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お買い物かご

清閑 PERSONAL DIARY

2017年8月の日記31本

2017.8.31(木) 鬼灯

お盆を過ぎて、隨分と日の経った気がする。しかしカレンダーに目を遣れば、いまだ2週間しか経っていない。どうにも不思議な気分だ。

台風15号の影響か、朝から風が強い。通常の、らっきょうのたまり漬の絵のあるノレンは、お盆の直前に洗濯に出した。換わって提げたのは「涼味在中」と墨書のある白い麻のノレンだ。それが今朝は風で片側に寄り、直すことを繰り返す。

坪庭と玄関前の、あまり日の当たらないところに水引草が増えている。これを剪定ばさみで根本から切り、ゴミ箱に捨てる。国道121号線を隔てた駐車場の塀には、隣家から伸びた蔓が垂れ下がっている。それについては脚立も必要なところから、明日以降に処理しようと考える。

店舗正面に向かって右側に、四季折々の言葉の筆書きを、アクリルの板に挟んで飾っている。先般は「氷水」を「鬼灯」に換えた。その際アクリル版の、これまであったひびが大きくなり、遂に一部が割れた。10年以上も使い続けたことを考えれば、割れるのも無理は無い。

アクリル版はきのう寸法採りのため「手塚工房」に預け、それが今朝は新品になって戻ってきた。「鬼灯」の文字は、いましばらくは、ここに置かれ続けるだろう

夕刻、道の駅「日光街道ニコニコ本陣」の売り場の検品のため、自転車で日光街道を下る。半袖シャツを着た二の腕が、涼しいというよりは寒い。戻って即、犬走りの軒下に提げた5個の風鈴を取り外し、箱に仕舞う。


朝飯 鯵の南蛮漬け、「なめこのたまりだき」によるなめこおろし、切り昆布と豚三枚肉の炒め煮、納豆、柴漬け、メシ、豆腐と天ぷらの味噌汁
昼飯 ラーメン
晩飯 無花果と生ハムのサラダ鶏とマカロニのグラタン焼き菓子、”Petit Chablis Billaud Simon 2015″、“Charmes Chambertin Armand Rousseau 1983”

2017.8.30(水) 秋風鈴

仕事の合間に事務室から4階の食堂へ上がり、一服をする。一服とはいえお茶や煙草ではない、飲むのは水である。夏のあいだはこうしてよく水を飲んできた。

水に限らず冷たい液体を飲むときには、グラスの縁まで氷で満たすことが好きだ。中の液体がより冷えるから、というのがその理由ではない。グラスの氷が多ければ、それに比して液体はそれほど入れることができず、頻繁に中身を継ぎ足すことになる。その「継ぎ足す」という行為が好きなのだと思う。

氷水を飲みつつテレビのスイッチを入れる。テレビはいつのころからか、NHKは1と3、日本テレビは4、TBSは6、フジテレビは8、テレビ朝日は10、テレビ東京は12というチャンネル分けではなくなった。よって今日の番組がどの局によるかは不明ながら、その内容は、タレントが都内の公園を歩きつつ俳句を詠むものだった。そこで初めて「秋風鈴」という季語を知る。

梅雨明け宣言の後もぐずついた天気により、店舗の犬走りに風鈴を提げたのは今月9日のことだった。立秋はその2日前。ということは、今年の風鈴は出したときから既にして秋風鈴、ということになるだろうか。

風鈴は、明日にでも仕舞おうと思う。


朝飯 「なめこのたまりだき」のフワトロ玉子、ほうれん草のおひたし、鰯の梅煮、糸こんにゃくの山椒風味炒め、納豆、柴漬け、メシ、豆腐となめこと茗荷の味噌汁
昼飯 ラーメン
晩飯 うずら豆、こんにゃくの擂り大豆和え4種の精進揚げ2種の天ぷら盛り蕎麦、「ほまれ酒造」の山田錦と五百万石による大吟醸(冷や)

2017.8.29(火) 徳利

目を覚ましたのは3時台だった。ここで枕の下からiPhoneを取り出し、ウェブニュースを読んだりfacebookで人のコメントに「いいね」などを押していると、60分や90分はまたたく間に過ぎてしまう。よって即、起床する。

おとといときのうの日記を仕上げ、おとといのそれのみ”Word Press”の「公開」ボタンを押す。以降はコンピュータの電源を落とし、読みかけの新書を開く。

食器棚に置いたiPhoneが聞き慣れない音を発する。近づき見ると、北朝鮮がミサイルを発射したとの報せだった。以降、朝食を済ませて仕事場に降りるまでの70分のあいだ、テレビはそれに関連するニュースを報じ続けた。

初更、30年か40年は玄関の飾り棚に置かれ続けてきただろう徳利が今日に限ってはなぜか気にかかり、初めて4階に運ぶ。そして水で洗おうとするも、うまく中に水が入っていかない。中の水も、これまたうまく出て行かない。しかしとにかく乗りかかった舟なので、その徳利に酒を満たし、夕食のお膳に載せる。

丸く背の低い徳利から猪口に酒を注ごうとしても、酒はその狭い口から行きつ戻りつし、一部は口から胴の方に垂れてどうにもならない。「それ、一輪挿しじゃないの」と家内が言う。一輪挿しだとしても、ここから後戻りはできない。干して後は更に酒をつぎ足し、結局は結構な量を飲む。


朝飯 納豆、牛蒡と人参のきんぴら、鰯の梅煮、生のトマト、揚げ湯波と小松菜の炊き合わせ、糸こんにゃくの山椒風味炒め、たまり漬「七種刻み合わせ・だんらん」、メシ、若布と揚げ湯波とオクラの味噌汁
昼飯 「食堂ニジコ」のチャーハン
晩飯 刺身湯波の「朝露」がけ、エノキダケと三つ葉の酢の物、ほうれん草の胡麻和え、銀鱈の西京焼き、塩らっきょう「夏太郎」、「ほまれ酒造」の山田錦と五百万石による大吟醸(冷や)

2017.8.28(月) 舌を焼く

ドイツ大使館の塀が作る日影を伝って歩きつつ南部坂を上がる。有栖川公園の欅の巨木では、少なくとも3種類の蝉が鳴いている。長袖のシャツにネクタイを締めていても、暑さはそれほど感じない。夏は去りつつある。しかし秋でもない。悪くない季節である。

家内の伯母が亡くなったのは、2011年の8月13日だった。通夜は19日に、そして告別式は20日に桐ヶ谷斎場で行われた。この年には6月からある旅行を計画していた。伯母の容態によってはこれを中止する可能性もあったけれど、結局は予定通り、僕は次男と22日発のタイ航空機に乗ることができた。チェンライの寺では伯母に感謝をして、本堂に上がり線香を供えた。

その伯母の今日は七回忌にて、先ずは天真寺のお墓を掃除する。鐘楼の脇から階段を下っていくと、家内の兄嫁が駐車場にクルマを乗り入れようとするところだった。お寺の玄関には副住職が案内に出てくれた。

住職と副住職による法要を終え、ふたたびお墓に戻る。そして線香と、家内の兄嫁が用意してくれた花を供える。

気分も清々しく仙台坂を下り、15年か、あるいはそれ以上か、とにかく長く無沙汰をしていた中華料理屋へ行く。そしてラーメンの、片栗粉の利いたスープのひと口目で舌を焼く。


