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お買い物かご

清閑 PERSONAL DIARY

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2018.5.21(月) よくあること

この7日のあいだにウェブ上でふたつの買い物をした。ひとつは夏用のズボンで、以前に買ったことのある製造元の品ということもあり、サイズは満足のいくものだった。もうひとつは、ガスコンロの、魚を焼くためのグリルで材料を蒸し焼きにするベイクパンだ。

僕は料理を厭わない。しかしフライパンを使って周囲に油を散らせることは好まない。ひとりのときの焼き物には大抵、材料を耐熱容器に入れ、アルミホイルで覆って火で炙る。それをしながら「ベイクパンがあればさぞかし便利だろう」と考えた。

インターネットで調べてみると、鋳鉄製の1万円台のものから鉄板をプレスした千円台のものまで様々だ。自分の、高い道具を使うほど美味いおかずが作れると錯覚する悪癖には気づいている。

よって最も安い価格帯のものを更に調べていくと、どうも僕の用途には大きすぎる。ベイクパンを使いたいのは、先週末から今日にかけてのような、ひとり暮らしのときに限られるからだ。上手い具合に同じ品に、更に小さなものがある。その「ミニ」という方を選んで注文ボタンをクリックした。

それが今朝、amazonから届いた。いそいそと箱を開けてみると、いくらひとり用とはいえ、いかにも小さすぎる。即、コンピュータを開き、今度こそ普通サイズのそれを注文する。「ミニ」の方は誰かに譲れば良いだろう。誰がもらってくれるかは不明だけれど。


朝飯 牛肉と玉葱のすき焼き風、切り昆布の炒り煮、冷や奴、がんもどきと蕗の炊き物、らっきょうのたまり漬ごぼうのたまり漬、メシ、トマトとナルコユリの味噌汁
昼飯 「大貫屋」のオムライス(ケチャップはかけないでね特製)
晩飯 「食堂ニジコ」のお通しのスパゲティサラダ皮蛋海老春雨丼の頭だけ天津飯の頭だけ、麦焼酎「二階堂」(ソーダ割り)


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2018.5.20(日) Murphy,Murphy,Murphy!

朝の光が遮光カーテンを透かして強く寝室に差し込んでいる。そのオレンジ色を目にして「しまった、寝過ごしたか」と、枕の下からiPhoneを取り出す。時刻はいまだ、4時35分だった。

朝食を用意しつつ、明朝にすべきことをメモに残す。それらはせいぜい「洗濯」とか「朝食を早く終えてゴミをまとめる」くらいの小さなものだが、それでもうっかり忘れれば、その後に続く諸々への時間の配分が狂ってくる。気分を穏やかに、そして行動を忙しくしないためには、段取りは欠かせない。

黄金週間は2週間前に去って、店はそれほど混み合わないだろう、そう考えて営業車のホンダフィットを店舗駐車場の端に駐め置いていると、いきなりお客様の数が増えてくる。よってそのフィットを蔵の脇の駐車場に移す。するとその僕の行動を嘲笑うかのように客足が引く。僕がしばしば経験する「マーフィーの法則」である。

あるいは混み合った店舗の床に汚れを見つける。それを拭き取ろうとして近づくと、その汚れの真上にお客様が移動をされて、掃除をすることが能わない。これまた本当に、毎日のように遭遇する「マーフィーの法則」である。

この場合の解決策は簡単だ。「床の汚れを拭き取ろう」という意識を頭から消すのだ。そうすると、汚れの真上にお立ちになったお客様は、すぐ別のところに移ってくださる。これは実に本当のことだ。不思議なものである。

そうして一日を終え、夜は焼酎のソーダ割りを飲む。


朝飯 切り昆布の炒り煮、揚げ湯波と小松菜の炊き合わせ、冷や奴、牛肉と玉葱のすき焼き風、ごぼうのたまり漬、山椒の佃煮、メシ、トマトと揚げ湯波とキャベツの味噌汁
昼飯 カレーライス、生玉子、らっきょうのたまり漬
晩飯 厚揚げ豆腐とがんもどきと蕗の炊き物、トマトとグリーンピースのサラダ、春雨サラダ、ハムカツ、胡麻焼酎「紅乙女」(ソーダ割り)


