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清閑 PERSONAL DIARY

2021.4.17 (土) いつまでも見飽きない

3時すこし過ぎに目を覚まし、30分後に起床する。僕は新聞は昼食を摂りながら読む。今週は外へ出る機会が多く、いまだ読んでいない分が溜まっている。それらを4時前から食堂のテーブルに広げる。鳥の啼く声に気づいて時計を見ると4時13分だった。4時40分よりコンピュータを起動し、きのうの日記は空白のまま今日の日記を書き始める。

午前、何やかやの用事により、店と隠居のあいだを幾度も往復する。日本の庭を座敷から眺めるときには、当たり前のことながら、立ったり椅子に座ったりよりは、正座をしたときの目線こそふさわしい。縁側にちかい枝垂れ桜には、若葉が目立ってきた。その柳のような枝からは、ふたひら、みひらと、絶えず花びらが舞い続けている。その根元はまるで、雪が降り始めたように点々と白い。見飽きない風情だ。しかし仕事中であれば、いつまで呆けているわけにもいかない。

ところで「汁飯香の店 隠居うわさわ」が製造販売する弁当は、4月より2段重ねで2,400円のものになった。名前は当初「花見弁当」とつけたが花見の季節は過ぎた。新聞の折り込み広告には「新緑山見弁当」としてお出ししようと思う


朝飯 めかぶの酢の物、ベーコンエッグ、みょうがのたまり漬、らっきょうの甘酢漬け、干し海老を薬味にした冷や奴、メシ、白菜漬けと揚げ湯波の味噌汁
昼飯 「ふじや」の広東麺
晩飯 だし巻き玉子、油揚げと三つ葉の炊き合わせ、トマトと胡瓜の蕗味噌豆腐となめこと万能葱の味噌汁大根おろしを添えた鯵の干物、「岩倉酒造」の芋焼酎「妻」(前割のお燗)、孫が焼いたクッキー、Old Parr(生)


美味しい朝食のウェブログ集は、こちら。

  

上澤卓哉

上澤梅太郎商店・上澤卓哉

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