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清閑 PERSONAL DIARY

2024.3.29 (金) 酔狂が過ぎるか

今朝の雨はすこし変わっている。雨粒が小さいのか、そして風もあるのか、屋根が張り出しているにもかかわらず、犬走りの黒いタイルの全面が濡れている。だったらそこに置いた花に、今朝は水を遣らなくても湿り気は充分なのではないかとさえ感じられる。

9時20分を過ぎるころ長男と会社を出て銀行へ向かう。傘は、他のものと見分けがつくよう、40年ほど前に鈴鹿サーキットで買ったミシュランのそれを使う。そして奥の部屋で1時間40分ほども話を聞く。

雨は、昼が過ぎるころに止んだ。止むだけではなく晴れ間があらわれ、その晴れ間は急速に広がって、気温も上がってくる。駐車場の地面は見る間に乾いていく。明日の東京の最高気温は24℃、日光のそれは20℃。いよいよ春の到来かも知れない。

夜の鍋は、ポン酢ではなく豆板醤で食べた。昨年の11月、思いがけず戴いた「百德食品公司」の豆板醤は、残り3分の1のところまで減ってしまった。僕の知る限り、これは香港の九龍醤園でしか手に入れることはできない。僕が香港へ行くとしたら、これを買うことだけが目的になるだろう。

僕が南の国へ行けば、ほとんどプールサイドで本を読むことしかしない。九龍醤園のちかくのプールを備えたホテルは既にして調べてある。しかし豆板醤を手に入れるためだけに香港へ行くとは、ちと酔狂が過ぎる気もする。悩ましい限りである。


朝飯 ウインナーソーセージとグリーンアスパラガスのソテー、肉末粉絲、納豆、細切り人参の炒り煮、なめこのたまり炊、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、メシ、キャベツと若布の味噌汁
昼飯 にゅうめん
晩飯 厚揚げ豆腐と豚肉とシメジと水菜の鍋、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、なめこのたまり炊、「黒龍酒造」の「九頭龍燗たのし」(燗)


美味しいおうちごはんのウェブログ集はこちら。

  

上澤卓哉

上澤梅太郎商店・上澤卓哉

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