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清閑 PERSONAL DIARY

2026.8.7 (金) 凱風

食堂の南東と南西に面した窓を開けても、風はそよとも通らない。しかし天井の空気調整機を冷房で回すほどの暑さでもない。よって汗をかく寸前の皮膚感のまま、朝のよしなしごとをする。

それから数時間ほども経つと、朝とは異なって、風が強く吹き始める。犬走りに提げたのれんは事務室から見るたび、風に煽られて片側に寄っている。そのつど外へ出て、元に戻すことを繰り返す。

北斎の「富嶽三十六景」に「凱風快晴」という絵がある。「凱風」の意味を検索エンジンに問えば「南からのおだやかな風」と出た。のれんの寄り具合からすれば、今日の風はまさに南からのものだ。空は晴れ、湿度は低く、まことに気持ちが良い。風は午後に至っても吹き続けているため、屋上へ上がってそれを、更に強く感じてみる。

午後の遅い時間には、長い付き合いの農家さんへ宛てて、しその実や茗荷の買入れを知らせる文章を作る。またこの秋からのパンフレットに、最終校正の朱を入れる。


朝飯 生のトマト、鮭の昆布巻き、小松菜のおひたし、キャベツと茗荷の辛子漬け、なめこのたまり炊、たまり漬「七種刻み合わせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、メシ、茗荷と若布の味噌汁
昼飯 茗荷のつゆの素麺
晩飯 ポテトサラダと刻みキャベツと生のトマトを添えた豚の生姜焼き胡瓜のぬか漬け、「山本酒造店」の「白瀧上撰純米」(冷や)、花林糖、Old Parr(生)


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上澤卓哉

上澤梅太郎商店・上澤卓哉

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