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お買い物かご

清閑 PERSONAL DIARY

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2019.6.10(月) 食べ物の味

ウチのらっきょうのたまり漬は現在、6種類が揃っている。定番の「らっきょうのたまり漬」よりも「日光味噌のたまり」を浅く仕上げた「浅太郎」、その逆に深めに仕上げた「黒太郎」、定番に唐辛子を加えた「ピリ太郎」が、むかしながらのそれとは明確に風味を異にしている3種だ。

一方、たまりによる仕上げは定番と変わらないものの、原材料に栃木県産の大玉を用いたのが「つぶより」、おなじ栃木県産でも小粒ばかりを選別したのが、この初夏からの新製品「小つぶちゃん」である。

この「小つぶちゃん」を含めて10点ほどの商品撮影が本日、南青山のスタジオで行われる。今年は年の初めから何かと忙しく、その繁忙は現在まで尾を引いている。「撮影はお任せで良いんじゃないの」と言う長男に「誰かが立ち会わなくちゃダメだ」と僕は答えた。カメラマンやデザイナーだけでは判断に迷うことが、商品の撮影には必ずつきまとうからだ。

撮影は13時から始まって、予定より2時間も早い14時に完了した。素早い仕事ぶりはカメラマンやデザイナーの好判断によるものだが、いささかは撮影の合間における、僕の助言も関係しているはずだ。

ところで定番の「らっきょうのたまり漬」、「栃木県産つぶより」、おなじく栃木県産の原材料による「小つぶちゃん」を試食してみると、今に限っては新商品の「小つぶちゃん」が圧倒的に美味い。ご来店のお客様は、ぜひ、お買い求めください。そしてウェブショップのお客様は、これがウェブショップに登場する日を楽しみにお待ちください。「今に限っては」としたのは、食べ物の味とは川を流れる水と同じく、常に移ろう一期一会のものに他ならないからです。


朝飯 納豆、巻湯波の淡味炊き、細切り人参の炒り煮、鰯の土佐煮、「なめこのたまり炊」によるなめこおろし、胡瓜のぬか漬け、生のトマト、メシ、揚げ湯波とレタスの味噌汁
昼飯 「上島珈琲店」のミックスサンド、コールスロー、コーヒーのセット
晩飯 「焼肉ランド・マルタケ」のあれやこれやそれや、ほかあれこれ。チューハイ、それを濃くするための「焼酎だけ」


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2019.6.9(日) 今夜はiPhoneに頼ってみた。

ある結婚式に呼ばれて席に着き、いよいよ新郎新婦の入場を司会が宣言したからデジタルカメラを取り出すと、記憶媒体が入っていないために写真を撮ることができない。そこで「だめじゃないか」、「いやいや、最後に使ったのはあなたでしょ」と、そのめでたい席で喧嘩を始めた夫婦を知っている。人のことは嗤えない、僕もしばしばおなじことをやらかすからだ。

ことしの3月8日、宋胡録の窯跡やシーサッチャナーライの遺跡を探索した日の日記に画像が極端に少ないのも、持参したカメラにSDを入れ忘れたことによる。「だったらスマートフォンに肩代わりをさせれば良かったではないか」と言われれば、そのときにはその気にならなかったのだ

きのうは満席と伝えられた料理屋に、今日はすんなりと予約が通った。よって夜は家内と長男との3人で、南宇都宮駅ちかくの倉庫街へとおもむく。そして地元の蔵による温め酒を含みつつ、上出来の先付と前菜をこなす。酒も予想外に美味い。次は椀物。と、ここで”RICOH GRD”の内蔵メモリが尽きたことを知る。

雨の、元は倉庫だった店の屋根を叩く音が強くなる。低く流れる「クレオパトラの夢」のピアノがバド・パウェルによるものか否かは、その雨の音と酔いにより分からなかった。


朝飯 雑炊、焼き鱈子、じゃこ、塩鮭、胡瓜のぬか漬け、野沢菜漬け、たまり漬「おばあちゃんのホロホロふりかけ」、なめこのたまり炊
昼飯 ラーメン
晩飯 「了寬」のあれやこれやそれや。「四季桜酒造」の「黄ぶな」(燗)