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2018.5.19(土) ヤマミ

7月7日からの八坂祭へ向けて、春日町1丁目の自治会長ウカジシンイチさんが折ってくれた半紙は、既にして瀧尾神社に預けてある。神社には特殊な裁断機があって、この半紙を幣束の形に切ってくれるのだ。

この時期にはこれまで「山見」という、瀧尾神社の、小来川と和泉にある社有林を、毎年交互に視察する行事があった。主催をするのは当番町。そして僕は神社の責任役員として、これに欠かさず参加をしてきた。

しかし各町内の自治会長、神社総代、神社世話人により構成される「当番町を考える会」が進めるお祭の簡略化により、この「山見」は今年から見送られることになった。今年の当番町である我が春日町1丁目としては、手間も費用も省けて楽だ。しかしてまた、5月の緑の青さには忘れがたいものがあることも事実だ。

鳥が啼き始める。時刻は4時25分。夜に降り始めた雨が止んだのだろう。山々は、その明け方こそ雲に隠れがちだったものの、日が昇りきるころにはすっかり晴れ上がった。その景色を目の奥に留めつつ、仕事場へと降りる。


朝飯 切り昆布の炒り煮、揚げ湯波と小松菜の炊き合わせ、冷や奴、牛肉と玉葱のすき焼き風、山椒の佃煮、ごぼうのたまり漬、メシ、トマトと揚げ湯波とナルコユリの味噌汁
昼飯 ラーメン
晩飯 「コスモス」のトマトとモツァレラチーズのサラダ海老マカロニグラタンドライマーティニ、”TIO PEPE”


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2018.5.18(金) 朝の豆腐、夜のトマト

「お酒を飲んだ翌朝は…」という歌に重ねて「夜の銀座より、朝のトマトジュースの方が、良いや」と、紀伊國屋書店の田辺茂一がつぶやくカゴメのテレビコマーシャルを覚えている人は、50代後半以上に限られるかも知れない。僕の朝食は和食がほとんどで、朝にトマトジュースを飲む機会はない。しかしトマトは食べる。

生のトマトは、米のメシのおかずにはなりにくい。よって朝食の膳に乗ったトマトは最後に食べる。味を楽しむためではなく、塩は振らずに薬と思って食べる。トマトは断然、夕べに酒の肴にする方が美味い。

酒の肴といえば、これからの季節には特に、飲み屋などでは冷や奴を注文する人が多くなる。ところが僕は、酒の肴としての冷や奴は、あまり好まない。冷や奴は朝食のおかずにするのが好きだ。そして冷や奴には、今や「日光味噌のたまり浅漬けの素・朝露」が欠かせない。

「朝露」は野菜を浅漬けにする調味液として昨年に開発をされたものだが、予期せず、冷や奴、煮奴、刺身湯波、蒲鉾、炒り卵など、味の淡いものに注しても、ことのほか合うことを知った。

今朝、冷や奴を食べて、冷蔵庫の中には3パックの豆腐が残った。月曜日までは保つ勘定である。


朝飯 牛肉と玉葱のすき焼き風、揚げ湯波と小松菜の炊き合わせ、冷や奴、切り昆布の炒り煮、ごぼうのたまり漬、山椒の佃煮、メシ、揚げ湯波とほうれん草とトマトの味噌汁
昼飯 「ふじや」の冷やし味噌ラーメン
晩飯 切り昆布の炒り煮、牛肉と玉葱のすき焼き風、マカロニサラダ、胡麻焼酎「紅乙女」(ソーダ割り)


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2018.5.17(木) 自転車で5分なら

朝、日光街道を北西に歩いて登校する小学生の列とすれ違いつつ、僕はおなじ道を自転車で下り、道の駅「日光街道にニコ本陣」に通用口から入る。そして検品をし、冷蔵ショーケースや、すこし離れたところにある「日光味噌のたまり浅漬けの素・朝露」の置き場所を拭く。その帰りにふと思い立って、如来寺のお墓に自転車を乗り入れる。

