2026.8.22 (土) 得をした気分
上澤梅太郎商店が運営する朝食の専門店「汁飯香の店 隠居うわさわ」に、インターネットを経由していただいたご予約を、今朝も承る。ちなみに今日の隠居は満席。明日も今朝のお二人を以て満席になった。それを壁の予約表に記すべく事務室へ降りる。そこで、やはり事務室へ降りてきた長男とすれ違う。時刻は4時49分だった。
5時30分に至ってはもはやすべきことはなく、よって応接間から盲腸のように延びた廊下の本棚に、アルミニウム製の脚立を立てかける。そして上の方から成島柳北の「航西日乗」を引き抜き、食堂へ戻って拾い読みをする。
明治五年十月七日の「八時港口に達す。港はポイントデガウルと云ふ」の「ポイントデガウル」の「ガウル」はスリランカ最南端の街ゴールのことで、僕は1982年に訪れている。柳北の乗るフランスの郵船ゴダベリイに近づく地元の小舟「小舸」について柳北は「舟の一傍に木板を附け軽重の権衡を取り、覆没を防ぐ。舟の体は横甚だ狭くして尺余に過ぎず、長さは二丈許なり」は、僕が現地で見た漁船そのままだ。あの、ヤシの木をくり抜いた、アウトリガーを備えた舟は、いまだ地元の漁師に使われているだろうか。
さて現実に戻れば、平日よりもお客様が多くなる、という点において、週末には嬉しさを感じる。
午前中にはまた、お得意様へは10月にお送りするお知らせの表紙が届く。その下半分には、先月24日および30日の日記に書いた、僕の手書きの挨拶文が添えられている。事務係の各人には、今月17日の日記に書いた、そのお送り先をサーバを介して配布する。以降は彼女たちが重複や齟齬を目視で削除し、僕に戻すことになっている。
8月は大の月ではあるけれど、今月は特に、週末が5回も含まれている。何やら得をした気分である。
朝飯 納豆、揚げ玉、鰯の網焼き、なめこのたまり炊、たまり漬「七種刻み合わせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬、ごぼうのたまり漬のお茶漬け
昼飯 天ぷらのつゆの素麺
晩飯 「夏太郎」らっきょう、天丼、たまり漬「七種刻み合わせ・だんらん」、「山本酒造店」の「ピュアブラック純米吟醸」(冷や)、プリン、Old Parr(生)