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2019.6.8(土) 夕食を終えても空はいまだ明るい。

バンコクには、他の多くの都市とおなじく、交通の要衝がいくつかある。高架鉄道の駅とチャオプラヤ川最大の桟橋が重なり合うサパーンタクシンも、そのひとつだ。そこから歩いて数分のところにある中級のホテルに、僕は年に1、2度はかならず泊まる。

「当ホテルも参加!注目の楽天スーパーSALEのご案内です」という表題のメールが、きのうの18時09分に、楽天トラベル内のそのホテルから届いた。「すわ、早まったか」と、即、そのメールを開いて内容に目を走らせる。秋の予約を、僕は4月の下旬に済ませていたのだ。

「楽天スーパーセールで売るんだから、お客には断然、得はずだよ」と感じさせるその営業メールにあった条件は「レイトチェックアウト16時確約で2,018.44バーツ/円参考価格:約6,992円」というものだった。

取り急ぎ、4月に受け取った受注確認書を開く。するとそこには「レイトチェックアウト18時確約で1,942.74バーツ/円参考価格:約6,800円」の文字があった。よって「なんだ、何でもねぇときの予約の方が、2時間も長くいられて値段も安いじゃねぇか」と、大げさに言えば胸をなで下ろした。

ここで楽天市場の弁護をすこしばかりするならば、このホテルに限っては、楽天トラベルから予約をするのがもっとも条件の良い気がする。


朝飯 細切り人参の炒り煮、焼き鱈子、巻湯波の淡味炊き、長芋のすり下ろし、納豆、蕪と胡瓜のぬか漬け、たまり漬「おばあちゃんのふわふわ大根」、メシ、揚げ湯波と蕪の葉の味噌汁
昼飯 カレーライス、たまり漬「おばあちゃんのホロホロふりかけ」、らっきょうのたまり漬
晩飯 「コスモス」のトマトとモッツァレラチーズのサラダマカロニグラタンドライマーティニ、”TIO PEPE”


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2019.6.7(金) 模型なら持っている。

人に借りた古いフェラーリ、それはまさか250GTOや275GTB4ではなかったと思うが、それを街で流しつつ2度の接触事故を起こした。降りて確認をすると、左右の赤いフェンダーには凹みや擦過傷ができていた。「さて、どうしたものか」と僕は考えている。

2番目の夢は、丸みを帯びた背の高いグラスの、カスタード色を帯びた飲物が消費者の爆発的な支持を受けて、一大カフェ王国を築いた人についてのもの。

3番目のそれは、隨分と前に亡くなったはずの古典車修復家バンノーセーイチさんが、僕の持つ車両運搬車を借りに来ながら「サーキットには相棒のチャコと行く」と、見覚えのある褐色の顔に目を大きく見開いて告げる。それに対して「だったら僕はEBエンジニアリングのタシロジュンイチさんの自家用車で現場に向かいます」と答えている場面。

この3つの夢から覚めて、腹のあたりにあったiPhoneを拾って見ると、時刻は4時52分だった。ディスプレイには小西得郎についてのウィキペディアのページがいまだ開いていた。なぜ小西得郎かといえば、きのう寝る前に「キューポラのある街」のことを思い出していたからだ。過去に観たうち最も好きな映画は、浦山桐郎の「キューポラのある街」、2番目は小栗康平の「泥の河」、3番目はベルトリッチの「シャンドライの恋」かも知れない。


朝飯 細切り人参の炒り煮、鰯の土佐煮、蕪の葉と油揚げの甘辛煮、茄子とピーマンの「日光味噌梅太郎赤味噌」炒り、納豆、蕪のぬか漬け、たまり漬「おばあちゃんのふわふわ大根」、らっきょうのたまり漬、メシ、豆腐とピーマンの味噌汁
昼飯 「ふじや」の野菜麺
晩飯 担々風のつゆで食べる釜揚げうどん、胡瓜のぬか漬け、芋焼酎「白金乃露」(ソーダ割り)


