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清閑 PERSONAL DIARY

2019.5.19 (日) 阪納誠一メモリアル走行会(初夏の部)

東京から日光に移り住み、古典車の修復家として一時代を築いたバンノーセーイチさんを追悼する「阪納誠一メモリアル走行会」には、2006年から2016年まで欠かさず出走をしてきた。しかし2017年と2018年は、その開催日が「日光の美味七選」を出荷する12月30日に重なったため、やむなく参加を見送った。

この走行会には初夏の部も設けられているものの、行楽の季節に忙しい仕事柄、こちらについてはハナから出るつもりは無かった。しかし1926年製の、オヤジが遺したクルマを動態保存しようとすれば、長く空白を置くことは望ましくない。そのような理由から、今回は申込書の「参加」を丸で囲んで事務局のキクチキヨタカさんに返送した。

年末の走行会は、ツインリンクもてぎの西コースで行われる。一方、今日のそれには北ショートコースが指定をされていた。普段はミニバイクあるいはカートのレースに用いられるここは、1周が982メートルで、レーシングカーを思い切り走らせられるところではない。

本日の出走は、ビンテージクラスが10台、50~60年代クラスが10台の計20台。それらを操縦する参加者が8時30分にコントロールタワー下の部屋に集まって、ミーティングが開かれる。「ジンシャ共に元気で帰るということが、レースの鉄則でございます」との、いつもこの席で解説を務めるツツミトモヒコさんの言葉に会場から笑いが漏れる。僕も笑い声を上げたひとりではあるけれど、これ以上無い至言であることは間違いない

9時から、その北ショートコースに出て行く。4速に入れられるのはバックストレッチのみ。しかし4速に上げて数秒のうちに3速に落とさなければ、次の左コーナーを曲がれない。最終のS字カーブでは2速に落としたいものの、グランプリブガッティは、レースでの走行中に2速に落とすことは想定していないはずだ。H型のシフトパターンに加えて、1速と2速の中央にシフトバーがバネで固定されないこの時代の設計では、3速から2速への減速は、しごくしづらいのだ

エンジンは絶好調だ。しかしブレーキの効き具合に気持ちの悪さがある。それを確かめてもらうため、維持修復係のタシロジュンイチさんにも試走をしてもらう。ライニングは、次の機会までに貼り替える必要があるだろう

9時から16時前までに6回の走行を果たす。今年末の走行会が何日に設定されるかは不明ながら、日程さえ合えば、この青いクルマを、次は広い西コースで思い切り走らせたい

16時27分にツインリンクもてぎの北ゲートを出て、店には17時50分に着いた。即、帽子をかぶり、名札を首から提げて、閉店のための作業に当たる。終業後はあらかじめ作り置いた、先般の町内役員旅行の決算書10部を持って家を出る。そして小倉町の居酒屋へと急ぐ。


朝飯 「ホテル若葉」の朝のお膳
昼飯 「GTカフェ」のビーフカレーライス、ミニサラダ
晩飯 「和光」のお通しのもやしのナムル風刺身の盛り合わせお新香の盛り合わせ豚タンの網焼きエシャロット、他あれこれ、麦焼酎「和光」(ソーダ割り)


美味しい朝食のウェブログ集は、こちら。

  

上澤卓哉

上澤梅太郎商店・上澤卓哉

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