長男のお宮参りのとき既に身につけていたという。とすれば30年以上も着続けている計算になって、まるで狐につままれたような気分である。

おととしこのジャンパーの、左の肩の縫い目がほつれて中の綿が見えるようになった。よって「イオン今市店」の1階奥にあるリフォーム屋「マジックミシン」で修繕をしてもらった。ところがこのところは更に裏地の4個所が擦り切れ、そこからも白い綿が顔を出している。

この冬が過ぎたらクリーニングの上、またまた修繕を頼もうか、あるいは潔く捨ててしまおうかと、今は思案の最中である。”UNIQLO”で新品のダウンパーカを買う方がよほど安上がりとは知っているけれど、このジャンパーに関しては何となく、意地になっているところがあるのだ。あるいはそれは意地ではなく、愛着とでも呼ぶべきものかも知れない。


朝飯 納豆、昆布の沖縄風炒め、揚げ湯波と小松菜の淡味炊き、白菜漬け、たまり漬「おばあちゃんのホロホロふりかけ」、メシ、トマトと揚げ湯波と万能葱の味噌汁
昼飯 カレーライス、らっきょうのたまり漬
晩飯 生のトマト、牡蠣のだし煮、大根のぬか漬け、白菜漬け、「鳥よし」の焼き鳥あれこれ、芋焼酎「八幡」(お湯割り)

  

上澤卓哉

上澤梅太郎商店・上澤卓哉

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