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2019.6.6(木) ナツノクモ

道の駅「日光街道ニコニコ本陣」に明朝一番で納品すべき品は、既に冷蔵庫に収まっているか、それを確かめるため、夕刻、製造現場へ行く。そしてそこから戻る途中、妙な音に気づく。サイレンのようではあるけれど、いやに間延びしてなかなか収まらない。その音は、事務室に近づくに連れ弱くなる。よってふたたび製造現場に引き返して耳を澄ます。音はやはり、火事を報せるサイレンだった。

消防団の一員である長男の姿は、既にして無かった。僕はそのまま事務机に着いて、今月の、明日以降のことについて考える。しばらくすると「いつ戻れるか分からないので…」と長男から電話が入り、今日の閉店後に彼がすべきだったことを僕が肩代わりすべく、あれこれ聞きつつそれを箇条書きにする。

店の駐車場に出ると、空の東から南のそこここに、夏の雲が沸き上がっていた。一斉に出動した民間の消防車は、早くも続々と街なかに戻りつつある。

社員たちが家路に就き、家内が金銭登録機の記録と現金をつき合わせているところに、普段着に着替えた長男が帰ってくる。火事は農家の納屋のボヤで、消防団が放水をするまでもなく、消防本部がそれを鎮火させてくれたという。納屋の火事の原因はほとんど、古くなった電線の不具合あるいはタバコの不始末によるものらしい。


朝飯 鰯の土佐煮、細切り人参の炒り煮、蕪の葉と油揚げの甘辛煮、大根おろしを添えた厚揚げ豆腐の網焼き、茄子とピーマンの「日光味噌梅太郎赤味噌」炒り、胡瓜と蕪のぬか漬け、たまり漬「おばあちゃんのふわふわ大根」、らっきょうのたまり漬、メシ、蕪と蕪の葉の味噌汁
昼飯 「食堂ニジコ」の冷やし中華(1.5玉)
晩飯 「大昌園」のあれやこれやそれや麦焼酎「田苑シルバー」(ソーダ割り)


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2019.6.5(水) 梅雨は雷に始まり雷に終わる

いま使っているレッツノートは、買ったときこそ高かったものの、歴代のコンピュータにくらべて3倍は長持ちをしているから、それを考えれば異常に安い。このレッツノートの左クリックボタンが今朝から、押すたび、これまでとは異なる音を発するようになった。

この部分の修理は、2014年3月7日と2017年9月21日に受けている。そのどちらにおいても秋葉原の「LUMIX & Let’s note修理工房」は、クリックボタン周りを交換する価格で、キーボードまで真新しくしてくれた。頑丈であること、また午前に実機を預ければ午後には修理の完了する工房が東京の真ん中にあることを考えれば、パナソニック製のコンピュータから離れることは考えられない。

「左クリックボタンは、いまだしばらくは使えるだろう。しかし大事を取って、早めに交換しておこう」と、修理工房のウェブページを開く。そして慣れた手順で申込みを進めていくも、今回に限っては何だかおかしい。入力の途中で振り出しに戻る、いわゆる「ループ」の状態に陥ってしまうのだ。

よって工房に電話を入れて調べてもらうと、その「ループ」は、僕の機械が修理の可能な期限を過ぎて、部品の供給も途絶えていることにより起きていることが分かった。残念ではあるものの、2011年8月4日に手に入れて以来、事務机と自宅のテーブルを毎日、行ったり来たりする以外にも、辺境も含めてインドシナや赤道直下に23回も運ばれたことを思えば、そろそろ潮時だろう。即、新しい機種の選定に入るよう、外注SEのシバタサトシさんにメッセンジャーでメールを送る。

ここで時刻は17時50分。閉店の準備にかかるべく席を立とうとしているところに、いきなり大きな雷鳴が轟く。それと同時に雨の音も聞こえてきた。店の中には買い物を終えた女性がおひとり。その、本日最後のお客様のお車は、店から7、8メートルほどのところに駐めれている。走ってもずぶ濡れになることは免れられない。お客様には「どうせ古い安物ですから」と、傘を差し上げた。

雨は20分の後に嘘のように上がった。西の空からは日さえ差しはじめている。40年ほども前に読んだ吉行淳之介の「驟雨」は、甘木庵から長男が自分の部屋に移したはずだ。「久しぶりに読んでみようか」と考える。


