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清閑 PERSONAL DIARY

2018.4.19 (木) 酔いと老いにより

「飲んじゃ日本酒が一番だわな」を標準語にすれば「酒は日本酒が一番、美味い」となる。僕の周りの老若男女に、この言葉を口にする人は少なくない。

日本酒と焼酎をくらべれば、日本酒の美味さは断然、分かりやすい。しかし僕は、日本酒は鮨を食べるとき、それから日本酒に特化した飲み会「本酒会」の、月に一度の例会くらいにしか飲まず、和食のときは大抵、焼酎を飲む。より美味いと感じる日本酒ではなく、なぜ焼酎を飲むか、それが自分でも分からない。

今月の本酒会の会場は、日光街道から二宮神社に延びる道にむかしからあるとんかつ屋である。急な階段を上がった2階の座敷は、隠れ家や閉所を好む僕には、とても喜ばしい空間だ。ここで本日は4本の日本酒を飲んだ。もっとも美味く感じたのは「山本合名」の「七合酵母」だった。

本酒会は19時30分から21時までと定められているものの、僕が時間いっぱいまでそこにいることは少ない。今日も定時前に会場を出て自転車にまたがる。そのとき何の拍子か、否、拍子も何もない、明らかに酔いと老いにより平衡を保てなくなって、石畳の上で右側に転んだ。地面に打ち付けたのは、右膝の外側、腰の右側、胸の右側、右の掌、そして右の眉尻である。

家に帰ってズボンの裾をまくり上げると、右膝の外側には軽い擦過傷があった。右の眉尻は、ごく軽く地面に触れる程度の打ち方で幸いだった。自分がつまらない事故で死ぬ予感はあるものの、61歳では、ちと早すぎる。

そして包んでもらった豚カツの一部に電気炊飯器のゴハンを添え、それらを肴にドライシェリーのソーダ割りを飲む。


朝飯 切り昆布の炒り煮、揚げ湯波と小松菜の炊き合わせ、ピーマンとトマトのソテーを添えた目玉焼き、茹でたブロッコリー、揚げ湯波とパパイヤの炊き合わせ、ごぼうのたまり漬らっきょうのたまり漬、めんたいこ、メシ、揚げ湯波と椎茸とピーマンの味噌汁
昼飯 「食堂ニジコ」のサンラーメン
晩飯 「とんかつ一彦」の酒肴あれこれ、4酒の日本酒(冷や)、「とんかつ一彦」の「おみや」の豚カツの一部、メシ、“TIO PEPE”(ソーダ割り)


美味しい朝食のウェブログ集は、こちら。

  

上澤卓哉

上澤梅太郎商店・上澤卓哉

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