今月の12日は、おじいちゃんの祥月命日だった。そのときに供えた花を片づけ、また花立てと線香立ては石の部分から外して水場で洗う。家から5分の距離であればなおのこと、お墓の面倒は小まめに見ようと思う。

終業後は本日出勤の社員たちが事務室に集まって、週に1度のミーティングを行う。明朝、もっとも早く出社しそうな販売係のミヤタマユミさんには、通用口の鍵を手渡しておく。しばらくのあいだ、僕はひとり暮らしになる。夜から朝の間に突然死でもすれば、店は開けられない。そのための、社員への鍵の預けである。笑いごとではない、僕の同級生に限っても、突然死は珍しくないのだ。


朝飯 じゃこ、切り昆布の炒め煮、ごぼうのたまり漬、山椒の佃煮、雑炊、シジミと万能葱の味噌汁
昼飯 「今市つりセンター」の辛みラーメン(わかめトッピング)
晩飯 トマトサラダ、パン、ピーマンの肉詰め、“Petit Chablis Billaud Simon 2015”


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2018.5.16(水) いきなり忙しい

東京でMGという2日間の研修に参加し、帰宅して今朝になると、いきなり忙しい。その忙しさには、きのうまでの2日のあいだに電話で、あるいはラインで送られてきた様々な情報への対処も含まれている。午前中は、それらの事々を、粛々とこなしていく。

先方の誤りか、当方のだらしなさによるものか、とうのむかしに郵送されているはずの資料がどこにもない、ということを今朝になって知る。事務机の左に提げたカレンダーには、様々な予定や覚え書きがピンクや黄色や緑の蛍光ペンにより強調されている。その郵便物に記してあったという会合の日には、既にして別の仕事が入っていた。即、関係の各方面に電話をし、次善の策を講じる。

終業後に4階の食堂へ戻ると、南西に面した窓に、夕刻の空が良い感じで見えている。食堂を出て北東側の細い廊下の突き当たりの防湿庫から”NIKON 610D”を取り出し、おなじ4階の北西側に移動して窓を開ける。カメラは、しかしバッテリーの不足により作動しなかった。

ふたたび食堂に戻り、今度は”RICOR GRD”を持って先ほどの窓のところまで来る。空と山は既にして、5分前の美しさを失いつつある。その風景に向かって、今度こそシャッターを切る。


朝飯 ステムレタスの茎の部分の炒め煮、おなじく葉の部分の炒め煮、揚げ湯波と小松菜の炊き合わせ、ウィンナーソーセージのソテーを添えた目玉焼き、炒り豆腐、ごぼうのたまり漬らっきょうのたまり漬「浅太郎」、メシ、揚げ湯波と万能葱の味噌汁
昼飯 「食堂ニジコ」の冷やし中華
晩飯 マカロニサラダ2種のパン、鶏もも肉のブルゴーニュ風、“Petit Chablis Billaud Simon 2015”2種のアイスクリーム、”Old Parr”(生)


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2018.5.15(火) 東京MG(2日目)

きのうとおなじく、大井町東口のスターバックスに入る。きのうは本を読んだ。今日は13日の日記を完成させてサーバに上げる。

MGの2日目の朝は、ニシジュンイチロー先生による利益感度分析の講義のはずが、今日はすこし違った方向のお話になる。そしていよいよ第4期のゲームが始まる。きのうの自己資本の急落により、僕の借り入れ可能枠は無くなった。生き残りをかけて、地味な会社で地味な商売を続けるも、自己資本は▲16円。あえなく倒産である。

お情けの特別融資を得て、第5期もそのまま細々と経営を続ける。その、大した製造能力もない会社に、いきなり社員が増えたりするのも、また一興である。困窮をしているところに更に、本社人件費と本社経費の増加が追い打ちをかけるのだ。そして自己資本を僅々1円のみ戻して第5期を終える。