朝飯 納豆、若布の酢の物、牛蒡と人参のきんぴら、万願寺唐辛子の網焼き、揚げ湯波と小松菜の炊き合わせ、たまり漬「七種刻み合わせ・だんらん」、メシ、豆腐と若布と万能葱の味噌汁
昼飯 「登龍」の酸辛湯皇麺焼き餃子
晩飯 トマトと胡瓜のサラダパンジャガイモと海老の油煮を添えたローストポークお菓子あれこれ“Petit Chablis Billaud Simon 2015”

2017.8.27(日) 染付鯰箸置

今日は「キッチハイク」で参加者を募る「伝統家屋でいただく、なんでもない日の食卓。」の2回目の日だ。早朝、食堂に行くと、そのための食器がテーブルの上に集めてあった。そのうちの箸置きが、どうも気に入らない。

四半世紀以上も前に、宇都宮の器屋「たまき」で大人買いをした。そのときの諸々は、茶箱にまとめて2階の倉庫に置いてある。5客揃いの箸置きも、そこに含まれているはずだ。隠居での食事会には今後、それを使ったら良いのではないか、そう考えて2階に降りる。

この倉庫には、江戸時代に使われていた銭函から戦前のキャッシュレジスター、いわゆる”OEM”の味噌樽に捺した他社ブランドのゴム印、お稲荷さんのお祭に使った筆書きの幟やオヤジの小学校時代の通信簿など、捨てるに捨てられないものが整理されないまま押し込めてある。

その中に当該の茶箱を探すも、その姿は無い。くまなく歩いても見つからない。モノはあるとき、突然、消える。今回もその不思議が起きたに違いないと、4階に戻る。しかしどうにも諦めがつかず、ふたたび2階に降りる。

茶箱は果たして、エレベータからそれほど遠くないコンクリートの床にあった。目につかなかったのは、その上にガラクタが積み重ねられていたからだ。

茶箱の蓋を開け「染付鯰箸置」と書かれた平たい箱を取り出す。そしてそれを手に4階の食堂に戻り、今日のための食器の傍らに置く。

「伝統家屋でいただく、なんでもない日の食卓。」の僕の仕事は、味噌汁のダシを引くことのみ。調理は家内が手がけ、接客は長男が行う。今日の朝食会も、きっと成功するだろう。

「伝統家屋でいただく、なんでもない日の食卓。」は、原則として毎月の最終日曜日に開かれる。お申し込みは「キッチハイク」の専用ページ最下部にて承っています


朝飯 揚げ湯波と小松菜の炊き合わせ、生のトマト、切り昆布と豚三枚肉の炒め煮、オクラのおひたし、ベーコンエッグ、たまり漬「七種刻み合わせ・だんらん」を薬味にした納豆、ひじきと人参の炊き物、メシ、刺身湯波とオクラの味噌汁
昼飯 「ふじや」のタンメンバター
晩飯 酒肴あれこれ牛肉のソテー、麦焼酎「田苑シルバー」(ソーダ割り)、”Chez Akabane”のクリームホーン、”Old Parr”(生)

2017.8.26(土) 晩餐会

企業間取引、いわゆる”B&B”の商売をしようと持ちかけてくる会社の営業係は、ほぼ例外なく「まとまって購入すれば、定価からどれだけ値引きするか」ということを、先ずは言ってくる。ところがウチの品物は原価率が高く、利益率は低い。つまり卸売りでは儲けの出づらい構造になっている。よってこの数十年のあいだ、どれだけの商談をお断りしてきたか、数え切れない。

ところが日光金谷ホテルさん、および中禅寺金谷ホテルさんの料理長は、こちらがそのことを知るまで、一般のお客さまとして店頭で商品をお買い上げになり、それをホテルの厨房で使って下さっていた。その奥ゆかしさには大いに驚き、また頭が下がった。

ウチの「日光味噌梅太郎」および「ひしお」を用いたフランス料理は、日光金谷ホテルさんへは長男夫婦が、また中禅寺金谷ホテルさんには僕と家内が、ぞれぞれ春から初夏にかけて訪問し、食べさせていただいていた。しかし社員はいまだ、その素晴らしさを経験していない。

そういう次第にて今夕はみなで打ち揃い、ウチから距離にして7kmほどの日光金谷ホテルさんに集合をした。格式ある金谷ホテルさんの食堂で自社商品の価値を知ることは大切なことだし、また夏のギフト時期の繁忙を乗り越えた社員への慰労にもなると考えてのことだ。

「日光味噌梅太郎」を味付けの一部に使った「刺身ゆばと八潮鱒のマリネ」から始まり「牛フィレ肉のステーキ日光味噌のバターソース」で終わる2時間の晩餐は、予想したとおり素晴らしいひとときを我々に与えてくれた

日光山輪王寺で薪能の披かれていた忙しい夜に、この場をご用意くださったスズキノブヒコ副支配人、またスズキカズナリ料理長には、厚く御礼を申し上げます。なお、上澤梅太郎商店の日光味噌を使ったフランス料理は、日光金谷ホテルさんと中禅寺金谷ホテルさんで、引き続きお召し上がりいただけます。日光へお越しの際には、ぜひ足をお運びください。


朝飯 トマトのスクランブルドエッグ、ひじきと人参の炊き物、蓮根と人参と隠元豆のきんぴら、切り昆布と豚三枚肉の炒め煮、オクラのおひたし、銀鱈の西京焼き、メシ、揚げ湯波と芹の味噌汁
昼飯 「麺屋桔梗」の塩ネギラーメン
晩飯 「日光金谷ホテル」の刺身ゆばと八潮鱒のマリネ2種のパンコーンポタージュアサリとイサキのトマトソース牛フィレ肉のステーキ日光味噌のバターソース野菜サラダデザート、コーヒー、金谷ホテルのハウスワインの白、同赤、クルボアジェ(生)

2017.8.25(金) 朝焼け

快晴の空に目映いばかりの入道雲、というわけにはいかないものの、今週の月曜日から、関東地方には晴れ間が見られるようになってきた。

起きて着替えて食堂に来て、遮光カーテンを天井の近くまで巻き上げる。空と山の境目に細長くあった紅色の帯が、徐々にその厚みを増し、やがて紺色の空を青く染め始める。廊下の突き当たりの防湿庫からカメラを取り出し、食堂に戻って窓を開ける。しかし角度の関係があって、その窓から東の空にはカメラを向けづらい。

カメラを首に提げたまま階段室の扉を解錠する。そして屋上に上がり、東の端まで歩いてふたたび空にカメラを向ける。

朝の空は一時も、おなじ姿でいることはない。カメラを上下に振って、異なる測光により何回かシャッターを切る。屋上にいたのは、ほんの1、2分だっただろうか。朝焼けは美しくはあるけれど、天気の好転を示すものではない。

空は案の定、数十分の後には太陽を失った。蝉は数週間ほども前から鳴いていない。


朝飯 刺身湯波、牛蒡と人参のきんぴら、芹のおひたし、切り昆布の炒め煮、納豆、冬瓜と豚三枚肉の炊き合わせ、たまり漬「七種刻み合わせ・だんらん」、メシ、豆腐とオクラの味噌汁
昼飯 「味彩たむら」の日替わり弁当
晩飯 “TIO PEPE”2種のサラダパンロールキャベツ“Petit Chablis Billaud Simon 2015”桃のケーキ、”Old Parr”(生)