朝飯 鰯の土佐煮、茄子とピーマンの「日光味噌梅太郎赤味噌」炒り、大根おろしを添えた厚揚げ豆腐の網焼き、蕪の葉と油揚げの甘辛煮、納豆、胡瓜のぬか漬け、たまり漬「おばあちゃんのホロホロふりかけ」、らっきょうのたまり漬、メシ、蕪と蕪の葉の味噌汁
昼飯 サンドイッチ、コーヒー
晩飯 いただいた新玉葱による冷たいポタージュ業務用スーパーの小麦粉をこねて焼いたパン「小間切れか挽き肉にしかならない」と肉屋の店主が言う部位の牛肉の赤ワイン煮、グリーンアスパラガスのソテー、マッシュドポテト、”Bricco Manzoni Barolo Silvio Grasso 2013″、底が焦げ焦げのプリン、”Old Parr”(生)


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2019.6.4(火) なまけ者

おとといの日記を整えて「公開」ボタンをクリックし、更にきのうの日記を完成させても時刻はいまだ4時52分。なにか、とても余裕のある時間の感覚だ。早寝早起きだからこそ感じられるこの余裕は、しかし僕のナマケ癖による。勤勉な経営者であれば、夜は寝技足技のロビー活動に専心するだろう。朝は道の草むしりくらいするだろう。

それはさておき、この日記を制御するワードプレスの編集画面に、今朝は「公開済み」として1,005の数字があった。「とすれば…」と、この日記をドリームウィーバからワードプレスに乗り換えて1,000日目の日記を目で追うと、それは先月28日の「遅い昼食」と知れた。

先おととい、きのう、今日と、amazonから古書が届く。きのう封を切った、2013年4月26日発行の岩波文庫は帯付きで新品同様だった。今日の昼に郵便で配達されたそれは、ページを繰ると、予想外に素晴らしい内容だった。この2冊を僕は、今月の下旬におもむくバンコクへ持参するかも知れない。

4時53分から5時45分までは、先おとといに届いた本を拾い読みして過ごす。それからおもむろに、今朝の味噌汁の準備に取りかかる。


朝飯 きのうの夜に残した鯛のかぶと煮、納豆、茄子とピーマンの「日光味噌梅太郎赤味噌」炒り、牛蒡と人参のきんぴら、蕪の葉と油揚げの甘辛煮、胡瓜のぬか漬け、たまり漬「おばあちゃんのふわふわ大根」、らっきょうのたまり漬「やさしあげ小つぶちゃん」、メシ、揚げ湯波とピーマンの味噌汁
昼飯 「食堂ニジコ」の冷やし中華(1.5玉)
晩飯 ジャガイモと缶詰の鯖とらっきょうのたまり漬のサラダスパゲティナポリタン“Petit Chablis Billaud Simon 2016”


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2019.6.3(月) 今さらそんなことに気づいたのか

「酒は3合まで」と決められている焼鳥屋にむかし、人に連れて行ってもらったことがある。「しかし2合も飲めば充分だ」と、その人は言った。僕も同感である。

夜は、僕としては珍しく、燗をつけた日本酒の飲みたい気分になった。ウチの冷蔵庫の野菜室は、製造会社が意図したことだろう、酒の四合瓶やワインの750ccのボトルが立てて置ける。そこから飲みさしの日本酒を引き抜く。残りは2合と5勺ほどだろうか。

その酒を、溢れさせないよう慎重に徳利に注いでいくと、2合ほどでちょうど良いところまで来た。徳利はミルクパンの水に胸のあたりまで沈め、コンロに置く。

2合ほどと思われるその徳利の中身は予想外に早く干された。瓶に残された5勺は、燗を付けるにはいかにも少ない。よってそれについては冷やで飲むこととして、瓶から直に猪口に注ぐ。

「2合も飲めば充分だ」という意見には同感するも、日本のおかずは日本の酒を隨分と進捗させる。「今さらそんなことに気づいたのか」と嗤われれば頭をかくしかない。そして入浴をして21時が来る前に寝室に入る。


