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清閑 PERSONAL DIARY

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2017.8.31(木) 鬼灯

お盆を過ぎて、隨分と日の経った気がする。しかしカレンダーに目を遣れば、いまだ2週間しか経っていない。どうにも不思議な気分だ。

台風15号の影響か、朝から風が強い。通常の、らっきょうのたまり漬の絵のあるノレンは、お盆の直前に洗濯に出した。換わって提げたのは「涼味在中」と墨書のある白い麻のノレンだ。それが今朝は風で片側に寄り、直すことを繰り返す。

坪庭と玄関前の、あまり日の当たらないところに水引草が増えている。これを剪定ばさみで根本から切り、ゴミ箱に捨てる。国道121号線を隔てた駐車場の塀には、隣家から伸びた蔓が垂れ下がっている。それについては脚立も必要なところから、明日以降に処理しようと考える。

店舗正面に向かって右側に、四季折々の言葉の筆書きを、アクリルの板に挟んで飾っている。先般は「氷水」を「鬼灯」に換えた。その際アクリル版の、これまであったひびが大きくなり、遂に一部が割れた。10年以上も使い続けたことを考えれば、割れるのも無理は無い。

アクリル版はきのう寸法採りのため「手塚工房」に預け、それが今朝は新品になって戻ってきた。「鬼灯」の文字は、いましばらくは、ここに置かれ続けるだろう

夕刻、道の駅「日光街道ニコニコ本陣」の売り場の検品のため、自転車で日光街道を下る。半袖シャツを着た二の腕が、涼しいというよりは寒い。戻って即、犬走りの軒下に提げた5個の風鈴を取り外し、箱に仕舞う。


朝飯 鯵の南蛮漬け、「なめこのたまりだき」によるなめこおろし、切り昆布と豚三枚肉の炒め煮、納豆、柴漬け、メシ、豆腐と天ぷらの味噌汁
昼飯 ラーメン
晩飯 無花果と生ハムのサラダ鶏とマカロニのグラタン焼き菓子、”Petit Chablis Billaud Simon 2015″、“Charmes Chambertin Armand Rousseau 1983”

2017.8.30(水) 秋風鈴

仕事の合間に事務室から4階の食堂へ上がり、一服をする。一服とはいえお茶や煙草ではない、飲むのは水である。夏のあいだはこうしてよく水を飲んできた。

水に限らず冷たい液体を飲むときには、グラスの縁まで氷で満たすことが好きだ。中の液体がより冷えるから、というのがその理由ではない。グラスの氷が多ければ、それに比して液体はそれほど入れることができず、頻繁に中身を継ぎ足すことになる。その「継ぎ足す」という行為が好きなのだと思う。

氷水を飲みつつテレビのスイッチを入れる。テレビはいつのころからか、NHKは1と3、日本テレビは4、TBSは6、フジテレビは8、テレビ朝日は10、テレビ東京は12というチャンネル分けではなくなった。よって今日の番組がどの局によるかは不明ながら、その内容は、タレントが都内の公園を歩きつつ俳句を詠むものだった。そこで初めて「秋風鈴」という季語を知る。

梅雨明け宣言の後もぐずついた天気により、店舗の犬走りに風鈴を提げたのは今月9日のことだった。立秋はその2日前。ということは、今年の風鈴は出したときから既にして秋風鈴、ということになるだろうか。

風鈴は、明日にでも仕舞おうと思う。


朝飯 「なめこのたまりだき」のフワトロ玉子、ほうれん草のおひたし、鰯の梅煮、糸こんにゃくの山椒風味炒め、納豆、柴漬け、メシ、豆腐となめこと茗荷の味噌汁
昼飯 ラーメン
晩飯 うずら豆、こんにゃくの擂り大豆和え4種の精進揚げ2種の天ぷら盛り蕎麦、「ほまれ酒造」の山田錦と五百万石による大吟醸(冷や)

2017.8.29(火) 徳利

目を覚ましたのは3時台だった。ここで枕の下からiPhoneを取り出し、ウェブニュースを読んだりfacebookで人のコメントに「いいね」などを押していると、60分や90分はまたたく間に過ぎてしまう。よって即、起床する。