2017.8.24(木) 僕にしては繁忙

9月14日から19日までの6日間、新宿の髙島屋で出張販売をする。その案内ハガキの宛先は今週中に特定するよう、事務係のカワタユキさんには頼まれていた。よって長男と事務室を離れ、9時に4階の食堂へ行く。この仕事は精密さを要求されるため、矢鱈に電話がかかったり、あるいは不意に人の訪ねてくる環境では、できないのだ。

先ずは、今回、ハガキをお送りする範囲をざっくりと決めて長男は階下へと去った。僕はその検索条件式に従って、顧客名簿からお送り先を特定する。この職人作業には小一時間ほどもかかった。

午後は事務室隣の研究開発室に入り、ワインらっきょう”rubis d’or”のためのワインを調合する。今日はこの仕事に臨んで、ここ10年のあいだ守り続けて来た方法の一部を変えてみた。結果が同じなら、能率は高いに越したことはない。

夕刻には先日、四谷の酒問屋「鈴傳」から届いた4合瓶12本をコンピュータにデータ化する。これらは、僕が書記と酒の取り寄せ係を務める「本酒会」で、今から初冬にかけて飲む日本酒である。

19時15分を過ぎたあたりで、在庫しておいた2本に「鈴傳」の2本を加えてトートバッグに納める。そして今月の「本酒会」が開かれる「食堂ニジコ」を目指して日光街道を下る。


朝飯 切り昆布と豚三枚肉の炒め煮、揚げ湯波と小松菜の炊き合わせ、納豆、万願寺唐辛子の網焼き、生のトマト、胡瓜のぬか漬け、たまり漬「七種刻み合わせ・だんらん」、メシ、豆腐と玉葱とレタスの味噌汁
昼飯 「とりや」のわかめラーメン
晩飯 「食堂ニジコ」のあれやこれやそれや醤々麺とスープ、4種の日本酒(冷や)

2017.8.23(水) 公園の蝉

窓から青い空が見える。今日の東京は猛暑と、ウェブニュースは報せていた。しかし外へ出てみれば、暑さはそれほど感じない。岩崎の屋敷の欅から、行く夏を惜しむように、ひぐらしの大音声が降ってくる。しばらく歩いた先の切り通し公園では、地面に墜ちた油蝉が、最後の声を振り絞って身を震わせている。

治療に治療を重ねた奥歯の具合が悪くなり、地元のかかりつけの歯医者に行くと、これ以上の治療は無理と、入れ歯を薦められた。入れ歯は何としても避けたい。そこで大井町にある親戚の歯医者を頼った。「入れ歯の必要などはまったくない、ここからでも治療は充分に行える」と、いまだ若いソーマ先生は、その歯にセラミックのクラウンをかぶせてくれた。仕事は僕が経験をしたことのない精密さで、治療を終えると、舌で探ってみても、一体全体、どの歯を治してもらったのか分からないほどの出来の良さだった。

以降、僕はこのソーマ歯科室を定期的に訪れている。ところが「次は夏ごろに来てください」と言われた昨春以降は忙しさに紛れ、否、別段、大して忙しかったわけではないものの、約束の日から遂に1年が経ってしまった。そして今日はようよう、きのう一昨日とおなじ大井町の駅から1キロほどを歩き、1時間ちかくをかけて、歯の点検と清掃をしてもらった。

僕の歯は良く磨けていて歯周病も無いと、先生には褒められた。自慢ではないけれど、というかこのようなことは自慢にもならない、僕は歯は1日に1回、入浴のときにしか磨かない。ただしモノを食べるたび、あるいは機会のあるごとにリステリンで口をゆすいでいる。それが僕の歯の丈夫さに繋がっているのかどうかは知らない。

いろいろと懸案のことが目の前にぶら下がっているため、寄り道はせず、北千住11:12発の下り特急に乗って昼すぎに帰社する。


朝飯 「モスカフェ」のトーストとアイスコーヒーのセット
昼飯 「大貫屋」のチャーハン
晩飯 “TIO PEPE”トマトとブラックオリーブのサラダパングリーンアスパラガスのソテーを添えたカジキマグロのマッシュルームソース“Petit Chablis Billaud Simon 2015”オレンジケーキ、”Old Parr”(生)

2017.8.22(火) 東京MG(2日目)

きのうの第3期では、僕は42名中の上から2番目の売上高を記録した。そのことにより、今朝の第4期は、AからG卓までの最上卓A卓に加わることになった。戦略はきのうの第1期で立てた通り。戦術は、第2期からの発展形である。

その戦略と戦術をここで説明せよ言われれば、僕が囲碁の解説を聞いても宇宙語にしか感じられないとおなじく、おおかたの理解は得られないだろうから詳述はしない。

昨夕に引き続き、西順一郎先生による利益感度分析の講義から第4期の経営計画を完成させ、いよいよ第4期の勝負に入る。期中は順調に販売個数を伸ばし、結果は損益分岐点比率85パーセント、経常利益は65円。自己資本は325円に浮上した

借り入れ可能枠を一気に拡大して、第五期が始まって間もなく、大型機械を購入する。創業以来2名だった社員を5名に増やす。以降は材料購入、製造、入札を粛々とこなすだけだ。しかしいかんせん、この陣容では固定費が跳ね上がる。何とか黒字にすべく、資金繰り表の最後の5行はすべて販売に充てる。

最終行、親で販売を宣言した僕は、しかし麻雀でいえば下家のオネーサンに1円差で入札に負け、複数個を売る予定が1個しか売れなかった。結果は損益分岐点比率104パーセント、経常利益はマイナス24円。自己資本は296円に沈んだ。「あと2個売っていれば…」の、鼻差の負けである。それでも今回のゲームは色々と示唆に富むものだった。この2日間で得られた感触は、9月の日光MGでも確かめるつもりだ

脳を使った後は、ひとりで静かに過ごしたい。浜松町で小酌を為し新橋の知った店に立ち寄る。そして甘木庵に戻って早めに就寝する。


朝飯 「小諸そば」のかき揚げそば、ライス
昼飯 MG会場の弁当
晩飯 「秋田屋」のあれこれ、高清水(冷や)

2017.8.21(月) 東京MG(1日目)

「明日は早く起きなければいけない」と念じてきのうの夜は寝た。とはいえアラームを設定することはしない。今朝、目を覚まして枕の下からiPhoneを取り出し見ると、首尾良く時刻は3時39分だった。

ここでウェブニュースやfacebookを眺めていると、時間はまたたく間に過ぎる。即、起床して食堂へ行く。そしておとといときのうの日記を書き、おとといの分のみ公開する。

下今市07:03発の、始発の特急に乗る。大井町には9時28分に着いた。東京MGの場所は駅前の「きゅりあん」だから、改札口からの距離は100メートルほどのものだ。そして10時より8月の東京平日MGが始まる。しばらく無沙汰をしていたため、42名の参加者中、既知の顔は3名のみだった。多くの新しい人たちが西研究所のMGに集まり続けている、それはあらわれだろう。

参加者の各自が資本金300円の会社を持ち、5名または6名でひとつの市場を形成して、2日間で5期分の経営を盤上に展開するMGの、第1期は姿勢を正し、心を静かにする時間だ。ここで僕は、今回のMGでは、これまで自分に対して頑迷に課してきた縛りを外し、より柔らかな道を往ってみようと考えた。