今回の最優秀経営者賞は、千代田区から参加のマトモトタケシさんが第5期到達自己資本609円で優秀経営者賞は港区から参加のウメダマサヤさんが同582円で、またもうひとつの優秀経営者賞は、兵庫県尼崎市から参加のザコカツヒロさんが同531円で、それぞれ獲得をした。

最後の講義を受け、原稿用紙2枚分ほどの感想文を提出する。そうして外へ出ると、青い空の下で気温は高く、空気はとても乾いていた。大井町で乗った京浜東北線を御徒町で降りて飲酒活動をする。MGの後にひとり飲みは欠かせない。そして今度は日比谷線に乗り換え、北千住を経由して21時前に家に戻る。


朝飯 「小諸蕎麦」のたぬき蕎麦、ライス
昼飯 MG会場で支給の弁当
晩飯 「ま~ちゃん」のあれやこれやそれやチューハイ


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2018.5.14(月) 東京MG(1日目)

下今市07:03発の上り特急スペーシアに乗り、9時21分に大井町に着く。東京MGの会場は駅前の「きゅりあん」だ。時間に余裕があるため、いつの間にか東口にできていたスターバックスでコーヒーを飲む。

サラリーマンが休日を使って自費で勉強ができるようにと、MGは当初、週末に開かれていた。それが平日にも開催をされるようになったのは、1990年代の中ごろと記憶する。

昨年、自分のMGの履歴を調べていて、総本山ともいうべき東京のそれに5年ものあいだ参加していなかったことに気づいて驚いた。そして早速、8月の平日MGにおもむいた。驚きついでと言ってはなんだけれど、参加者中に知った顔は数えるほどしかいかなった。自分は浦島太郎になってしまったのだろうか。

5階の会場には、ひとつの市場を形成するテーブルが9卓も並べられていた。参加者は53名。1990年代の平日MGは、せいぜい3卓から4卓ほどの規模ではなかったか。大した盛況ぶりである。席に着き、会場を眺めてみると、ニシジュンイチロー先生、ヨシエ先生、事務局のカワナベコージンさんを除いて既知の顔は4名のみ。何十年もの経験を持つ人たちの多くは僕と同じく、地方で、あるいは海外で、それぞれの場所で地方でMGを続けているのだろう。

10:00 第1期はルール説明。この説明は講義の側面も持つ。
14:30 第2期終了
16:50 第3期終了。

第3期末の会社盤には、材料、仕掛品、商品の合計が11個、ワーカー1人にセールスマンは2人。教育チップ1枚、研究開発チップ3枚、宣伝広告チップ1枚がある。この陣容で損益分岐点比率236パーセントという、とてつもない赤字を出してしまうところが、僕という人間の特殊性である。固定費が売上総利益はおろか売上高をも超えるとは、尋常ひととおりの会社ではない。自己資本は朝の300円から22円へと、一気に落ちた

MGの1日目の夜は、明日の午前中に控えた第4期の経営計画を立てる。経営計画の立案と聞けば何やら物々しいが、MGのそれはニシ先生のお人柄もあって、それほど肩の凝るものではない

20時から21時までは、ロの字型に並べ替えたテーブルに参加者の3分の2ほどが残り、交流会が催される。この時間に得られるものは少なくない。そして片づけの後は皆とエレベータで1階に降り、駅へと向かう。


朝飯 独活の炒り煮、らっきょうのたまり漬「浅太郎」、炒り豆腐、トマトのスクランブルドエッグ、エノキダケの酢の物、山椒の佃煮、揚げ湯波と小松菜の炊き合わせ、たけのこごはん、豆腐とトマトと万能葱の味噌汁
昼飯 MG会場で支給の弁当
晩飯 MG会場で支給の弁当


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2018.5.13(日) 大いに不思議

「パリで通行人1人死亡”テロの可能性”検察が捜査」のテロップが朝のテレビに現れる。日常が一瞬にして暗転してしまった被害者には同情を禁じ得ない。

フランスにおけるテロリズムとして記憶に新しいのが、2016年にニースで起きた大規模なそれだ。イスラムの過激派と目される男が人混みに大型のトラックを乗り入れ、それを2キロちかくもジグザグに走らせた結果、死者は86名に上った。