おとといときのうの日記を仕上げ、おとといのそれのみ”Word Press”の「公開」ボタンを押す。以降はコンピュータの電源を落とし、読みかけの新書を開く。

食器棚に置いたiPhoneが聞き慣れない音を発する。近づき見ると、北朝鮮がミサイルを発射したとの報せだった。以降、朝食を済ませて仕事場に降りるまでの70分のあいだ、テレビはそれに関連するニュースを報じ続けた。

初更、30年か40年は玄関の飾り棚に置かれ続けてきただろう徳利が今日に限ってはなぜか気にかかり、初めて4階に運ぶ。そして水で洗おうとするも、うまく中に水が入っていかない。中の水も、これまたうまく出て行かない。しかしとにかく乗りかかった舟なので、その徳利に酒を満たし、夕食のお膳に載せる。

丸く背の低い徳利から猪口に酒を注ごうとしても、酒はその狭い口から行きつ戻りつし、一部は口から胴の方に垂れてどうにもならない。「それ、一輪挿しじゃないの」と家内が言う。一輪挿しだとしても、ここから後戻りはできない。干して後は更に酒をつぎ足し、結局は結構な量を飲む。


朝飯 納豆、牛蒡と人参のきんぴら、鰯の梅煮、生のトマト、揚げ湯波と小松菜の炊き合わせ、糸こんにゃくの山椒風味炒め、たまり漬「七種刻み合わせ・だんらん」、メシ、若布と揚げ湯波とオクラの味噌汁
昼飯 「食堂ニジコ」のチャーハン
晩飯 刺身湯波の「朝露」がけ、エノキダケと三つ葉の酢の物、ほうれん草の胡麻和え、銀鱈の西京焼き、塩らっきょう「夏太郎」、「ほまれ酒造」の山田錦と五百万石による大吟醸(冷や)

2017.8.28(月) 舌を焼く

ドイツ大使館の塀が作る日影を伝って歩きつつ南部坂を上がる。有栖川公園の欅の巨木では、少なくとも3種類の蝉が鳴いている。長袖のシャツにネクタイを締めていても、暑さはそれほど感じない。夏は去りつつある。しかし秋でもない。悪くない季節である。

家内の伯母が亡くなったのは、2011年の8月13日だった。通夜は19日に、そして告別式は20日に桐ヶ谷斎場で行われた。この年には6月からある旅行を計画していた。伯母の容態によってはこれを中止する可能性もあったけれど、結局は予定通り、僕は次男と22日発のタイ航空機に乗ることができた。チェンライの寺では伯母に感謝をして、本堂に上がり線香を供えた。

その伯母の今日は七回忌にて、先ずは天真寺のお墓を掃除する。鐘楼の脇から階段を下っていくと、家内の兄嫁が駐車場にクルマを乗り入れようとするところだった。お寺の玄関には副住職が案内に出てくれた。

住職と副住職による法要を終え、ふたたびお墓に戻る。そして線香と、家内の兄嫁が用意してくれた花を供える。

気分も清々しく仙台坂を下り、15年か、あるいはそれ以上か、とにかく長く無沙汰をしていた中華料理屋へ行く。そしてラーメンの、片栗粉の利いたスープのひと口目で舌を焼く。


朝飯 納豆、若布の酢の物、牛蒡と人参のきんぴら、万願寺唐辛子の網焼き、揚げ湯波と小松菜の炊き合わせ、たまり漬「七種刻み合わせ・だんらん」、メシ、豆腐と若布と万能葱の味噌汁
昼飯 「登龍」の酸辛湯皇麺焼き餃子
晩飯 トマトと胡瓜のサラダパンジャガイモと海老の油煮を添えたローストポークお菓子あれこれ“Petit Chablis Billaud Simon 2015”

2017.8.27(日) 染付鯰箸置

今日は「キッチハイク」で参加者を募る「伝統家屋でいただく、なんでもない日の食卓。」の2回目の日だ。早朝、食堂に行くと、そのための食器がテーブルの上に集めてあった。そのうちの箸置きが、どうも気に入らない。

四半世紀以上も前に、宇都宮の器屋「たまき」で大人買いをした。そのときの諸々は、茶箱にまとめて2階の倉庫に置いてある。5客揃いの箸置きも、そこに含まれているはずだ。隠居での食事会には今後、それを使ったら良いのではないか、そう考えて2階に降りる。