実際の勝負が始まる第2期の結果は、24円の経常利益を上げて自己資本は303円上々の滑り出しである。しかし僕には、期中に損益分岐点を超えたと感じられると、途端に手綱を緩める悪癖がある。これが今日も現れ、第3期の結果は6円の赤字で、自己資本は296円に落ちた

夕食の後は西順一郎先生による利益感度分析の講義、そして参加者の半数ほどが会場に残っての交流会にて小一時間ほども歓談し、長い1日を完了する。


朝飯 たまり漬による5種のおむすび
昼飯 MG会場の昼の弁当
晩飯 MG会場の夜の弁当

2017.8.20(日) 無為の時

春夏秋冬、年に4本のタバコまたは葉巻を吸う。なぜ吸うか。マリファナなどよりよほど習慣性の高いドラッグを法で許している国家の無定見さが面白いから吸う。なぜ年間4本に限るか。ニコチンの虜になると、タバコは嗜好品から中毒緩和剤に成り下がる。それを避けるための、本数の制限である。

記憶を辿れば、今年は1月から3月のあいだの、ごく早い時期に1本目を吸った。4月から6月のあいだには1本も吸わなかった。そして本日の夕食後、ことし2本目のタバコ、正確には葉巻を吸う。

この葉巻は昨年6月、ミャンマーの、無数の仏塔で有名なバガンから街道を下った宿駅ニャンウーの市場で買った。1本目はその晩、泊まっていたバンガローのデッキで吸った。味は覚えていない。今夜のそれは2本目である。

年4本に限っていても、タバコの味は分かる。ミャンマーの安葉巻は、やはりミャンマーで吸うべきもののように感じられた。

「年に4本のタバコまたは葉巻を吸う」とはいえ、過去を振り返ってみれば、4本までは吸わないことが多い。そして小遣い帳とは異なり、残りの本数を来年に繰り越すことはできない。

ことし3本目のタバコはあるだろうか。あるとすれば、それはタバコだろうか、あるいは事務机の引き出しに1本だけ残った安葉巻だろうか。タバコの良さは、無為の時を過ごせるところにあるように思う。


朝飯 揚げ湯波と小松菜の炊き合わせ、「なめこのたまりだき」のフワトロ玉子、納豆、瓜のぬか漬け、ひじきと人参と揚げ湯波の甘辛煮、きゅうりのたまり漬、メシ、豆腐と万能葱の味噌汁
昼飯 「ふじや」の冷やし味噌ラーメン
晩飯 トマトのサラダ、ほうれん草のサラダ、マカロニサラダ、肉団子のオーブン焼き“Charmes Chambertin Armand Rousseau 1983”

2017.8.19(土) 空気も綺麗な店

僕と家内が揃って昼に不在にすると人員の配置に不合理を来すと長男に言われ、ひとりで昼食を摂るようになってから、ほぼ1年が経つ。米を多めに炊いて弁当を詰めることが、昨年の秋は多かった。今年の夏は、フクシマヨシミツさんの製麺所で買ったラーメンを調理することが多かった。外食も、もちろんする。通い慣れた店で注文するのは、これまたラーメンのことがほとんどだ。

「そばのまち今市」と呼ばれて久しい。日光市、今市市、 藤原町、足尾町、栗山村が合併して日光市になってからは「そばのまち日光」と改められた。東京のいわゆる「名店」の高価な蕎麦がバカバカしく感じられるほど、我が街には上出来な蕎麦が多い。しかるに僕は、蕎麦はそれほど食べない。麺は、小麦によるそれが好きなのだ。

今日もラーメンを食べるべく、今市高等学校裏の「大貫屋」へ行き、暖簾をくぐろうとして、張り紙に気がついた。全面禁煙にもっとも縁遠いと思われたこの店が全面禁煙になっていた。「分煙」などではないところが潔い。

大貫屋はトイレの綺麗な店だ。そしてこれからは、空気も綺麗な店になるのだ。店に入って即「禁煙、良いね」と、奥さんと若い女の人に声をかけ、味噌ラーメンを注文する。


朝飯 ひじきと人参と揚げ湯波の甘辛煮、納豆、2色のピーマンの網焼き、ほうれん草のソテー、「なめこのたまりだき」によるなめこおろし、大根のたまり漬、メシ、茄子と万能葱の味噌汁
昼飯 「大貫屋」の味噌ラーメン
晩飯 「ユタの店」のしそ餃子ピータン栃木県産生ハムとチーズの包み揚げ山椒風味、冷やしざる担々麺、「鏡月」(オンザロックス)

2017.8.18(金) 逃げた仔羊

下今市10:35発の上り特急スペーシアに長男と乗る。表参道の駅から階段を上がって地上に出ると、欅の並木には蝉の声がかまびすしかった。東京の夏の終わっていないことを、その蝉の声で知る。

約束の時間は14時だったけれど、それまではいまだ55分もある。打合せをしつつ時間を調整することとして、行きつけの喫茶店に入る。今日はお客が多く、普段は行かない店の奥まで進む。すると、なにやら空気が濁っている。席に着いてふと横を見ると、扉には何も書いていないものの、そこはどうやら喫煙室らしく、人が頻繁に出入りをしていた。煙草を吸わない者にとっての「分煙」は、大した意味を持たない。

南青山のデザイン事務所にて、9月に改版するパンフレットの、最終のすり合わせをする。それを済ませて後は、新商品の撮影に入る。撮るべき品数は多くないものの、精密な仕事ぶりにより、すべてが完了すると、空は夕刻と夜のあいだくらいの暗さになっていた。

東京に泊まる長男とは表参道で別れ、千代田線にて一気に北千住まで移動する。

行きつけの飲み屋の今夜の席は、カウンター右端のいわゆる「上(かみ)1番」だった。僕の左手は50代とおぼしき喫煙者。そのまた左は、若いころはかなり威勢の良かったことを覗わせる老人。その喫煙者がタバコ2本を立て続けに吸ったところで老人は溜まらず同じカウンターの「下(しも)3番」に逃げた。シャツの袖から刺青が覗いていても、その姿はまるで、可哀想な仔羊である。

日本全国の飲食店は、早いところ全面禁煙にしてくれないか。喫煙者の肺から吐き出された煙を吸い込みつつモノを食べるなどは、とてもではないけれど、まともなことではないのだ。


朝飯 茄子とピーマンのソテー、生のトマト、豆腐の卵とじ、ひじきと人参と揚げ湯波の甘辛煮、納豆、メシ、豆腐と万能葱の味噌汁
昼飯 「小諸そば」のたぬきそば
晩飯 「加賀屋北千住店」のあれこれ、チューハイ

2017.8.17(木) 夏休み

駐車場の南東の角に、モミジの木がある。今年はそこの土に、何本かの山百合が育った。そして今朝は、その山百合がようやく花を開かせた。店は、盆が開けても中々に忙しい。

「夏休み いつからいつまで」と検索エンジンに入れてみると、北海道など涼しい地方はさておき、本州以南の小学校では、おおむね8月の最終週まで休みが続くようだ。梅雨の延長のような長雨がようやく去って気温の上がり始めるころ、子供たちは宿題の仕上げに追われるわけで、気の毒という他はない。

