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清閑 PERSONAL DIARY

2020.8.8 (土) それもたまにはいいけれど

店舗に向かって右に掛けられている季節の書は、初夏には「萬緑」、盛夏には「氷水」、晩夏には「鬼灯」と、時期に従って換えられていく。しかし今年は7月の末まで梅雨寒が続き、1週間後の8月7日は早くも立秋。そのようなわけで「氷水」は遂に、日の目を見なかった。いま当該の場所には、きのう販売係のハセガワタツヤ君とササキユータ君の掛けた「鬼灯」がある。

鬼灯と聞けば、子供のころは、中の種を柔らかくしようと揉んでいる最中に必ず破れるそれを思い出した。今なら仏壇の、お盆の飾りが真っ先に浮かぶ。その飾りは、今年はいつ付けるのだろう。僕の担当は仏壇の内外すべての掃除と線香立ての整備である。

ところでおとといの日記に「夏は、梅雨明けからの10日間がもっとも晴れる」と書いた。しかし「隠居」の撮影が行われた5日と6日を除けば曇りの日が続いている。そして今日は「秋雨前線が…」というような声が、テレビから聞こえてきた。「ホントかよ」である。

今年のらっきょうは幸いなことに、その大産地である九州南部を大雨が襲う前に収穫を終えていた。しかし紀州の梅は、春先からの低気温にさいなまれて、収穫量は例年の半分だったという。ここで一気に秋になれば、一体全体、米はどうなるか。ブリオッシュで1年は過ごせないだろう、どう考えても。


朝飯 牛肉と「しいたけのたまり炊」のすき焼き風、炒り豆腐、揚げ湯波と小松菜の炊き合わせ、蓮根のきんぴら、生のトマト、らっきょうのたまり漬、メシ、若布と絹さやの味噌汁
昼飯 ラーメン
晩飯 「食堂ニジコ」のお通しの冷や奴皮蛋焼叉餡かけ炒飯、麦焼酎「二階堂」(ソーダ割り)


美味しい朝食のウェブログ集は、こちら。

  

上澤卓哉

上澤梅太郎商店・上澤卓哉

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