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清閑 PERSONAL DIARY

2022.8.13 (土) おむかへ

目を覚まして洗面所へ行き、顔を洗う。戸棚の時計は1時ちょうど。この時間から起きる日もあるものの、今日はいまだ微妙に眠い。寝室に戻ると首尾良く二度寝ができて、4時2分に起床する。

「東海地方沖にある台風8号は北東に移動しながら夕刻に関東地方に上陸の予定。今は穏やかに思われても天候急変の恐れあり。遠出や外出には重々、注意せよ」と、朝の天気予報が伝えている。確かに、晴れていた空は間もなく曇り、霧雨が降ってきた。

如来寺の駐車場は混んでいた。僕は鐘楼の下にクルマを駐めた。そこからは傘を差してお墓まで歩いた。お墓にはどなたかが供えてくださった線香が、いまだ火を保っていた。掃除は大野屋のイッコちゃんが済ませてくれている。開いたままの傘を脇へ置き、花と線香を供えて会社に戻る。

昼は、お客様のご予約の隙間を見つけて「汁飯香の店 隠居うわさわ」の柴折り戸を引く。そして11日から15日まで限定の「天竺膳」を食べる。家内はネパールへは行ったことがない。それでもこの豆カレーは僕に、2013年7月12日にナギグンバの尼寺でご馳走になったダルバーツを思い出させた。

終業後は家内とクルマで如来寺へ行く。そしてやはり霧雨の中で墓前に蝋燭を点す。その火を別の蝋燭に移し、提灯に納める。提灯は助手席の家内に抱えられて家へ戻った。その蝋燭の火を、今度は仏壇の蝋燭に移す。ついでと言っては何だが、その火で線香を供える。これでお迎えは完了である。

以降はすっかりくつろいで、冷えた日本酒を飲む。


朝飯 焼き鮭、茄子とピーマンとパプリカの味噌炒り、生玉子、あれこれを薬味にした納豆、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、メシ、トマトと若布と玉葱の味噌汁
昼飯 「汁飯香の店 隠居うわさわ」の「天竺膳」
晩飯 冷やしトマト、豚薄切り肉の冷しゃぶ、夏太郎らっきょう、「齋彌酒造店」の「雪の茅舎秘伝山廃純米吟醸」(冷や)


美味しい朝食のウェブログ集は、こちら。

  

上澤卓哉

上澤梅太郎商店・上澤卓哉

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