僕が子供のころ、地元の小学校には冬休みと春休みのあいだに寒休みというものがあったように記憶している。このことにより夏休みは東京の小学校よりも短く、それが残念だった。また、従兄弟の通う東京の公立小学校は夏休みの宿題が少なく、それも羨ましかった。

「自由研究」や工作の宿題は、いまだにあるのだろうか。子供は、休みのときくらいは好きなことをして過ごすのが一番と、僕などは思う。


朝飯 納豆、ひじきと人々と揚げ湯波の甘辛煮、トマトとアボカドのサラダを添えた目玉焼き、ハムとほうれん草のソテー、明太子、らっきょうのたまり漬、メシ、トマトと揚げ湯波と茗荷の味噌汁
昼飯 「食堂ニジコ」のスーラーメン
晩飯 「夏太郎」らっきょう棒々鶏の素麺、麦焼酎「田苑」(ソーダ割り)、「桃林堂」の最中

2017.8.16(水) 長袖

このところの朝は、食堂に入るなり、直角に交わったふたつの窓を開け、風を通す。冷房の必要はまったくない。それどころか今朝は寒ささえ覚え、開けたばかりの窓を閉める。そして半袖のポロシャツに長袖のTシャツを重ねる。これではまるで、9月下旬の服装である。

東京では16日連続の降雨で、これは40年ぶりの記録だという。40年前といえば僕は21歳。確かにそのころ、雨ばかりのひと夏を過ごした記憶はある。「もう、こりごりだ」とうんざりした夏が、40年を経てまた巡ってきた、というわけだ。

朝食を済ませて後は、早朝に着た長袖Tシャツのまま事務室に降りる。そして昼食の時間まで、その恰好で仕事に当たる。天気予報によれば、気温は20日を過ぎるころからまた上がり始めるという。これから収穫の始まる茗荷としその実の具合は大丈夫だろうか。残暑が厳しくなればなるほど、僕としては有り難い。

夜は家族6人でフランス料理屋へ行き、ほとんど僕と長男とで2本のワインを飲む。


朝飯 ひじきと人参と揚げ湯波の甘辛煮、エッグベネディクト、納豆、ふきのたまり漬、明太子、メシ、揚げ湯波と長葱の味噌汁
昼飯 「セブンイレブン」の「夏の冷やし中華」、同「つるるん杏仁」
晩飯 “Finbec Naoto”の人参のムースと生ハムパン鱧と海老のサラダパンホタテ貝のポアレ牛頬肉の煮込みトリュフのせ小さなカレーライスチーズの盛り合わせあんずのタルト、アリゴテ、“Chateau Margaux 1956”、コーヒー

2017.8.15(火) 日記は書けているけれど

この日記については、きのうのものを今日の昼にサーバに上げる、ということが以前は多かった。しかしこのところは、おとといの日記を今早朝にサーバに上げることがほとんどだ。日記の作成が以前より1日おくれている、というわけではない。

8月12日、つまりさきおとといの日記も書けていることは書けている。しかし昨年の9月から導入したワードプレスによる日記の、各日の最上部に置くこととした画像の8月12日の分が確保あるいは決まらないことにより、3日経った今朝になっても公開できないでいる。滝田ゆうのマンガの吹き出しの中の絵、そのような画像を早く撮らなければならない。

ところで朝日、青空、白い雲を望めたのは、今月は5日と9日の2日間に限られる。それ以外の多くは雨降りである。きのうの朝の天気予報には「秋雨前線」という言葉すら出てきた。季節はこのまま秋を迎えてしまうのだろうか。

終業後は雨の中にホンダフィットを走らせ、明日の晩に飲むワインを街のフランス料理屋に預けて戻る。


朝飯 揚げ湯波と小松菜の炊き合わせ、チャプチェ、生のトマト、目玉焼き、ひじきと人参と揚げ湯波の甘辛煮、らっきょうのたまり漬、メシ、トマトと揚げ湯波と三つ葉の味噌汁
昼飯 「ほっかほっか大将」の豚カツ弁当
晩飯 桃とスモモとモツァレラチーズのサラダ南瓜と胡瓜と玉葱のサラダスパゲティアラブッタネスカブロッコリーとジャコのオムレツ“VEGA MEDIEBN BRUT”メロン

2017.8.14(月) お盆の味わい

お盆は忙しい。その忙しさに平行して、あれこれの計画が進んでいる。よってウェブ上に設けられた場所で遠く離れた人と打合せをしたり、あるいは複数の人に宛てて同報メールを送ったりする。面白かったのは「忙しくて返事どころではない」と、盆前に電話をせわしなく切った人から、思いがけずメールで返信が届いたことだ。盆休みに入ってようやく、落ち着いて仕事のできる環境が整ったのだろう。

ところで今日から16日までの3日間は、社員および我々に会社から昼食が支給される。今日は「コスモス」のハンバーグにて、これを11時40分から食べ、12時ちょうどに事務室に降りる。それから4時30分までは、ほぼ立ち通しで接客あるいは裏方の仕事に当たる。

お盆の、仕事の忙しさと家の静かさとの、双方の差がなぜか好きだ。お盆には、名状しがたい味わいがある。今夜の刺身には「日光味噌のたまり浅漬けの素・朝露」を使うと夕食の前に知らされ、久しぶりに冷えた日本酒を飲む。


朝飯 チャプチェ、瓜のぬか漬け、ひじきと人参と揚げ湯波の甘辛煮、トマトとキウィのサラダ、揚げ湯波と小松菜の炊き合わせ、納豆、らっきょうのたまり漬、メシ、揚げ湯波と三つ葉の味噌汁
昼飯 「コスモス」のチーズハンバーグデミグラスソース、ライス
晩飯 製造係アオキマチコさんからもらった「日光味噌のたまり」による煮卵、ほうれん草の胡麻和え、刻み長芋の「日光味噌のたまり浅漬けの素・朝露」がけ大根おろしを添えた厚焼き玉子、刺身の盛り合わせ、「松瀬酒造」の「松の司生酛純米」(冷や)

2017.8.13(日) 迎え盆

きのうの夕食後は「下に6時」と、やや曖昧な場所と時間を言い交わして、家族はそれぞれの部屋に戻った。今朝はその6時に階下に降り、僕と家内と次男はホンダフィットで、長男と嫁と孫は徒歩で日光街道を下り、如来寺へと向かう。

お盆の入りの今日は、この時間から墓参りをする人が少なくない。ウチは商売をしている関係上、また繁忙の最中であれば尚更、家族揃っての日中の外出はしづらい。ぐずついた天気が続いているものの、今朝ばかりは雨が降らずに助かった。

店舗では今日から盆明けの16日まで、お買い上げ1,000円ごとに天然氷によるかき氷1杯をサービスする。その段取りは家内と長男により早くから進められ、8時30分にはかき氷器や販売台が事務室の内外に整った。日中はこの事務室を中心に店舗と製造現場に繁く足を運ぶ。

終業後はひとり提灯を手に如来寺の砂利を踏む。東京のお盆とは異なって、九分九厘のお墓には花が供えられている。暮れていく空の下で、ウチのお墓で蝋燭に火を点す。その蝋燭を提灯に移し、家に戻る。そしてその蝋燭を、きのう家内と次男が磨き上げた仏壇の蝋燭立てに立て、その火により線香をお供えする。