朝飯 人参と蓮根のきんぴら、鮭の昆布巻き、茄子とピーマンの「日光味噌梅太郎赤味噌」炒り、油揚げと蕪の葉の甘辛煮、納豆、胡瓜のぬか漬け、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、メシ、キャベツの味噌汁
昼飯 「ふじや」の冷やし味噌ラーメン
晩飯 人参と蓮根のきんぴら、もずくの酢の物、蕪と胡瓜と生姜の浅漬け、塩らっきょう、煮穴子のだし巻き玉子、鯛のかぶと煮、「笑四季酒造」の「赤い糸・吟吹雪」(燗)、同(冷や)、メロン


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2019.6.2(日) クリーン大作戦

日光市今市で没した二宮尊徳にちなんで、むかしは「二宮デー」と呼ばれていた勤労奉仕の日が、いつの間にかクリーン大作戦と名を変えたのだろうか、とにかく今日は、朝7時から町内の掃除をすることになっている。しかし1979年1月の、マドリッドからトレドに至る街道とは異なって、ゴミはそうそう落ちていない。僕は小さな鎌とホウキ、それに特大のチリトリを持って日光街道と会津西街道の交わる春日町の交差点に入り、車道と歩道のあいだに生えた雑草を根元から掘り出す。

特大のチリトリとはいえ草の量は多く、一度には収まらない。よって最初のそれは会社の敷地内にある、日の当たる一角に置く。そうしておけば、数日後には水気を失って小さくなるだろう。そしてふたたび交差点に戻り、次に掘り出した雑草は、チリトリに載せたまま町内の公民館へと向かう。

ゴミの集積場になっている公民館の外には、先月「アルペンルート横断!! 雪の大谷ウォークと金沢兼六園」の旅行を共にした役員の面々が揃っていて、奉仕に参加をした人たちにペットボトルのお茶を配っていた。そこで僕もお茶をもらい、しばらくの立ち話の後に会社へ戻って開店の準備に取りかかる。


朝飯 鮭の昆布巻き、冷や奴、生のトマト、ベーコンエッグ、納豆、たまり漬「おばあちゃんのふわふわ大根」、らっきょうのたまり漬、メシ、大根の葉と若布の味噌汁
昼飯 「大貫屋」の醤油チャンポン
晩飯 冷や奴の「日光味噌のたまり浅漬けの素・朝露」がけ、冷やしトマト、ほうれん草の胡麻和え、茄子と大根と蕪の葉のぬか漬け、油淋鶏、”GILBEY’S VODKA”(ソーダ割り)、エクレア、”Old Parr”(生)


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2019.6.1(土) やさしあげ小つぶちゃん

東の空に細い月が出ている。旧暦4月28日の月だ。時刻は3時59分。夏至は3週間の後に迫っている。日本気象協会のウェブページによれば、昨年、関東甲信地方は6月6日に梅雨入りをし、6月29日に梅雨明けをしたという。梅雨には極端な大雨の降ることなく、また雨は、できれば夜に降って明け方には止んでいただきたい。

「らっきょうの生育はまずまず」などという記事が業界紙に載った後で、その大生産地、つまり九州南部に大雨の降ることが珍しくない。「50年に1度」とか「観測史上初」というような天気に関する報道が、ここ4、5年は毎年のように繰り返されている。らっきょうのたまり漬の原価は、この10年で200パーセントの上がりようである。

それはさておき先日、栃木県産のらっきょうから小玉のみを選び、日光味噌のたまりに漬けた試作品を味見して大いに驚いた。そして「オレの経験上、もっとも美味い、らっきょうのたまり漬だよ」と、思わずことばを洩らした。その「やさしあげ小つぶちゃん」が、今日から店の冷蔵ショーケースに加わった。お客様には、どれほど買っていただけるだろうか。


朝飯 雑炊、野沢菜漬け、塩鮭、塩昆布、焼き鱈子、じゃこ、たまり漬「おばあちゃんのふわふわ大根」、同「ホロホロふりかけ」
昼飯 ラーメン
晩飯 大豆とこんにゃくの「日光味噌のたまり浅漬けの素・朝露」ひたし、”TIO PEPE”、鯛のイタリア風刺身トマトと浅蜊のスパゲティ“Petit Chablis Billaud Simon 2016”2種のアイスクリーム、”Old Parr”(生)


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上澤卓哉

上澤梅太郎商店・上澤卓哉

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