この倉庫には、江戸時代に使われていた銭函から戦前のキャッシュレジスター、いわゆる”OEM”の味噌樽に捺した他社ブランドのゴム印、お稲荷さんのお祭に使った筆書きの幟やオヤジの小学校時代の通信簿など、捨てるに捨てられないものが整理されないまま押し込めてある。

その中に当該の茶箱を探すも、その姿は無い。くまなく歩いても見つからない。モノはあるとき、突然、消える。今回もその不思議が起きたに違いないと、4階に戻る。しかしどうにも諦めがつかず、ふたたび2階に降りる。

茶箱は果たして、エレベータからそれほど遠くないコンクリートの床にあった。目につかなかったのは、その上にガラクタが積み重ねられていたからだ。

茶箱の蓋を開け「染付鯰箸置」と書かれた平たい箱を取り出す。そしてそれを手に4階の食堂に戻り、今日のための食器の傍らに置く。

「伝統家屋でいただく、なんでもない日の食卓。」の僕の仕事は、味噌汁のダシを引くことのみ。調理は家内が手がけ、接客は長男が行う。今日の朝食会も、きっと成功するだろう。

「伝統家屋でいただく、なんでもない日の食卓。」は、原則として毎月の最終日曜日に開かれる。お申し込みは「キッチハイク」の専用ページ最下部にて承っています


朝飯 揚げ湯波と小松菜の炊き合わせ、生のトマト、切り昆布と豚三枚肉の炒め煮、オクラのおひたし、ベーコンエッグ、たまり漬「七種刻み合わせ・だんらん」を薬味にした納豆、ひじきと人参の炊き物、メシ、刺身湯波とオクラの味噌汁
昼飯 「ふじや」のタンメンバター
晩飯 酒肴あれこれ牛肉のソテー、麦焼酎「田苑シルバー」(ソーダ割り)、”Chez Akabane”のクリームホーン、”Old Parr”(生)

2017.8.26(土) 晩餐会

企業間取引、いわゆる”B&B”の商売をしようと持ちかけてくる会社の営業係は、ほぼ例外なく「まとまって購入すれば、定価からどれだけ値引きするか」ということを、先ずは言ってくる。ところがウチの品物は原価率が高く、利益率は低い。つまり卸売りでは儲けの出づらい構造になっている。よってこの数十年のあいだ、どれだけの商談をお断りしてきたか、数え切れない。

ところが日光金谷ホテルさん、および中禅寺金谷ホテルさんの料理長は、こちらがそのことを知るまで、一般のお客さまとして店頭で商品をお買い上げになり、それをホテルの厨房で使って下さっていた。その奥ゆかしさには大いに驚き、また頭が下がった。

ウチの「日光味噌梅太郎」および「ひしお」を用いたフランス料理は、日光金谷ホテルさんへは長男夫婦が、また中禅寺金谷ホテルさんには僕と家内が、ぞれぞれ春から初夏にかけて訪問し、食べさせていただいていた。しかし社員はいまだ、その素晴らしさを経験していない。

そういう次第にて今夕はみなで打ち揃い、ウチから距離にして7kmほどの日光金谷ホテルさんに集合をした。格式ある金谷ホテルさんの食堂で自社商品の価値を知ることは大切なことだし、また夏のギフト時期の繁忙を乗り越えた社員への慰労にもなると考えてのことだ。

「日光味噌梅太郎」を味付けの一部に使った「刺身ゆばと八潮鱒のマリネ」から始まり「牛フィレ肉のステーキ日光味噌のバターソース」で終わる2時間の晩餐は、予想したとおり素晴らしいひとときを我々に与えてくれた

日光山輪王寺で薪能の披かれていた忙しい夜に、この場をご用意くださったスズキノブヒコ副支配人、またスズキカズナリ料理長には、厚く御礼を申し上げます。なお、上澤梅太郎商店の日光味噌を使ったフランス料理は、日光金谷ホテルさんと中禅寺金谷ホテルさんで、引き続きお召し上がりいただけます。日光へお越しの際には、ぜひ足をお運びください。


