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清閑 PERSONAL DIARY

2019.4.6 (土) 桜

味噌蔵のある庭には山桜、染井吉野、枝垂れ桜の3本の桜が育っている。そのうち最も遅れて咲くのが枝垂れ桜ということは知っていた。しかし山桜と染井吉野のどちらが先に花を開くかについては覚えていなかった。

普段、暮らしている棟と庭との距離は、最短部分で100メートルほどだろうか。その100メートルより30メートルほど先にある山桜が、きのうは薄く色づき、今朝になるといきなり、明瞭に開花をした。その具合を更に確かめようと、開店後に国道121号線を南東へ歩き、柴折り戸を開けて庭に入る。そしてその真下に立って、青い空にピンク色の鞠状となった枝ぶりを見上げる。この調子でいけば、山桜はすぐに満開になり、すぐに花を散らして、新緑の葉のみになるような気がする。

総鎮守瀧尾神社の春の大祭が、来週末に迫っている。神社の1年間のお祭を仕切る当番町を、我が春日町1丁目は昨年度に完了している。よって一般の役員は、今年は町内を飾るだけが事前の仕事となる。僕はきのうウカジシンイチ自治会長から預かった出金伝票に基づき、様々な経費を入れた複数の封筒を”ISUKA”のギアバッグに入れて、15時に公民館へ行く。

国道119号線に注連縄を張り巡らす仕事は、今年から長男がしてくれるようになった。僕は自治会長が公民館に飾りつけた祭壇に上げるための、町内と個人の御神酒を注文するためサカモトヤ酒店へ行く途中で一旦、会社に戻る。そうしたところ、店にある4台の冷蔵ショーケースのうち1台がまったく冷えなくなったとの報告を受け、忙しさが一気に倍増する。

冷蔵ショーケースの会社は幸いなことに週末専用の窓口を持っていた。そこに電話をし、対策を訊き、しばらくすると、冷蔵ショーケースはふたたび冷風を吐き出すようになったから、胸をなで下ろす。

お祭に必要なものは数え切れないほどある。そのうちのひとつが晴天である。次の週末が、今日とおなじ天気になれば幸いである。


朝飯 細切り人参の炒り煮、揚げ湯波と小松菜の炊き合わせ、納豆、切り昆布の炒り煮、オムレツ、ふきのとうのたまり漬、塩らっきょう、メシ、トマトと揚げ湯波と若布と万能葱の味噌汁
昼飯 「麺屋ききょう」の葱塩ラーメン
晩飯 “Finbec Naoto”の其の一其の二パン其の三パン其の四小さなカレーライス、アルザスの安い白ワイン、イチゴのタルト、コーヒー


美味しい朝食のウェブログ集は、こちら。

  

上澤卓哉

上澤梅太郎商店・上澤卓哉

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