朝飯 ソーセージのソテー、揚げ湯波と小松菜の炊き合わせ、明太子、納豆、スペイン風オムレツ、瓜のぬか漬け、メシ、揚げ湯波とレタスの味噌汁
昼飯 「やぶ定」のカレー南蛮蕎麦、ライス
晩飯 トマトとじゃこと万能葱のサラダ冷や奴空心菜炒め玉子キクラゲ炒め水餃子麦焼酎「田苑シルバー」(ソーダ割り)

2017.8.12(土) 続々・朝露

4時45分、早朝の街には霧が深い。住吉町の角丸商店のビルは辛うじて見える。しかし小倉町のスーパーマーケットかましんは乳白色の紗の向こうにあって、まったく認められない。視界は100メートルくらいのものだろう。朝の街の霧に覆われることが、ここ数日のあいだ続いている。西日本の猛暑が信じられないほどの、日光の涼しさである。

今朝の朝のお膳にはなぜか、刺身湯波があった。「なぜか」と書いたのは、この刺身湯波を僕は「ケ」のものではない、すこし高級な食べ物と認識をしているからだ。折角なので、ここに「日光味噌のたまり浅漬けの素・朝露」をかけてみる。刺身湯波の風味は、肉食を好む僕にはしごく淡い。その淡さに「朝露」の上品さがこの上なく似合う。ちかいうちに、絹ごし豆腐による冷や奴でも、この「朝露」を試してみたい。

午後、住吉町のポケットパークの前で、軽自動車とオートバイの接触事故に遭遇する。僕は歩道に乗り上げ転んだオートバイのオニーチャンに声をかけ、彼の”YAMAHA SR400″を起こす手伝いをする。そして駆けつけた警察官に、目撃者として証言をする。日に何千秒も無駄にする一方、時と場合によっては1秒を争うのが人間の性で、これはどうしようもないことなのかも知れない。


朝飯 ほうれん草のソテー、納豆、切り昆布の炒り煮、生のトマト、刺身湯波、胡瓜のぬか漬け、メシ、豆腐と揚げ湯波と胡瓜の味噌汁
昼飯 「食堂ニジコ」の冷やし中華
晩飯 ジャガイモとレタスのサラダ鶏もも肉のオーブン焼き、たまり漬「青森県田子町産のにんにくです。」によるガーリックライストマトと茄子のグラタン“VEGA MEDIEN BRUT ROSE”

2017.8.11(金) 続・朝露

きのう完成したばかりの「朝露」を、今朝は玉子かけごはんに使ってみる。玉子かけごはんという、しごく雑駁なたべものにこの表現はいかがかと思わないでもないけれど、非常に上品な味わいである。舌が普段の塩分濃度に慣れた人は、思わずここに醤油を追っつけ加えたくなるだろう。しかしその気持ちをぐっと抑えてふたくちみくちと箸を進めてみれば、やがてこの「朝露」の精妙さを感じていただけるはずだ。

その「朝露」は、嫁のモモ君により店頭に並べられた。一方、道の駅「日光街道ニコニコ本陣」の売り場は、きのうの夕刻に、この商業施設の方々と共に長男が整えた。その売り場を今朝は、本来の売り場の検品をする際に確かめる。お盆を迎えるこの時期より、この「朝露」が、多くのお客様の支持を得られれば幸いである。

店ではまた、今日と明日の限定にて、たまり漬「おばあちゃんのホロホロふりかけ」を混ぜ込んだおむすびを販売している。本日分は、13時に完売した

閉店後しばらくして、東京より次男が戻る。そうして久しぶりに、家族6人で夕食の卓を囲む。


朝飯 生玉子、切り昆布の沖縄風炒め、揚げ湯波と小松菜の炊き合わせ、乳茸と茄子の炒りつけ、生のトマト、胡瓜のぬか漬け、メシ、豆腐と茗荷の味噌汁
昼飯 「ふじや」の冷やし味噌ラーメン
晩飯 豚とほうれん草のカレー南蛮鍋麦焼酎「田苑シルバー」(ソーダ割り)西瓜

2017.8.10(木) 朝露

台所や食卓で簡便に使える「たまり」については、これまでフクダナオブミ製造部長、長男、そして嫁のモモ君が長くその研究に力を傾けてきた。そして今日は遂に、その完成の日である。僕は随時、製造現場に足を運び、その作業の進捗を確かめる。

ステンレス製の容器で火入れをされた「たまり」は、これまたステンレス製の寸胴に移され、ビンに詰められる。加熱槽で殺菌をされたそれにレッテルを貼ったのは、包装係のセオヨーコさんとシバタミツエさんである。

「たまり」は長男により「朝露」と名付けられた。「贅沢というほどではないけれど、豊かな朝食を」という願いの込められた商品名である。この「朝露」は、野菜の浅漬けをはじめ、玉子かけごはんのタレ、刺身のおしたじ、鶏の唐揚げや豚の生姜焼きの隠し味になど、その用途は使う人の工夫により限りない。

「朝露」は明朝より上澤梅太郎商店および道の駅「日光街道ニコニコ本陣」で販売が開始される。ウェブショップに置けるのは、今月の末または来月の初めになるだろうか。

キレ、コク、甘味が高い次元で均衡する「日光味噌のたまり浅漬けの素・朝露」を、どうぞよろしく、お願い申し上げます。


朝飯 ほうれん草のソテー、揚げ湯波と小松菜の炊き合わせ、「なめこのたまりだき」のフワトロ玉子、らっきょうのたまり漬、納豆、瓜のぬか漬け、切り昆布の炒りつけ、メシ、揚げ湯波と茄子と茗荷の味噌汁
昼飯 「大貫屋」のチャーハン
晩飯 「コスモス」のトマトトモツァレラチーズのサラダエビマカロニグラタンドライマーティニ

2017.8.9(水) 風鈴

早朝、久しぶりに晴れ間のある空を食堂の窓から望む。宇都宮証券の塔型の看板の右側はるか先に、まるで富士山のように形の整った山が見える。正確なコンパスと5万分の1の地図があれば、その山がどこにあるか特定できるかも知れない。しかしそこまですることはしない

iPhoneを手元に引き寄せ、天気予報のアプリケーションを開く。日光でも山間部以外は、気温が30℃を超えそうな、今日の塩梅である。しかし30℃をすこし超えたくらいでは、夏好きの僕は満足をしない。

梅雨が明けたら外に吊そうとしていた風鈴は、梅雨明け宣言の後もぐずつき続けた天気により、事務室に置かれたままだった。そして次は、台風5号の20日間ちかい迷走である。昼前に外を覗うと、日の光は弱まっていない。ここにきてようやく、5つの風鈴を店舗犬走りの梁に提げる。

風鈴はやがて微風を受けて、涼やかな音を響かせ始めた。僕は脚立を上り下りするくらいで呑気にしているけれど、開発担当や製造担当は、お盆に出す3つの新商品の、最後の仕上げに忙しいはずだ。午後は東にも西にも入道雲が立ち上がる


朝飯 揚げ湯波と小松菜の炊き合わせ、納豆、厚揚げ豆腐の淡味炊き、切り昆布の炒りつけ、「なめこのたまりだき」によるなめこおろし、らっきょうのたまり漬、すぐき、メシ、豆腐とトマトとレタスの味噌汁
昼飯 「食堂ニジコ」のえび春雨丼
晩飯 2種のサラダカザレッチェのジェノバ風、”Petit Chablis Billaud Simon 2015″、”DE FONBEL Saint-Emilion 1995″