朝飯 トマトのスクランブルドエッグ、ひじきと人参の炊き物、蓮根と人参と隠元豆のきんぴら、切り昆布と豚三枚肉の炒め煮、オクラのおひたし、銀鱈の西京焼き、メシ、揚げ湯波と芹の味噌汁
昼飯 「麺屋桔梗」の塩ネギラーメン
晩飯 「日光金谷ホテル」の刺身ゆばと八潮鱒のマリネ2種のパンコーンポタージュアサリとイサキのトマトソース牛フィレ肉のステーキ日光味噌のバターソース野菜サラダデザート、コーヒー、金谷ホテルのハウスワインの白、同赤、クルボアジェ(生)

2017.8.25(金) 朝焼け

快晴の空に目映いばかりの入道雲、というわけにはいかないものの、今週の月曜日から、関東地方には晴れ間が見られるようになってきた。

起きて着替えて食堂に来て、遮光カーテンを天井の近くまで巻き上げる。空と山の境目に細長くあった紅色の帯が、徐々にその厚みを増し、やがて紺色の空を青く染め始める。廊下の突き当たりの防湿庫からカメラを取り出し、食堂に戻って窓を開ける。しかし角度の関係があって、その窓から東の空にはカメラを向けづらい。

カメラを首に提げたまま階段室の扉を解錠する。そして屋上に上がり、東の端まで歩いてふたたび空にカメラを向ける。

朝の空は一時も、おなじ姿でいることはない。カメラを上下に振って、異なる測光により何回かシャッターを切る。屋上にいたのは、ほんの1、2分だっただろうか。朝焼けは美しくはあるけれど、天気の好転を示すものではない。

空は案の定、数十分の後には太陽を失った。蝉は数週間ほども前から鳴いていない。


朝飯 刺身湯波、牛蒡と人参のきんぴら、芹のおひたし、切り昆布の炒め煮、納豆、冬瓜と豚三枚肉の炊き合わせ、たまり漬「七種刻み合わせ・だんらん」、メシ、豆腐とオクラの味噌汁
昼飯 「味彩たむら」の日替わり弁当
晩飯 “TIO PEPE”2種のサラダパンロールキャベツ“Petit Chablis Billaud Simon 2015”桃のケーキ、”Old Parr”(生)

2017.8.24(木) 僕にしては繁忙

9月14日から19日までの6日間、新宿の髙島屋で出張販売をする。その案内ハガキの宛先は今週中に特定するよう、事務係のカワタユキさんには頼まれていた。よって長男と事務室を離れ、9時に4階の食堂へ行く。この仕事は精密さを要求されるため、矢鱈に電話がかかったり、あるいは不意に人の訪ねてくる環境では、できないのだ。

先ずは、今回、ハガキをお送りする範囲をざっくりと決めて長男は階下へと去った。僕はその検索条件式に従って、顧客名簿からお送り先を特定する。この職人作業には小一時間ほどもかかった。

午後は事務室隣の研究開発室に入り、ワインらっきょう”rubis d’or”のためのワインを調合する。今日はこの仕事に臨んで、ここ10年のあいだ守り続けて来た方法の一部を変えてみた。結果が同じなら、能率は高いに越したことはない。

夕刻には先日、四谷の酒問屋「鈴傳」から届いた4合瓶12本をコンピュータにデータ化する。これらは、僕が書記と酒の取り寄せ係を務める「本酒会」で、今から初冬にかけて飲む日本酒である。

19時15分を過ぎたあたりで、在庫しておいた2本に「鈴傳」の2本を加えてトートバッグに納める。そして今月の「本酒会」が開かれる「食堂ニジコ」を目指して日光街道を下る。


朝飯 切り昆布と豚三枚肉の炒め煮、揚げ湯波と小松菜の炊き合わせ、納豆、万願寺唐辛子の網焼き、生のトマト、胡瓜のぬか漬け、たまり漬「七種刻み合わせ・だんらん」、メシ、豆腐と玉葱とレタスの味噌汁
昼飯 「とりや」のわかめラーメン
晩飯 「食堂ニジコ」のあれやこれやそれや醤々麺とスープ、4種の日本酒(冷や)

