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清閑 PERSONAL DIARY

2023.3.24 (金) ガーベラ

4時台に起きたにもかかわらず、気づくと5時20分になっても仏壇にお茶が上げられていない。仏壇と僕の湯飲みに注がれた熱湯は、煎茶を淹れるにしても冷めすぎている。よってそのぬるま湯をポットに戻し、ふたたび沸かす。既にして書けていたおとといの日記を公開すること、そしてきのうの画像を加工することに没頭しすぎた結果である。

妙な音に気づいて窓を開ける。その音の聞こえてくる方に耳を澄ます。それは烏の発する声だった。きのうの雨が残って道は濡れている。しかし東の空には薄い桃色がある。5時30分になって、もう一度窓を開ける。今度は鶯の声が聞こえた。

それから10分くらいを経て、今朝は高圧変電設備の、年に一度の検査のあったことを思い出す。念のため事務室へ降りて、それをカレンダーで確認する。そして4階へ戻ってiPhoneに6時25分のアラームを設定する。

6時28分に事務室の扉を開ける。コヤマ電気のコヤマさんは既にして外へ立っていた。先ずは電話の無停電装置にバッテリーを繋いでもらう。コヤマさんが変電設備のある裏へ回る前にエレベータで4階に戻る。そして家内と朝食の準備に取りかかる。

食堂の明かりがいきなり元に戻ったことにより、電源の復旧を知る。時刻は7時13分。即、エレベータで1階へ降り、事務室の外でコヤマさんの報告を聞く。

午後、明日からの「汁飯香の店 隠居うわさわ」の食材として揚げ湯波を買ってくるよう家内に頼まれる。夕刻にあれば間に合うと言われたものの、即、町内の松葉屋へ行く。持参した紙袋に納めたそれは、これまた即、隠居の勝手口より入って厨房の冷蔵庫に保管をする。

隠居の床の間には現在、野村素軒の「筑後途上五絶」が掛けられている。今月18日の日記に書いたとおり、ここに詠まれる「菜花」は、蕪村の「菜の花や、月は東に、日は西に」に照らしてみれば、今や過去のものだ。よってこれを仕舞い、母屋から持ち来た今井アレクサンドルの「ガーベラ」に掛けかえる。


朝飯 トマトのスクランブル後エッグ、炒り豆腐、納豆、菠薐草のおひたし、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、メシ、長葱の味噌汁
昼飯 ブルーベリージャムのトースト、ホットミルク
晩飯 ジーマミー豆腐、めかぶの酢の物、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、キムチ鍋、麦焼酎「こいむぎやわらか」(お湯割り)


美味しい朝食のウェブログ集は、こちら。

  

上澤卓哉

上澤梅太郎商店・上澤卓哉

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