2017.8.8(火) 立秋を過ぎて

早朝に目覚めて食堂に出ると、先ずはこの角部屋の、直角に位置するふたつの窓を開ける。そうして風を通すのだ。ところが今朝は、夜半から強くなった雨風がガラスを打ち、とてもではないけれど、窓を開けるどころではない。

太平洋上に発生した台風5号は自転車ほどの速さで2週間以上も迷走を重ね、しかし九州南部から列島に上陸してからは四国、そして関西へと真っ直ぐに進みつつあった。その台風は、今ごろは岐阜県か群馬県のあたりにいるのだろうかと想像しつつ、しかしテレビをつけることはしない。窓の向こうの漆黒を愛でていたい気持ちが強かったからだ。

やがて徐々に、外が明るくなってくる。風に飛ばされてくる雨粒は時に強く、時に弱く、しかし窓ガラスを叩き続けている。ここでようやくテレビをつけると、台風は案に相違して、福井県から石川県を経て日本海上へと去ろうとしていた。

一昨日の夕立は雷を伴っていた。「梅雨は雷に始まり、雷に終わる」というならば、この台風が去れば必ず、光輝燦然とした夏がやって来るはずだ。それにしても、立秋を過ぎて後の夏とは、どうにも釈然としない。


朝飯 切り昆布の炒りつけ、揚げ湯波と小松菜の炊き合わせ、生のトマトを添えたベーコンエッグ、すぐき、たまり漬「栃木県壬生産のしょうがです。」を薬味にした納豆、メシ、豆腐と揚げ湯波とレタスの味噌汁
昼飯 「ふじや」の雷ラーメン
晩飯 モツ煮豆腐、鶏肉団子、大根おろしを添えた厚揚げ豆腐の淡味炊き、トマトとキウィのサラダ、ズッキーニの酢の物、麦焼酎「田苑シルバー」(ソーダ割り)、グレープフルーツのゼリー

2017.8.7(月) 何もしないで過ごすなら

9月の下旬から10月の上旬にかけて、タイに11泊をする、その宿の予約を早朝に済ませる。11泊のうち10泊は最北部、そのうち更に4泊はラオスとの国境沿いに留まることとした。国境の街にもメシ屋はあるだろう。ラオカーオは6月末にバンコクで買ったものを持参するから、初見の土地に酒屋が見つからなくても大丈夫だ。

一膳飯とラオカーオ、そこに本さえあれば、夜は退屈しない。いずれ20時を過ぎれば寝てしまうのだ。昼は寝椅子で本を読む。朝と夕刻は街の逍遥だろうか。宿に貸し自転車があれば有り難い。

昨年チェンライに入った9月29日の日記は4,000文字を超えた。ここまで長いと、机とベッドの間を往復しながら、休み休み書くことになる。バカバカしと言えばバカバカしい。旅の最中の日記はできるだけ短くしたい。しかしそれができるかどうかは分からない。

「都市にはその国の悪い部分が集中する」と書いた旅の本を、40年ほど前に読んだことがある。必ずしもそうとは言えないものの、地方からバンコクに戻ると、とにかく気持ちがせわしない。何もしないで過ごすなら、田舎が一番、である。


朝飯 乳茸と茄子の炒りつけ、納豆、ラタトゥイユ、牛蒡と人参と豚三枚肉の炊き合わせ、ゴーヤと瓜のぬか漬け、らっきょうのたまり漬、すぐき、メシ、揚げ湯波と茄子の味噌汁
昼飯 冷やしラーメン
晩飯 胡瓜とエノキダケの酢の物、らっきょうのたまり漬とジャガイモとレタスのサラダ、豚肉と茄子と赤ピーマンのソテー、「夏太郎」らっきょう、麦焼酎「田苑シルバー」(ソーダ割り)、メロン

2017.8.6(日) 来ると得する防災会

事務机の計算機に「9:00 公民館」と、赤いフェルトペンで書かれたポストイットが貼ってある。3歩あるけば物事を忘れてしまうたちにより、数日前から気をつけていたのだ。

8時55分に店を出て日光街道を遡上する。左手の公民館を目指して歩いてくと、しかし見慣れた顔は右手の「いち縁ひろば」に集まっていた。

我が春日町1丁目の自主防災会では、年に1、2度ほど専門家を呼び、非常時に役立てるための講習会を開いている。今日は今市消防署からひとりが出張してくださっていた。

先ずは、すべての家庭に設置が義務づけられている火災報知器について聴く。次は感震ブレーカーというものの説明を受ける。地震に伴って発生する火災は、火より電気によるものの方が圧倒的に多いのだという。最後は消火器の使い方を教えていただき、今回の講習は完了した。

自主防災会の講習に参加をすると、その都度、ふたつもみっつも知識が増えて利口になる。そして行動が変わる。しかして本日の出席者は町内全世帯のうち15パーセントほどのものだった。「せめてひと世帯からひとりくらいは…」と消防署のアカバネさんは遠慮がちにおっしゃったけれど、来るのはいつも、決まった顔ばかりである。

夕刻に雷が鳴り、雨が降ってくる。今年は梅雨明け宣言の出た7月下旬以降も、依然として梅雨のような天気が続いている。「梅雨は雷に始まり、雷に終わる」という。今日の雷が、本当の夏の入口になってくれれば有り難い


朝飯 牛蒡と人参と豚三枚肉の炊き合わせ、納豆、らっきょうのたまり漬、ラタトゥイユ、すぐき、ほうれん草のソテー、メシ、揚げ湯波とオクラと茗荷の味噌汁
昼飯 冷やしラーメン
晩飯 梅胡瓜、南瓜と玉葱と胡瓜のサラダ、生のトマト、水餃子、「紅星」の「二鍋頭酒」(生)、マンゴープリン

2017.8.5(土) 美田

白いシャツに黒いネクタイを締め、黒いスーツを着る。そして9時30分に、ホンダフィットの運転席に収まり会社を出る。

「そして山百合は、いまだ咲かない。」と、きのうの日記には書いた。ところがこれから法事の始まる親戚宅へ向かう県道沿いには野生の山百合が咲き乱れていた。そうであれば、乳茸が出ても不思議ではない。

奥の座敷に設けられた祭壇の前に僧侶が座る。読経と焼香は10時30分に完了した。次は墓前での読経と焼香である。

古い、しかしよく整備された納屋の裏から杉や竹の林を抜ける。完璧に草の刈られた畦道を行くと、夏の美田の遙か向こうに10基ばかりの墓石が見えてきた。めまいを起こしそうなほど美しい景色だ。このようなものを、砂漠や岩山しか持たない国の人々が目の当たりにすれば、感激のあまり気を失うかも知れない。

13時25分に帰社し、着替えて14時より仕事に復帰する。

本日は我が街の花火大会にて、終業後は春日町の交差点から会津西街道を北へ歩き、朝日町の福島商店にて限定販売の焼きそばを買う。

花火は、観ずに音のみを聴くと、その風情は一層、高まる。そして今夜も食堂の窓を開け、大谷川の中洲から打ち上げられる花火の音を耳に感じつつ、焼きそばを肴に焼酎のソーダ割りを飲む。


