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清閑 PERSONAL DIARY

2021.11.23 (火) 歓談

外へ出るときの荷物は、紙1枚、カード1枚でも減らそうとする。体力を浪費したくないからだ。このクセは、自由学園の遠足を経験して以来のものかも知れない。自由学園の遠足は登山で、これが僕には誠に辛かった。たとえば前穂高岳に登ろうとすれば、上高地から登山道の入口までは小走りにちかい速歩で移動をする。峨々とした山稜を目指しながらの速歩である。

その日、宿泊した五千尺ロッジの支配人は時間を見計らって、我々の姿を確かめようとした。しかし壁面に登山者らしい姿はどこにも見えない。双眼鏡の角度を上げていくと、百数十名の集団は信じられないことに、既にして頂上に蝟集していたという。

話を元に戻せば、とにかく荷物は極限まで減らす。とはいえ1泊以上をするときには必ずコンピュータは持参した。理由の多くは、この日記を書くためだ。しかし昨年からは、その習慣を改めた。カメラも持たない。体力を温存したいとの意識が、以前より増したことによる。日記は、事前に書き溜めておけば良い。既に完成していたおとといの日記を公開すると、今朝の在庫は5日分になった。

夕刻、銀座の中央通りは歩行者天国だった。僕は、土日祝祭日にはほとんど会社にいる。銀座の歩行者天国を目の当たりにするのは、ほとんど40数年ぶりのことではないか。

長男と次男、そして後輩のムラヤマムツミ君と割烹に集合したのは17時すこし過ぎ。そこで2時間ほども歓談をする。東京都の、新型コロナウイルスの新規感染者は日に30人を切っている。しかし街の人の数は、いまだ平時のそれには戻っていない。師走は賑やかになるだろうか。


朝飯 筑前煮、酢蓮、揚げ湯波と蕪の葉の炒り煮、納豆、菠薐草のおひたし、焼き葱の「朝露」漬け、メシ、豆腐と若布と長葱の味噌汁
昼飯 「カルフールキッチン」のサンドイッチ、コーヒー
晩飯 「三州屋銀座本店」のあれやこれやそれや。他あれこれ。「白鶴」(燗)、ハイリキレモン


美味しい朝食のウェブログ集は、こちら。

  

上澤卓哉

上澤梅太郎商店・上澤卓哉

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