タイの深南部は不幸な歴史を持つ地域で、イスラムの不満分子によるテロリズムが止まない。日本国の外務省が「レベル3」の渡航禁止勧告を出しているそこに、僕は2016年2月に旅した。ナラティワートの、イスラムパンを売る屋台で声をかけてきたイスラム僧に誘われるまま宿坊におもむき、コーヒーとタバコをご馳走になりつつ会話を交わしたひとときは、今も楽しい思い出として残っている。

タイの深南部には確かに、不特定多数を標的とした爆破や銃撃が散発している。しかし無辜の市民が1度に86名も殺されるような暴力は発生していない。

つまりフランスは、タイの深南部にくらべればよほど危ない。ところが外務省の「海外安全ホームページ」を調べてみれば、ヨーロッパの全域には「レベル1」の注意勧告すら出ていない。大いに不思議である。

このことを外務省の職員に質せば、どのような答えが返るだろう。「お互い子供じゃないんだから、不毛な言葉遊びは止めましょうや」と、嫌な顔をされるだけかも知れない。


朝飯 山椒の佃煮を添えた若竹煮、納豆、グリーンピースの卵とじ、揚げ湯波と小松菜の炊き合わせ、生のトマト、ポテトサラダ、らっきょうのたまり漬「浅太郎」、メシ、トマトと揚げ湯波と三つ葉の味噌汁
昼飯 ラーメン
晩飯 空豆の網焼き4種の刺身、エノキダケの酢の物、炒り豆腐、胡麻焼酎「紅乙女」(お湯割り)

2018.5.12(土) 好きなおかず

好きなおかずの随一は、揚げ茄子におろし生姜を添え、酢と醤油をかけたものだ。そしてそれとおなじくらい好きなのが、ピーマンの肉詰めである。

僕が自由学園の男子最高学部にいたときには、確か、4年のあいだに最低1回は、三重県海山町にある演習林で働くことが義務づけられていた。当時、学園から支給される交通費は鈍行のそれのみで、しかし東京から尾鷲まで鈍行では気が遠くなる。最初の夏休みに自腹で名古屋まで新幹線に乗り、僅々2分でローカル線に乗り換えられたときには達成感に包まれた。

山小屋に着いて数日後に夕食の当番が回ってきた。僕はピーマンの肉詰めを作ることとして、上級生の運転するトラックで林道を下り、地元のスーパーマーケットで材料を調達した。

さて、下味を付けた挽き肉をピーマンに詰め終えたところで僕は、鍋に満杯の、あらかじめ熱しておいた油にそれを次々と投入していった。僕は、調理に先立ちレシピを調べることはしない。すべて自己流である。山小屋の住人たちの前には、異常なほど油を含んだピーマンの肉詰めもどきが並んだ。

その「もどき」を口に入れた瞬間、僕は「これはちょっと違うな」と自らの失敗に気づいたけれど、そのまま黙って食べ続けた。そしてまた、その場にいた十数名からも、批判めいた言葉は一切、出なかった。炎天下の労働は厳しく、我々は腹を空かせていた。「もどき」でも充分に美味かった。

今夜のおかずがピーマンの肉詰めと知らされて、僕は嬉しかった。そしてその「もどき」ではないおかずを肴にして古い赤ワインを飲む。


朝飯 ほうれん草と人参のおひたし、牛蒡と人参とこんにゃくのきんぴら、納豆、五目おから、山椒の佃煮を添えた若竹煮、らっきょうのたまり漬「浅太郎」、生のトマト、メシ、浅蜊と小松菜の味噌汁
昼飯 梅干し、山椒の佃煮、ごぼうのたまり漬松前漬けによるお茶漬け
晩飯 ポテトサラダ“TIO PEPE”ピーマンの肉詰め“GEVREY CHAMBERTINE 1er CRU AUX COMBOTTES DOMAINE DUJAC 1985”カステラ、”Old Parr”(生)


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上澤卓哉

上澤梅太郎商店・上澤卓哉

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