朝飯 納豆、ラタトゥイユ、瓜のぬか漬け、揚げ湯波と小松菜の炊き合わせ、乳茸と茄子の炒りつけ、メシ、鶏肉とトマトとオクラとゴーヤの味噌汁
昼飯 「菜もん」のコース料理、アップルタイザー
晩飯 胡瓜のぬか漬け、冷や奴、旬仕上げ「夏太郎」「福島商店」の焼きそば、麦焼酎「田苑シルバー」(ソーダ割り)

2017.8.4(金) 乳茸

「ひぐらしが鳴き始め、山百合が咲き始めると、乳茸の季節だ。」という一節を、2000年9月6日の日記に書いた。これを言ったのは、今は引退をしている当時の製造係アオキフミオさんである。ひぐらしは梅雨の明ける前から鳴いている。そして山百合は、いまだ咲かない。

きのう夜遅くに帰ると、紙袋に入った乳茸が台所にあった。家内に訊けば、シフトにより今日は休日だったにもかかわらず、包装係のサイトーヨシコさんが持って来てくれたものだという。ヨシコさんの夫で、山のことに達者なシゲルさんが採ってきたものに違いない。

「乳茸は食感がポロポロとして良くないため、数十年前までは、蹴飛ばされ、踏みつけられてきたキノコだ。しかしとても良いダシが出ることを多くの人が知るにいたり、今では大いに珍重されるようになった」という説が嘘か誠かは知らない。

今朝の食卓には、この乳茸が茄子と共に炒りつけになって出てきた。その特異な食感は、慣れてしまえば特に奇異に感じることもない。風味はやはり、しごく良い。

この、乳茸と茄子の炒りつけは、素麺の汁に加えても美味い。今年それを口にする機会はあるだろうか。僕に山の教養は皆無である。乳茸のふたたびの到来を、座して待つばかりである。


朝飯 空心菜のソテー、乳茸と茄子の炒りつけ、スペイン風目玉焼き、納豆、すぐき、らっきょうのたまり漬「浅太郎」、メシ、豆腐と揚げ湯波と三つ葉の味噌汁
昼飯 冷やしラーメン
晩飯 ほうれん草と海苔のおひたし、ザーサイを添えた冷や奴、春雨サラダ、棒々鶏、「高千穂酒造」の麦焼酎「高千穂零」(お湯割り)

2017.8.3(木) 持ち時間

このところ目を覚ますのが夜中の2時台、それから二度寝をすることなく起きていたから、昼ごろになると常に眠気を覚えてきた。今日もおなじく2時台の目覚めではあったけれど、いつもとは異なり二度寝ができた。そして割合にすっきりした気分で5時前に起床する。

下今市10:35発の上り特急スペーシアに長男と乗る。巣鴨に出て6時間ちかくも休みなしでミーティングというかブレーンストーミングというか、そのようなことをする。家まで3時間以上かかる人も、今日の話し合いには加わっている。よって19時になろうとするころ「そろそろ」と僕から声を発し、解散をうながす。

巣鴨から西日暮里を経て北千住に戻る。次の下り特急スペーシアの発車までは1時間を切っている。腰を落ち着けて飲むには短すぎる持ち時間だ。特急券を確保しないまま、西口から外へ出る。このあたりは、僕が高校生のころには駅前のロータリーも整備されていず、夜になるとひとけも疎らだったような気がする。

立ったままそそくさと飲酒活動をし、無事20:13発の下り特急スペーシアに乗る。車両は前3両が館林行き、後3両が日光行きのリバティだった。発車直後のアナウンスによれば満席とのことにて、危うく乗りそこねるところだった。そうして22時前に帰宅する。


朝飯 ラタトゥイユ、牛蒡と人参と豚三枚肉の炊き合わせ、納豆、揚げ湯波と小松菜の淡味炊き、胡瓜のぬか漬け、豆腐と空心菜と揚げ玉の味噌汁
昼飯 「小諸蕎麦」のたぬきそば
晩飯 「天七」の串揚げあれこれ、レモンハイ、チューハイ

2017.8.2(水) 緊急地震速報

周囲の人たちの持つ携帯電話が一斉に緊急地震速報を発しても、僕のそれはウンともスンとも言わない、それは僕の携帯電話がフィンランド製の”NOKIA NM706i”だからではないかと、そのころは考えていた。現在の携帯電話は”iPhone 6s Plus”で、しかしこの機種からもまた、地震の速報はそれほど聞いた覚えがない。それが今日に限っては枕元で「ギュイッ、ギュイッ、ギュイッ」と例の不気味な音を響かせたから、驚いてすぐに飛び起きた。時刻は02:03だった。

しばらくしてそのiPhoneでニュースのアイコンをタップすると、地震は福島県と茨城県の一部が震度4、そして栃木県は震度3とあった。当方には2011年3月11日の記憶があるから、地震はとにかく怖いのだ。以降、1時間を経ても眠気は訪れない。

3時20分に起床し、食堂に3枚ある窓のうちの2枚を開け放つ。標高400メートルの、朝の空気は涼しいよりも寒い。よって事務室に降り、椅子の背もたれにかけておいた長袖のTシャツを、半袖のポロシャツに重ねる。

そろそろ店に降りようとしている7時16分に、また小さくない地震がある。仏壇の、数時間前に供えた水とお茶はこぼれてしまった。よってそれらをお盆ごと食堂に持ち来て布巾で拭い、ふたたび仏壇へと戻す。


朝飯 切り昆布と豚三枚肉の炒め煮、納豆、緑茄子の油炒め、生のトマト、「なめこのたまりだき」のフワトロ玉子、揚げ湯波と小松菜の炊き合わせ、浅蜊と三つ葉の味噌汁
昼飯 冷やしラーメン
晩飯 ラタトゥイユ、2種の茄子と肉団子の揚げだし、豚肉と牛蒡と人参の炊き合わせ、銀鱈の味醂漬け、胡瓜のぬか漬け、「松の司」の「生酛純米」(冷や)、釜蓋餅

2017.8.1(火) キッチハイクその後

おととい隠居で催した「伝統家屋でいただく、なんでもない日の食卓。」に参加をしてくださったお客様が、キッチハイクに数多くの画像、そして感想を上げてくださった。その、丁寧にお書きいただいた文章は、当方の気持ちをとても嬉しくするもので、大いに励まされた。そして長男は、この朝食会の、毎月の開催を決めた。

日本には四季がある。豊富な食材は季節と共に変わり、人を飽きさせない。日光では、特に野菜は次から次へと農業協同組合や道の駅の直売所に出てくる。「伝統家屋でいただく、なんでもない日の食卓。」では、その野菜を主として旬のものを月替わりでお出しする。それとは別に、1年を通じておなじおかずもお作りすれば、それはそれで、ひとつの趣向になるだろう。

開催日は原則として、毎月の最終日曜日。次は8月27日の予定である。ご予約は随時「キッチハイク」の、こちらの最下部にて承ります


朝飯 白粥、塩昆布、なめこのたまりだき、胡瓜のぬか漬け、塩鮭、なすのたまり漬
昼飯 冷やしラーメン
晩飯 “TIO PEPE”トマトとレタスとキウィのサラダフランスパン、生ハムのペースト、ホタテ貝のペースト、緑茄子のグラタン“Petit Chablis Billaud Simon 2015”タピオカの桃シロップ煮

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上澤卓哉

上澤梅太郎商店・上澤卓哉

蔵見学