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清閑 PERSONAL DIARY

2021.1.29 (金) ソースはたっぷり

朝、食堂に入った瞬間「なに、この暖かさ」と感じた。カーテンを透かして国道121号線を見る。アスファルトが黒く濡れている。大寒から10日ちかくが経った。寒さは峠を越えたのだろうか。

早朝の仕事から上がってお茶を飲んでいるところに家内が来る。カーテンを天井まで巻き上げて「雪だ」と驚いている。窓の外へ目を遣ると、往来のある道路はともかくとして、家々の屋根には雪がうっすらと積もっていた。

朝食の専門店「汁飯香の店 隠居うわさわ」の営業日は毎週、土、日、月の3日間だ。その仕込みのため家内は朝から隠居に入る。それに先だって水道の、凍結防止のため締めておいた元栓を開く。隠居の庭の雪は、特に日なたのそれは、昼までには融けてしまうだろう。

ステーキのソースは作れるかと、長男に訊かれる。そのソースを用いた料理の写真を今日、撮りたいという。作れなければ代替品で済ませるともいう。すぐにできると答えて4階の食堂に上がり、冷蔵庫の野菜室を調べる。

レモンと粒マスタードを最寄りのスーパーマーケットで買って戻る。レシピは2019年7月13日の日記に書いたとおりだ。野菜を洗うところから後片付けを含めて、ソース作りは45分ほどで完了した。

ステーキソースは「汁飯香の店 隠居うわさわ」の新しいおかずに使うという。「ソースはたっぷり添えないと、お客様は悲しいよ」と、長男には伝える。


朝飯 納豆、油揚げと小松菜の炊き合わせ、栃尾揚げの網焼き、めかぶの酢の物、大豆の八角煮、ごぼうのたまり漬、メシ、豆腐と長葱の味噌汁
昼飯 木須肉丼、ごぼうのたまり漬、薬味として長葱を追加した日光味噌のフリーズドライ味噌汁”with LOVE”
晩飯 「汁飯香の店 隠居うわさわ」の酒肴詰め合わせ、鯛のしゃぶしゃぶ、麦焼酎「むぎっちょ」(お湯割り)


美味しい朝食のウェブログ集は、こちら。

  

上澤卓哉

上澤梅太郎商店・上澤卓哉

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