2017.8.23(水) 公園の蝉

窓から青い空が見える。今日の東京は猛暑と、ウェブニュースは報せていた。しかし外へ出てみれば、暑さはそれほど感じない。岩崎の屋敷の欅から、行く夏を惜しむように、ひぐらしの大音声が降ってくる。しばらく歩いた先の切り通し公園では、地面に墜ちた油蝉が、最後の声を振り絞って身を震わせている。

治療に治療を重ねた奥歯の具合が悪くなり、地元のかかりつけの歯医者に行くと、これ以上の治療は無理と、入れ歯を薦められた。入れ歯は何としても避けたい。そこで大井町にある親戚の歯医者を頼った。「入れ歯の必要などはまったくない、ここからでも治療は充分に行える」と、いまだ若いソーマ先生は、その歯にセラミックのクラウンをかぶせてくれた。仕事は僕が経験をしたことのない精密さで、治療を終えると、舌で探ってみても、一体全体、どの歯を治してもらったのか分からないほどの出来の良さだった。

以降、僕はこのソーマ歯科室を定期的に訪れている。ところが「次は夏ごろに来てください」と言われた昨春以降は忙しさに紛れ、否、別段、大して忙しかったわけではないものの、約束の日から遂に1年が経ってしまった。そして今日はようよう、きのう一昨日とおなじ大井町の駅から1キロほどを歩き、1時間ちかくをかけて、歯の点検と清掃をしてもらった。

僕の歯は良く磨けていて歯周病も無いと、先生には褒められた。自慢ではないけれど、というかこのようなことは自慢にもならない、僕は歯は1日に1回、入浴のときにしか磨かない。ただしモノを食べるたび、あるいは機会のあるごとにリステリンで口をゆすいでいる。それが僕の歯の丈夫さに繋がっているのかどうかは知らない。

いろいろと懸案のことが目の前にぶら下がっているため、寄り道はせず、北千住11:12発の下り特急に乗って昼すぎに帰社する。


朝飯 「モスカフェ」のトーストとアイスコーヒーのセット
昼飯 「大貫屋」のチャーハン
晩飯 “TIO PEPE”トマトとブラックオリーブのサラダパングリーンアスパラガスのソテーを添えたカジキマグロのマッシュルームソース“Petit Chablis Billaud Simon 2015”オレンジケーキ、”Old Parr”(生)

2017.8.22(火) 東京MG(2日目)

きのうの第3期では、僕は42名中の上から2番目の売上高を記録した。そのことにより、今朝の第4期は、AからG卓までの最上卓A卓に加わることになった。戦略はきのうの第1期で立てた通り。戦術は、第2期からの発展形である。

その戦略と戦術をここで説明せよ言われれば、僕が囲碁の解説を聞いても宇宙語にしか感じられないとおなじく、おおかたの理解は得られないだろうから詳述はしない。

昨夕に引き続き、西順一郎先生による利益感度分析の講義から第4期の経営計画を完成させ、いよいよ第4期の勝負に入る。期中は順調に販売個数を伸ばし、結果は損益分岐点比率85パーセント、経常利益は65円。自己資本は325円に浮上した

借り入れ可能枠を一気に拡大して、第五期が始まって間もなく、大型機械を購入する。創業以来2名だった社員を5名に増やす。以降は材料購入、製造、入札を粛々とこなすだけだ。しかしいかんせん、この陣容では固定費が跳ね上がる。何とか黒字にすべく、資金繰り表の最後の5行はすべて販売に充てる。

最終行、親で販売を宣言した僕は、しかし麻雀でいえば下家のオネーサンに1円差で入札に負け、複数個を売る予定が1個しか売れなかった。結果は損益分岐点比率104パーセント、経常利益はマイナス24円。自己資本は296円に沈んだ。「あと2個売っていれば…」の、鼻差の負けである。それでも今回のゲームは色々と示唆に富むものだった。この2日間で得られた感触は、9月の日光MGでも確かめるつもりだ

脳を使った後は、ひとりで静かに過ごしたい。浜松町で小酌を為し新橋の知った店に立ち寄る。そして甘木庵に戻って早めに就寝する。


朝飯 「小諸そば」のかき揚げそば、ライス
昼飯 MG会場の弁当
晩飯 「秋田屋」のあれこれ、高清水(冷や)

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上澤卓哉

上澤梅太郎商店・上澤卓哉

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